迫桜生の活動報告
シクラメン販売会
アグリビジネス系列の生徒が栽培しているシクラメンの蕾みから,次々と花が咲き始め,11月27日(土)に販売会を実施しました。ハウス内の密を避けるために,整理券を配布しての販売会となりました。毎年楽しみにしている常連の方々も葉や花の形に満足して購入してくださいました。
鮮やかなピンク,紫,赤,白など多彩な色の花を見て「思わず目移りしてしまう」などの声がありました。ひとつだけでなく,複数の鉢を多くの方に購入していただきました。
販売実習に当たっては,接客・会計・包装などの対応は貴重な学習になっています。来場していただきましたお客様には感謝を申し上げ,またお越しくださいますようお願いしました。
花の縁がひらひら波打っている人気のフリンジタイプやバタフライタイプと多彩な色・形を備えています。12月いっぱい販売しています。平日は9:30~16:00までとなっておりますので,是非お越しください。
宮城県高校写真展
祝
宮城県高校写真展 3年連続優勝
写真部 5年連続全国総文出場
3名がとうきょう総文2022出場へ
11月3日(水)~7日(日)に宮城県美術館において宮城県高校写真展が行われ、本校写真部が三年連続で総合優勝しました。さらに金賞を受賞した二年佐藤里奈さん(金成中出身)、佐々木珠さん(栗原南中出身)、一年安部陽菜さん(佐沼中出身)の三名が、来年東京都で行われる全国高等学校総合文化祭(とうきょう総文2022)に出場することが決定しました。写真部としては信州総文2018、さが総文2019、こうち総文2020、紀の国わかやま総文2021に続き5年連続の全国高等学校総合文化祭出場となります。また、出場した写真部生徒8名が入賞を果たすこともできました。全国総文出場が決まった佐藤さんは「これからも全国大会で入賞できるような作品を撮っていきたい」と抱負を語ってくれました。とうきょう総文での入賞、6年連続となる全国高等学校総合文化祭(かごしま総文2023)出場を目指し、頑張ってほしいです。
情報モラル教育 ~若小出前授業~
2年次「情報処理」の選択者31名が3班にわかれて「情報モラル」について若柳小学校5年生を対象に出前授業を行いました。授業の中では,インターネットで情報を流す場合の注意点として写真などから個人情報が流出する事例などを紹介しました。写真からなぜ個人情報が流出するのかという質問が多くでました。本校生徒は疑問に答え,犯罪に巻き込まれないように注意を促しました。
また,インターネット利用の課金トラブルについて,ゲームでの具体的な事例をあげながら,
お金に関わることは必ず保護者に相談する必要性を伝えました。
SNSは、ソーシャルネットワーキングサービス(Social Networking Service)の略で、登録された利用者同士が交流できるWebサイトの会員制サービスのことです。身近で便利なコミュニケーション手段ですが,最近ではアカウントの不正利用や,知り合い同士の空間であるという安心感を利用した詐欺やウイルス感染の被害に遭うことなどの事例をあげ理解を深めてもらいました。まとめとして,出前授業で学んだことを生かして,振り返りシートに記入をしました。わからないことについては,高校生が先生となって質問に答えながら個々に対応しました。
地域交流事業 若柳小サツマイモ掘り体験
地域交流事業として若柳小学校1年生を対象に食や農業の大切さを知ってもらうために「サツマイモ掘り」体験を実施しました。
友達と協力しながらサツマイモの茎周辺をスコップで堀り,芋に傷がつかないように慎重に取り組んでいました。1つの芋を発見すると手で周辺を掘り,次々と収穫しました。喜びと歓声が飛び交いました。
イモ掘りの順番が来るまでに,トラクタの運転席に座り記念撮影をしました。地域でよく見る機械ですが,運転席に座りハンドル・レバーを触るのは初めての児童が多かったようです。
「サツマイモ〇✕クイズ」ではサツマイモの種類や育て方に関するクイズを出題し,大いに盛り上がりました。このクイズで学んだサツマイモに関する知識を家族のみんなにクイズを出題したり,イモ掘りの感想などを話したりしてほしいと思いました。
若柳公民館図書移動ボランティアについて
11月6日、7日の2日間にわたり、3年次生7名、2年次生3名で若柳公民館新築移転に伴う若柳図書館の図書・蔵書梱包の手伝いをしてきました。子どもの頃に読んだ絵本から、児童図書、小説、辞書、図鑑まで、大きさはいろいろでした。
はじめは本への思いを寄せながら作業をしていましたが、徐々にその過酷さに気づき、後半は汗をかきながら黙々と作業を行ってきました。
若柳図書館の図書をほぼ箱詰めすることができ、新しい図書館でそれらの本に出会えることを楽しみに作業を終了しました。皆さんお疲れ様でした!
