迫桜生の活動報告

【福祉教養系列】「やなせなな「はじまりの日(Date fm エフエム仙台)」で紹介していただきました。」

毎週月曜日午前11時30分からDate fm(エフエム仙台)で放送されているラジオ番組「やなせなな はじまりの日」において、本校福祉教養系列を紹介していただきました。

やなせななさんとは、先日、栗原市在宅医療・介護連携支援センター主催の「くりはらの医療介護フェア」でお会いしたことがご縁となり、今回ご紹介いただく機会をいただきました。

7月20日(月)の番組では、本校福祉教養系列の学びや取り組みについて紹介していただいております。

放送を聞き逃してしまった方も、スマートフォンアプリやパソコンから聴取することができます。ぜひ多くの皆様にお聴きいただければ幸いです。

ご紹介いただいたやなせななさん、本当にありがとうございました。

 

 

やなせななさん 「はじまりの日 プラス」(7月20日放送分)

放送リンクはこちら

 

 

【福祉系列】「新山地区介護教室」について

7月16日(木)、新山集落センターにて『新山地区介護教室』が開催され、本校2年次福祉教養系列の生徒3名が参加させていただきました。当日は、地域の高齢者の皆さまやボランティアの皆さまと交流し、楽しいひとときを過ごすことができました。

福祉教養系列の生徒たちは、手作りのペットボトルボウリングや的当て、クイズなどのレクリエーションを企画・運営しました。参加者の皆さまにも楽しんでいただくことができ、会場は笑顔に包まれました。また、ボランティアの皆さまが準備してくださった歌を一緒に歌ったり、体操をしたりするなど、世代を超えた交流を深めることができました。

参加した生徒からは、「皆さんとお話をすることができ、とても楽しい時間でした。」「レクリエーションの進め方について勉強になった。3年次の実習に活かしたい。」といった感想が寄せられました。今後も地域の皆さまと関わる機会を大切にしながら、生徒たちの学びと成長につなげていきたいと考えております。このたびは貴重な機会と心のこもったプレゼントをいただき、誠にありがとうございました。

 

地域の行事や交流活動への参加は、生徒たちが日頃お世話になっている地域の皆さまへ感謝の気持ちをお伝えするとともに、多くの学びを得る貴重な機会となります。地域でのイベント等がございましたら、ぜひ本校までお声掛けいただければ幸いです。

 

    

 

【福祉教養系列】「3年次福祉教養系列施設見学」について

7月7日(火)、施設の概要や役割について理解を深めるとともに、施設職員としての役割や、近年進展しているICTが介護現場でどのように活用されているのかを学ぶため、3施設の見学を実施しました。

午前中は、株式会社ベネッセスタイルケア様のご協力のもと、住宅型有料老人ホーム「グランダ愛宕橋」と介護付有料老人ホーム「まどか長町」を見学しました。

グランダ愛宕橋では、「五感を刺激する空間で、心潤う毎日を」というコンセプトのもと、施設に入るとすぐに楽器が飾られ、落ち着いた雰囲気の中で、入居者の皆様が笑顔で語り合う様子が見られました。生徒たちは、玄関を入った瞬間から「生活の質(QOL)」について改めて考える貴重な機会となりました。また、入居者の方々がeスポーツを楽しむ様子も見学させていただき、生徒たちは興味深そうに見学していました。さらに、今年4月から勤務されているサービススタッフの方から、仕事のやりがいや日々の業務、自身の進路選択についてお話を伺い、生徒たちにとって大変参考となりました。

まどか長町では、アットホームな雰囲気の中で、入居者の方々と家庭菜園に取り組む様子を見学しました。また、同年代の実習生が実習に取り組む姿や、実際の介護計画についてお話を伺うなど、貴重な交流の機会もいただきました。

さらに、ベネッセスタイルケア独自の社内資格である「マジ神」について説明を受け、実際に取得されている職員の方から、「マジ神AI」を活用した利用者一人ひとりに寄り添う支援について学ぶことができました。専門的な知識や技術の習得を通して職員自身が成長し、その学びを利用者の生活の質の向上につなげている姿勢に、生徒たちは大変感銘を受けていました。

午後からは、社会福祉法人青森社会福祉振興団 特別養護老人ホーム「まるめろ」を見学しました。「創意工夫・努力と情熱 ~一人ひとりの心地よさを大切に~」という理念のもと、利用者の皆様の生活をより豊かなものにするための支援についてお話を伺いました。施設の建物周辺には塀がなく、花々や噴水が配置されており、生徒たちは施設に入る前から地域ともに心が安らぐ環境づくりがされていることを感じ取っていました。見学では、見守りセンサーをタブレット端末で確認するシステムや、お掃除ロボットなどのICT機器の活用について説明を受け、実際に体験させていただきました。また、施設が取り組む海外事業についてもご紹介いただきました。施設内には美術館や図書館が設けられており、その空間づくりからも利用者の方々やご家族への深い思いが感じられました。さらに、公共性・公益性を大切にしながら地域に愛される施設を目指していることもうかがうことができました。ユニット内では、職員の方が利用者の方と笑顔で語り合う様子が見られ、人を大切にする温かな支援の姿勢を学ぶことができました。

