迫桜生の活動報告

【福祉教養系列】 令和5年度若柳支部福祉向上研修会での活動報告

 2月21日(水)に若柳総合文化センターにて令和5年度若柳支部福祉向上研修会が行われました。当日は、170名を超える地域住民の方と共に、本校、福祉教養系列の生徒も一緒に参加しました。その中で、『今後の地域づくりと自分はどう生きたいのか』をテーマに公開座談会が行われ、福祉教養系列を代表して3名の生徒が、ドリカムⅢで行った2つのテーマについての活動報告をさせていただきました。地域住民の方からは「迫桜高校生が頑張っている話が聞けて嬉しい」「若者が地域の将来について考えてくれて嬉しい」「今後の未来を担う子どもたちを地域全体で支えたい、応援したい」という感想をいただきました。また、参加した生徒は、今後の展望について聞かれ、「今回のドリカムでの調査や本研修会に参加して『心のバリアフリー』が大切であるということを改めて実感したため、今後もこれを忘れずに励んでいきたい」「高齢者は守らなければいけないという考えではなく、共にできることを見つけ、一緒により良い地域を作っていきたい」という意見を述べました。

 今回は発表する機会を与えていただいた他、多くの応援の言葉をいただき、本当にありがとうございました。今後も、地域の方々にご協力をいただきながら学びを深めていきたいと思います。

 

図書館「ひな人形展」開催

 二十四節気の「立春」が過ぎ、暦の上では春を迎えました。

 この時期、迫桜高校図書館では毎年恒例の「ひな人形展」を実施しています。

 展示している「ひな人形」は、昭和15年に第8回生卒業記念品として若柳高等女学校に寄贈されたものです。

 平成13年に、若柳高校と栗原農業高校の2校が再編によって宮城県迫桜高等学校となりましたが、80年以上の長きにわたり大切に受け継がれてきました。

 毎年たくさんの生徒を見守ってきたひな人形をご覧いただき、一足先に春を感じてみませんか。

 

くりはらジョブフェア2024 参加

  2月6日栗駒みちのく伝創館で開催されました「くりはらジョブフェア2024」に、本校1・2年次の就職希望生徒約120名が参加。栗原市内に事業所を有する約50社がブースを設け、生徒は各事業所を設定された時間で訪問しました。

  栗原登米地区・大崎地区の高校から集まった生徒は全体で約200人。各企業ブースでは担当者に会社紹介・仕事の内容・仕事の魅力などを丁寧に教えていただき、熱心にメモを取る姿が見受けられました。2年次の生徒は入社試験まであと半年。この時期にこのようなガイダンスに参加したことで一段と就活生としての「ギア」が上がった様子。1年次の生徒も真剣に取り組む先輩の姿を目の当たりにしたことで、自分の近い将来をイメージできたのではないでしょうか。

 

【工業科】みやぎクラフトマン21事業成果報告会

 1月22日(月)宮城県産業技術総合センターにて「みやぎクラフトマン21事業」成果報告会が行われました。

 みやぎクラフトマン21事業とは、工業系専門高校の生徒を対象に地域産業を担う専門的職業人を育成するため、熟練技能者による実践的な指導や現場実習等が行われるものです。

 今年度、迫桜高校では本事業を活用し、土木科目を選択した1・2年次生を対象に現場体験実習を実施しました。今回はその活動報告をしてきました。

 多くの企業関係者の皆さんの前で、緊張した面持ちではありましたが、立派に発表をしていました。

来年度も本事業を活用して、さらに多くのことを学んでほしいと思います。

【ボランティアクラブ】子ども食堂での活動

 1月21日(日)若柳公民館で開催された、第7回「こども食堂 まるっと栗原」(子ども食堂まるっと栗原主催)でボランティアクラブが活動してきました。

今回の高校生ボランティアは迫桜高校6名と他2校から8名の14名です。

いつも「ボランティア通信」を作成している3年次菅原穂乃香さんは、「地域を考える素晴らしい機会になりました。このボランティアのように活動できる場所があり、少しでもチャレンジしてみたい気持ちがあれば、まずはやってみよう!迷っているときは自分の思いを大切にしてください。」と目を輝かせて話してくれました。このメッセージが多くの皆さんに届くことを願っています。

次回の開催は、2月18日(日)です。

 【ボランティアクラブ】ボランティア通信第5号.pdf

3年次選択 弁護士出前授業

  1/19(金)3年次選択「法律の知識」の授業で、「弁護士の出前授業」を実施しました。講師には築館法律事務所 庄司智弥弁護士をはじめ、お二人においでいただきました。

授業では生徒による模擬裁判を展開しながら、裁判での弁護士の役割などを解説していただきました。

 3年次 石川遥菜さんは、「模擬裁判で裁判長を担当しました。今回は原稿がありましたが、実際の裁判でその場を仕切ることはとても難しいことが分かりました。」と話していました。