花壇植栽(金成インター)
栗駒国定公園の主峰である栗駒山の紅葉時期も後半になってきました。まん延防止等重点措置が終わり車の往来も多くなってきています。春・夏の草花から冬に向けた草花に換えるために11月4日(木)若柳金成IC出口花壇の植栽をしてきました。
今回は,ハボタン・パンジーの植栽を行いました。ハボタンはブロッコリーやカリフラワーなどと同じアブラナ科の植物で寒さに強く、冬になると葉の中央が赤やクリーム、白、ピンクなどに色づきます。葉っぱが色づくと牡丹の花のように見えることから、名付けられました。パンジーは野生のスミレから交配されてできた花です。パンジーの流通は10月ごろから始まるため、上手に育てれば半年以上も開花します。寄せ植えや花壇など、様々な用途で植栽され、園芸には欠かせない草花です。
冬はスリップ事故も多くなることから「安全運転に気をつけてほしい」という思いを抱きながら植栽を無事終えることができました。
若柳小学校への金融教育出前授業
11月4日(木) ビジネス経済の授業一環として若柳小学校5年生対象に「金融経済教育」を実施しました。ビジネス経済を履修する2年次生徒が講師となって、お金を大切に、計画的に使うことの大切さについてのプレゼンテーションを行いました。
●支出と収入のバランス
例の中からバランスがとれているものは何か質問して、理想の家計バランスとは何かを考えてもらいました。
●旅行の計画を立てよう
支出と収入のバランスについて学んだあと、旅行の計画を立てました。
3つのコースから訪れたい場所、泊まる宿を選び,そのプランの費用を計算しました。
●旅費を得る
次に旅行に必要な費用を得るために,クイズや時間内に輪を作るゲームを行いました。この活動を通じて,収入を得る大切さを経験してもらいました。
●やりくりは大切
最後に、自分が得た収入と旅行の計画を照らし合わせて、コースの見直しを行いました。
自分が立てた旅行コースや予算と収入とをくらべることで,お金をやりくりすることの難しさと,計画的に使うことの大切さを実感してもらいました。
【土木】栗原×迫桜プロジェクト⑤
11月9日火曜日,5回目の現場施工です。いよいよ最終回です。
前回の記事はこちらをご覧ください。→【土木】栗原×迫桜プロジェクト④
前の週にかけていた養生を外したところです。かなりきれいに出来上がりました。
型枠を外していきます。端がかけないように慎重に行います。
輪留めを設置しました。「駐車スペース」という感じが一気に増しました。
段差に砕石を敷き、埋めていきます。作業も大詰めです。
これで完成です。仕上がりも満足のいくものになりました。
最後は全員で記念撮影です。
これまで栗原市職員の皆様や、はなやまネットワークの皆様など多くの方のお力添えにより、無事に工事を完了することができました。本当にありがとうございました。
【土木】栗原×迫桜プロジェクト④
11月2日火曜日,4回目の現場施工です。ようやく終わりが見えてきました。
前回の記事はこちらをご覧ください。→【土木】栗原×迫桜プロジェクト③
なんと、この日は河北新報の取材もありました。迫桜生の活動を取り上げていただけることは、とても光栄です。
前回、仮組した型枠の幅を決めていきます。生徒達の手つきもかなり様になってきました。
舗装材を型枠の中に敷き詰めていきます。顔つきはまるでベテランの職人のようです。
今回使用した舗装材は水で固まる材料なので、散水をします。
この後、1週間ほど養生をすれば、型枠が外せます。次回はいよいよ仕上げとなります。
【土木】栗原×迫桜プロジェクト③
10月26日火曜日,3回目の現場施工をむかえました。
前回の記事はこちらをご覧ください。→【土木】栗原×迫桜プロジェクト②
この日はあいにくの雨でした。ですが、作業日もあまり取れないので雨天決行です!