 数多くの裁判を手がけてきた経験や知識から語られる貴重なお話に、生徒たちは終始聞き入っていました。

先輩からの図書寄贈

 この度本校図書館に「柴山文庫」を設置しました。昭和36年に栗原農業高校を卒業された柴山繁夫様(東京都在住)からの寄贈図書を展示しています。

昨年の同窓会東京支部総会の際、「生徒が手に取りたくなり、読みたいと思えるような本を贈りたい」とお話しくださった柴山様。ご自身も読書家であり、良い本に出合うたびに後輩たちへと本を届けてくださっています。

これまで150冊を超える図書をご寄贈いただきましたこと、心から感謝申し上げます。

 今後、「朝の読書」をはじめとする読書活動推進に利活用させていただきます。

 「柴山文庫」は図書館に入ってすぐ左手にあります。

本校図書館は地域の皆さんもご利用いただくことができますのでぜひご覧ください。

ボランティアクラブ 子ども食堂での活動

 今年度、栗原市で開催されている「こども食堂 まるっと栗原」(子ども食堂まるっと栗原主催)に本校ボランティアクラブと有志の生徒がスタッフとして参加してきました。

毎月第3日曜日に定期開催で、11/19(日)は若柳の甘露寺を会場に第6回が開催されました。参加した生徒は、この活動を通して地域づくりや地域での子育て、人との繋がりなどを経験しています。

詳細は「ボランティア通信」(3年次菅原穂乃香作成)をご覧ください。

子ども食堂「まるっと栗原」ボランティア通信.pdf

先輩おめでとうごございます

 12/12(火)校長室へ遠方(神奈川県)から嬉しい訪問がありました。訪問してくださったのは、本校OB(昭和50年栗原農業高校農業科卒業)の田代克宏さんです。

 田代さんは、「令和5年秋の叙勲」で「瑞宝単光章」を受章されました。受章は、高校卒業後から東京消防庁に長年に渡って勤務され、ご活躍された功績の賜物と存じます。

 この度の栄誉、誠におめでとうございます。心よりお祝いを申し上げます。

 田代さんは高校時代の思い出として、剣道部に所属し毎日夜遅くまで練習に打ち込んだことや担任の先生から勧められたことがきっかけとなり消防庁を受験したことなど、目を細めながら語ってくださいました。

 そして、迫桜生へ「地元で採用枠が少ない場合は、東京消防庁という選択肢もあるので頑張ってほしい」とメッセージをいただきました。

 現在も現場でご尽力されていること、先輩の誇らしく輝かしいご活躍に勇気と元気をいただきました。そして、これからも迫桜生の頑張りを見守っていいただければ幸いです。

はくおうキッチン

  12/8(木)3年次「生活と福祉」の授業では、国民の健康増進を目指す厚生労働省の「健康日本21」を踏まえて、食生活や栄養に関する講話と調理実習を行いました。

  講師に宮城県食生活改善推進協議会会長・佐藤けい子様をはじめ、地域の食育推進活動に携わる多数の方をお招きし、食の自立を図る力やこの地域に伝わる郷土料理について教えていただきました。

  講話では真剣に耳を傾け、調理実習では積極的に講師の皆さんに手順を聞きながら「ぼた餅」と「厚揚げのしょうがみそ汁」を作りあげました。終始笑顔がこぼれるような温かい雰囲気の中、多くのことを学びました。

  これから社会人として自立していく生徒たちが「食育を通して、自分のこと、地域のことを思う」とても良い機会になりました。

1年次・介護福祉基礎

 写真は、12/4(月)・1年次「介護福祉基礎」の授業の様子です。

 災害時にも安全に温かく過ごす工夫の一つ、「新聞でスリッパ」を作りました。

 これは、小学生が夏休みの自由研究で生み出したアイデアで、近年、震災の際に役立つのではないかと話題になっています。

 材料は新聞3枚のみ。生徒は自分の足のサイズにぴったりな温かいスリッパを器用に作成し、実際にウッドデッキを歩いてみました。外は寒いですが足元はほんのり温かです。

シクラメン販売会

下記日程でシクラメン販売会を開催します。ぜひ、お越しください。

※その他、農作物の販売も行います。是非、ご利用ください。

川柳コンテスト表彰式

10/21(土)、迫桜祭が開催されました。

図書委員会企画として「先生の推し本展示」「図書委員作成のPOP展示」「宮城県図書館複製資料展示&クイズ」、国語科共催「川柳コンテスト」を実施し、たくさんの方にご覧いただくことができました。

当日「川柳コンテスト」では入賞作品を展示するとともに、ご来場いただいた皆さまに「来場者賞」へ投票していただきました。(結果は下記のとおりです)

11/8(水)には表彰式を行い、入賞者8名に図書委員長から賞状と副賞が贈られました。ご来場の皆さま、また、投票していただいた皆さま、本当にありがとうございました。

 