雨具に身を包み、前回の砕石敷き込み作業の続きからです。
必要な高さまで砕石を入れ、転圧をかけました。
「バカ棒」を使い、点検を行います。「バカ棒」と名前はついても、この方法は割と正確に、迅速に点検できます。
並行作業で舗装材用の型枠を作成していきます。mm単位までしっかり揃えます。
上下の面が合うように、シャコ万力を使って釘を打ちつけていきます。
この型枠が完成の良否を左右するので、協力して慎重に組み上げます。
仮置きしました。雨の中で進められる作業はここまでです。生徒達も雨の冷たさに負けず、黙々と作業を進めてくれました。
次回は型枠の中に舗装材を敷き詰める作業からです。
【土木】栗原×迫桜プロジェクト②
10月19日火曜日,2回目の現場施工をむかえました。
前回の記事はこちらをご覧ください。→【土木】栗原×迫桜プロジェクト①
まずは前回残っていた掘削作業から開始します。
隠れていたコンクリートを手作業で破砕し、必要な深さまで掘り進めます。
分厚いコンクリートをやっとの思いで取り除きました。
次に基準高になるまで砕石を敷き込んでいきます。この作業が意外と重労働。
地盤が強固なものになるように『転圧』をかけていきます。
時間の都合上、今回の作業はここまでです。次回は砕石敷き込み・転圧作業の続きからになります。
祝 20周年記念式典
10月8日(金)本校の創立20周年記念式典が挙行されました。本来であれば昨年度行われる予定でしたが,感染症予防のため今年の実施となりました。当日は遠藤副教育長・佐藤栗原市長ご臨席のもと静粛に式典が行われました。
迫桜高校は,前身である栗原農業高等学校と若柳高等学校の歴史と伝統,精神などを継承し,平成13年に新しい学校として開校しました。
生徒代表挨拶では生徒会長 2年 佐藤 真依さんから,これまでの20年を踏まえ,また一歩新しい歴史を刻むために迫桜生が一丸となって邁進する誓いのメッセージが伝えられました。
20周年記念講演として「まほらの歌 と 姫神/星 吉昭」と題して講師:姫神/星 吉紀 氏によりご講演をいただきました。
本校の校歌を作詞・作曲した星 吉昭の生い立ちと校歌「まほらの詩」に込められた思いなど校章と校歌から「未来へはばたく迫桜生」への応援メッセージを伝えられました。
姫神/星 吉紀 氏 岩手県在住
楽曲・合唱制作,オーケストラ編曲,楽曲提供,プロデュース,映像音楽
ゲーム音楽,CM音楽など多方面の活躍を展開
日ごろの音楽制作活動や演奏活動も映像で紹介。打ち上げ花火を演出する音楽も手掛けており、圧巻の映像を鑑賞した生徒は目を輝かせていました。
1年次ドリカムプラン発表会
9月17日ドリカムプランの発表会が行われました。総合学科である迫桜高校では「産業社会と人間」という科目があり、その中で、自分の進路について学習する時間がたくさんあります。高校生活の設計を立てるために自分の進路達成に向けた時間割を作成します。自分の進路達成に向けてこれからの高校生活・学習内容・資格取得・職業観などを作成するのがドリカムプランであり、生徒一人一人が自分の将来について考えます。
今回は各クラスの代表がドリカムプランの発表を行いました。迫桜ホールという大きな教室で大観衆のなかで発表するのは、さぞ緊張したことでしょうが、皆さん、堂々と自分の将来について発表していてとても素晴らしかったです。自分の夢を発表する、というのは恥ずかしい半面、クラスメートの夢を前向きに聞いたり話したりできる機会になり、発表会とても前向きなパワーに溢れていました。
ドリカムプラン発表会では夢実現に向けて、「なぜ迫桜高校を希望して、どのような学習をして目標を実現するか」「未来を達成するための挑戦」「将来を見据えて過去を振り返り、未来へ向かうために」など具体的な内容を話してくれました。話すことでより進路実現に繋がります。