図書委員会活動・放送による本の朗読

毎年10月27日から11月9日は、全国一斉の読書週間です。

本校では図書委員会が校内放送を利用した「本の朗読」を企画・実施し、11/7(火)・8(水)の2日間、朝の読書活動の時間に図書委員2名が『甲子園だけが高校野球ではない』という本を読みました。

1日目を担当した3年次図書委員長は「緊張したけれど、時間配分を考えながらうまく読むことができて良かったです」、2日目を担当した2年次図書副委員長は「皆さんに伝わるように工夫して読みました。次回も挑戦したいです」と話していました。

この他にも、「図書委員と先生方のオススメ本展示」や「図書委員手作りのしおりプレゼント」を実施しました。図書委員会はみなさんと本を繋ぐために頑張っています。

※『甲子園だけが高校野球ではない 生きてさえいてくれれば』(2020年・廣済堂出版発行)に掲載されている「Story6ボッロボロの千羽鶴」は、本校の目黒校長が数年前に迫桜高校野球部や生徒会の生徒たちの実際の姿を描いたものです。

図書館にあるので、読みたい人はいつでも利用できます。

サイエンスプラス

 10月28日(土)栗原市の東北職業能力開発大学校にて「サイエンスプラス」が開催されました。

 サイエンスプラスとは小中学生に「科学の魅力」や「ものづくりの楽しさ」をテーマとした体験学習の機会を提供することで、ものづくりへの興味・関心を高めるとともに、地域のものづくり産業への理解促進を図るものです。

 本校からは理工部の生徒と土木系列の2年次生が参加しました。

 

 理工部は「UVレジンでストラップを作ろう」と題し、UVライトを照射させることによって固まるように合成された樹脂でストラップを作成するコーナーを出展しました。

 土木系列ではケント紙で橋の模型を作成し、構造による強さの違いを体験してもらいました。

 

 生徒たちは来場した子供達にわかりやすく説明できるように、言葉を選んでいる様子がうかがえました。体験した子供達からも「楽しかった!」という声が聞かれました。

【商業科】たすきをお渡ししてきました。

 本校情報ビジネス系列の「商品開発と流通」の授業で若柳地織【はたや】にアイディアを提供し、製作された「たすき」を全国高等学校駅伝競走大会宮城県予選会会場にてお渡ししてきました。

 

 地元若柳の伝統工芸で製作された「たすき」がランナーの皆さんの熱戦に花を添えたことと思います。

今後も地域の魅力をより多く発信していきます。

情報ビジネス系列商品開発販売実習

 8月25日(金)情報ビジネス系列2年次が「商品開発と流通」販売実習で第72回全国高等学校PTA連合会大会宮城大会へ参加してきました。カメイアリーナ仙台に6,000名の保護者や先生方が集いました。販売ブースは正面玄関より奥の場所でしたがたくさんの方が立ち寄ってくださいました。

 商品開発で地元若柳のお菓子屋【志んこや】とコラボした米粉で作った「穂なんしぇ」が2時間で550個完売,畳屋を営んでいる【只見工業所】とコラボした商品ミニ畳・畳コースター・畳マット(大・小)も売れ行き好調でした。生徒の感想では「売ることの楽しさと商売の厳しさを体験できました」「学校の授業では味わえない貴重な時間でした」と話していました。

 また,上記の他にたすき製作と地域ツアーを検討しています。たすきでは若柳地織【はたや】でたすき製作にアイディアを提供し,全国高等学校駅伝競走大会宮城県予選会で使って頂くことになっています。地域ツアーでは(株)たびむすび(仙台市)と(合)ゆきわたり(栗原市)の社長さんにご指導いただきながら地元の良さが伝わる街歩きツアーを検討中です。

 私たちの活動が少しでも地域に貢献できるよう頑張っていきたいと思います!

卒業生の皆さんからの図書寄贈

 今年度も、本校同窓会東京支部より芥川賞受賞作品『荒地の家族』『ハンチバック』、直木賞受賞作品『しろがねの葉』『木挽町のあだ討ち』を寄贈していただきました。

 そして、渡邊様(岩手大学名誉教授)より『岩手県の文化財』、千田様(市内金成)より『或る栗農生の日記』を、卒業生である執筆者ご本人より贈られました。

 図書館の「卒業生の皆さんからの寄贈図書」コーナーに展示し、広く利活用していきたいと思います。

ご厚意に心から感謝申し上げます。

【土木】EE東北’23見学会

6月7日(水)エンジニアリング系列土木選択2・3年次生は夢メッセみやぎで開催された「建設技術公開『EE東北’23』」に参加しました。

会場はインフラDX(ICT)体験と新技術展示の2カ所に分かれ、最新の建設技術を間近で体験したり、説明を聞いたりして、建設業界の未来に目を輝かせていました。

 

リモートで重機を操作することで、人身災害を抑制できます。

 

現在はドローンを使った測量が標準的になってきています。

 

より安全で確実な施工が可能になってきています。生徒も熱心に説明を聞いていました。