ドリカムプラン発表会では夢実現に向けて、「なぜ迫桜高校を希望して、どのような学習をして目標を実現するか」「未来を達成するための挑戦」「将来を見据えて過去を振り返り、未来へ向かうために」など具体的な内容を話してくれました。話すことでより進路実現に繋がります。
【土木】栗原×迫桜プロジェクト①
現在,エンジニアリング系列土木では栗原市定住戦略室と連携し,「栗原×迫桜プロジェクト」と題し,活動しています。
内容は栗原市から移住・定住希望者向けに提供している花山地区のシェアハウスを迫桜生の手でリノベーションするというものです。
3年次生は,昨年から企画立案や企画のプレゼンテーションを行い,具体的な施工計画を検討するなどしてきました。
いよいよ現場施工に入る日が来ました。施工内容は「駐車スペースの整備」です。
10月5日火曜日,現場施工初日です。
まずは施工位置を出すために丁張(ちょうはり・目印になる)をかけていきます。
測量器械(オートレベル)を使い,高さの基準を出します。
並行作業でおおよその位置を掘り進めます。つるはしを振るう手,もだんだん握力が奪われていきました。
丁張に水糸を張り,目で見てすぐに位置と高さの基準がわかるようにしました。
掘削を進めて,はじめてわかった事実・・・。土の下にはすでにコンクリートが打ってありました・・・。ですが,ここまで来たら後には引けません。必要な深さまで掘り下げていきます。
この日の作業はここまでになりました。
次回は掘削作業の続きと砕石の敷き込み,転圧作業(締め固め)を予定しています。
続報をお待ちください。
令和3年度 就職試験激励会
令和3年度就職試験が9月16日より始まります。就職希望者を対象に校長先生より激励の言葉をいただき、試験に向けての対策を発揮することを誓い合いました。昨年度は試験が1ヶ月遅れで解禁査されました。今年度も昨年同様の環境ですが、例年通りの日程で試験が行われます。これまで先生方・友人と試験対策をして準備してきたことを思い出しながらがんばっていこうと,お互いに激励し合いました。
生徒を代表して及川博紀君から力強い言葉と大きな声での宣誓が行われました。
一人一人が希望した企業に就職できるようにと,及川君の言葉を噛みしめました。
試験対策と準備は大丈夫と思っていますが、何か不安。試験に臨む心構えと内定へのアドバイスを進路指導部長 千葉健太郎先生から話をいただきました。当日は高校生らしい態度で,「あいさつ」と「笑顔」を忘れずに,気を引き締めて,がんばってほしいと思います。
第45回全国高等学校総合文化祭
祝 第45回全国高等学校総合文化祭写真部門 優秀賞(全国6位)
7月31日から8月6日に「紀の国わかやま総文2021」が開催されました。本校からは県代表として写真部が参加しました。昨年と同様に新型コロナウイルス感染拡大が心配される中で,充分な予防策をとりながらの開催となりました。その様な中,全国から集まった優秀な作品を鑑賞できたことは,今後の活動への大きな刺激となりました。
今年は2年 工藤 花奈さんが 全国総合文化祭写真部門 優秀賞を受賞しました。
タイトル「呼 吸」
この「呼吸」という作品は,花が生き物として呼吸をしていることを表現しました。私たち人間は普段活動しているため,呼吸をしているイメージがありますが,植物の場合どう表現すれば写真で伝えることができるかを,考え表現した作品です。
全国総合文化祭写真部門には宮城県代表として本校からは下の写真(左から2年 佐藤 里奈さん,工藤 花奈さん,小野寺あゆみさん)が参加しました。全国からの精鋭が集う大会です。多くの作品を鑑賞することで,すばらしい作品に出合え,勉強することができました。また,和歌山県の自然や文化に触れながら,宮城県にない風景を体感でき,和歌山県を写真におさめることで部員にも総文祭や和歌山県のすばらしいところを紹介したいと考えています。
左の作品タイトル「時を織る」 中央の作品タイトル「無題」
「コロナ禍の中,感染対策を徹底した上で開催をしてくださった総文祭事務局・生徒実行委員の方々とあたたかく迎えてくだっさった和歌山県民の皆様に感謝申し上げます。来年度は東京都開催『とうきょう2022』に多くの迫桜生が参加し,活躍できるよう,今後も日々の活動に力を入れていきたいと思います。」
迫桜高校 アグリビジネス系列で栽培した農産物の提供・販売
迫桜高校をもっと知ってもらおうと、アグリビジネス系列で栽培したトマト・なす・ジャガイモ・玉ねぎなどを「トヨタカローラ宮城」に購入していただきました。古川店では来場者に限定プレゼンとして利用していただき、苦竹本店では「夏祭り」が行われ、縁日のなかで本校の野菜が紹介されていました。
「トヨタカローラ宮城 古川店」 大崎市古川穂波3丁目2−22
来場者にプレゼントを実施し、なすやトマトが人気があり、当日のみになるかも・・。など好評でした。店長さんからも、「また利用させてください」とお言葉をいただきました。
トヨタカローラ宮城アムシス苦竹店 仙台市宮城野区苦竹2丁目6-10
苦竹店 屋外夏まつり会場では屋台の大量出店!おいしいもの、雑貨、お土産品など、楽しいブースの中に迫桜高校アグリビジネス系列で栽培した野菜が来場者に振る舞われました。
野菜の販売だけでなく、本校の紹介もしっかりとしていただきました。本校で栽培された米なすは大きさと形の良さに来場者の皆さんはびっくりしていたようでした。
イベント初日大好評!! イベント途中で品物がなくなるのでは・・担当者はヒヤヒヤしながらイベント来場者に紹介していました。
コロナ禍において、改めてフレイルを考えてみる。
出口の見えないコロナ禍により、多くの方が自粛生活を余儀なくされていると思います。特に高齢者への影響は顕著であり、外出を控えすぎて、生活不活発による筋の萎縮・筋力の低下により、立ち上がり動作や歩行、階段昇降などの日常生活活動動作さらには精神面にも多大な悪影響があることは容易に推測されます。
福祉教養系列では地域の実態調査を実施しながら予防策を伝えるために7月15日(木)新山地区の高齢者を対象に実施しました。
コロナ禍で外部での実習ははじめて,生徒もコミュニケーションがうまくできるか不安な要素はあるようでした。しかしながら「孫がきた。」「孫じゃなくてひ孫でしょ!」などの声が飛び交い笑いが絶えない歓迎で,緊張もほぐれて自己紹介をさせていただきました。
お互いに感染対策を講じながら現在の健康状態・外出頻度・日中の過ごし方などアンケートに答えていただきました。
◎フレイルとは?=身体的問題(筋力の低下、動作の俊敏性低下、転倒リスク増加)、精神・心理的問題(認知機能障害、うつ、社会的問題(独居、経済的困窮)が複合的に密接し、健康と要介護のはざまの状態(=虚弱・老化)にあること。早期に介入して対策を行えば元の健常な状態に戻る可能性があるなど,授業で教わった内容を伝えました。
迫桜高校生徒が提案するタオルを利用した体操を紹介、当日参加していただいた高齢者の方々と一緒に実演しました。一人ではなくみんなで楽しく体操する喜びを感じながら4つ提案しました。
土木系列 現場実習
7月13日(火)エンジニアリング系列土木選択の2・3年次生33名を対象に「令和3年度現場実習」を開催いたしました。
今回の現場実習は宮城県建設業協会栗原支部の皆様にご協力いただき、実施されました。
最初の現場見学は花山ダム堆積土砂撤去工事を見学しました。
宮城・岩手内陸地震にみられるような自然災害により,ダム内に土砂が流入することで貯水量の低下や下流域の防災機能低下といった影響が考えられます。それらを未然に防ぐため,ダム機能の回復を目的とした工事です。
ICT建設機械による施工が実施されている現場でした。
ICT建設機械による施工が実施されている現場でした。
次に見せていただいたのは(仮称)栗原インターチェンジ道路改良工事の現場です。
本工事は東北自動車道とみやぎ県北高速幹線道路を直結させる(仮称)栗原ICを整備するものです。現在は工事用道路の整備を行っているとのことでした。
この現場ではドローンを用いた測量を行い,測量データを3次元化。さらにはその3次元データを重機へ取り込み,施工を行っているとのことでした。
ICTが土木の現場に導入されてきたことにより,以前よりミスが少なく,より安全に施工を行うことができるようになったというお話もありました。
その後,栗原建設会館へ移動し,昼食休憩を取りました。宮城県建設業協会栗原支部様にご用意いただき,おいしいお弁当をいただきました。
午後からは迫桜高校OB3名の方々から講話をいただきました。現在の仕事の内容,学生時代に学んでおけばよかったと思うことなど,ざっくばらんなお話をしていただきました。生徒も興味深く聞いていたようです。
最後に野口建設(株)様の機械ヤードにて体験実習をさせていただきました。
UVA(ドローン)の操作体験と連動しているカメラの映像をVR体験している様子です。現在の測量は徐々にドローンによる測量が主流になりつつあります。
バックホーやショベルローダーなどの建設機械の搭乗体験の様子です。ICT技術の発達が進んでいるとはいえ,まだまだ細かな技術の必要な世界です。実際に動かし,重機から降りてきた生徒は興奮した表情を見せていました。
トータルステーションやオートレベルを利用し,盛土丁張設置実習を行いました。
2年次生は器械に触れたことがある程度だったので,多くの生徒が悪戦苦闘していました。
3年次生は説明を聞くと,悩みながらもなんとか対応できていたようです。
お忙しい中,ご対応いただきました宮城県建設業協会栗原支部の皆様,本当にありがとうございました。生徒にとっても,とても刺激になる一日でした。
今後も地域企業の皆様と連携した活動をより多く行えればと思います。
写真部の地域連携活動
昨年度に引き続き、コロナ感染拡大により展示や観覧を控えることが多い中、生徒の作品を多くの方に見ていただくために展示の機会と場所を模索していました。CSR活動(Corporate Social Responsibilityの略語:地域貢献活動)をしたご縁があり、「トヨタカローラ宮城」様に相談したところ築館店のご理解とご協力をいただき、今年度より写真部生徒の作品を店内に展示していただくことになりました。
「トヨタカローラ宮城 築館店」 栗原市築館字留場桜22
店内に入ると正面左側に写真部の作品4点が展示されています。
今回は宮城県高文連写真展のために撮影した写真を中心に展示しました。
早速、卒業生や部員の保護者などが来場していますが、一般のお客様からも好評をいただいているとのことです。トヨタカローラ宮城に高校生の作品が展示されていることは意外な組み合わせでありますが、今後も地域性があるものや撮影技術を凝らした作品などを展示していきたいと思います。
それぞれの作品には撮影者の氏名やコメントなども掲載されています。写真のこだわりや撮影ポイントなどを見ていただいて、撮影者の意図を考えるのも面白いと思います。今後も継続して展示していきますので、次回をお楽しみに!!