見学後、生徒からは、「これまで見たことのないICT機器を知ることができ、とても勉強になった。」「今後の進路選択に生かしていきたい。」「利用者の方一人ひとりを大切にする介護について学ぶことができた。」などの感想が寄せられました。

今回の施設見学は、生徒たちにとって介護・福祉分野への理解を深める大変貴重な機会となりました。ご多用の中、生徒たちの学びのためにご協力いただきました各施設の皆様に、心より感謝申し上げます。

 

 

 

 

 

【福祉教養系列】「医療介護フェア」について

7月4日(土)、栗原文化会館において、在宅医療・介護連携支援センター主催の「医療介護フェア」が開催されました。今年のテーマは「ずっと居たい場所で、ずっとわたしらしく」です。

午前中は、栗原市内の医療・介護の専門職の皆様によるブースが設けられ、多くの地域住民の方々が来場されました。本校からは、ボランティアとして希望した生徒と福祉教養系列の2・3年次生が参加し、縁日コーナーや福祉教養系列のブースで来場者の皆様と交流しました。福祉教養系列のブースでは、生徒が作成した好きな柄のカードを選んでいただき、名刺に点字を打つ体験を実施しました。50名を超える方々にご参加いただき、「初めて点字を打った」「素敵なカードが作れてよかった」など、多くの温かい感想をいただきました。

午後からは、奈良県出身のシンガーソングライター・やなせななさんによる映画『祭りのあと』の上映会とコンサートが行われました。コンサートでは、ご自身の大切な家族が認知症になった際の体験や、その思いを込めて制作された楽曲が披露され、来場者の心に深く響く温かなひとときとなりました。

参加した生徒からは、「コミュニケーションについて学ぶ良い機会になった。」「普段の学習で身に付けたことを生かし、多くの方に体験していただけてよかった。」「やなせななさんの歌が心に響いた。」といった感想が寄せられました。

福祉教養系列では、日頃から地域の皆様のご協力・ご支援をいただきながら、実習や資格取得に取り組んでいます。今後も感謝の気持ちを地域の皆様へお返しできるよう、さまざまな活動に積極的に参加し、多くの経験を積みながら成長していきたいと思います。

このたびは、このような素晴らしいイベントに参加させていただき、誠にありがとうございました。

 

 

 

 

 

【1年次】デートDV防止講話

 6月29日(月)のLHRの時間に1年次対象のデートDV防止講話が行われました。当日は、mia forzaでDV・デートDVファシリテーターをされている門間尚子氏をお招きしました。

 具体的な事例をもとに、「お付き合いとは何か」「相手との関係の築き方」について考える機会となりました。講話では、「私の当たり前は、相手の当たり前ではない」という視点の大切さが強調されました。また、相手を思いやる関係であるはずの交際において、支配的な言葉や行為は愛情ではなく、相手に不安や恐怖を与える暴力であること、暴力をふるう側のわがままであることといったお話をいただきました。さらに、「相手の気持ちをきちんと確認していますか」「自分の考えだけで突き進んでいませんか」といった問いかけを通して、相手を尊重するコミュニケーションの重要性について考えました。確認をする際にも、相手に圧力をかけないことの大切さについても学びました。また、「困ったとき、一人で抱え込まずに相談すること」とのご指導と共に、簡単にLINEなどで相談できる窓口の紹介もいただきました。

 また、近年問題となっているデジタルタトゥーについてもご指導をいただき、相手の同意なくインターネット上に他者の写真や悪口を載せてしまうことはもちろん、安易に自分の写真を載せてしまうことで、被害に合う可能性があることの注意喚起もいただきました。

生徒たちは真剣なまなざしで耳を傾け、メモを取りながら主体的に学んでいる様子が見られました。今回の学びを通して、自分自身と相手を大切にした関係づくりについて、より深く考えるきっかけとなりました。お忙しい中、貴重な講話をしていただき、ありがとうございました。

 

【福祉系列】「第38回介護福祉士国家試験」について

第38回介護福祉士国家試験において、本校福祉教養系列の受験者全員が合格し、4年連続合格率100%を達成することができました。

生徒たちは日々努力を重ねながら、仲間と支え合い、この日を迎えることができました。この成果の背景には、日頃より温かくご支援いただいている地域の皆様や施設関係者の皆様、そしてご家庭で支えてくださった保護者の皆様の存在がございます。皆様のご支援、ご協力に、心より感謝申し上げます。

これからも本校では、人に寄り添い、地域に貢献できる福祉人材の育成に努めると共に、福祉の3K(感謝・感動・幸福)を多くの方と分かち合っていきたいと思っております。今後とも変わらぬご支援を賜りますようお願い申し上げます。

 

※4年連続合格率100%を達成したため、横断幕を作成いたしました。6月24日(水)より本校正面玄関に掲げましたのでご覧いただければ幸いです。

 

【1年次】「産業社会と人間(地元企業等説明会)」について

 5月14日(木)、本校アリーナにおいて、1年次生としては初めての進路行事となる、地元企業等説明会を実施しました。本説明会は、地元企業の魅力を知り、将来の進路を見据えた科目選択につなげることを目的として行われました。生徒はそれぞれ興味・関心をもった企業を選び、1人4社の説明を受けました。

 今回は登米・栗原地区より10社の企業の皆さまにご協力をいただき、開催することができました。開始前は緊張した様子の生徒たちでしたが、説明が始まると、各企業の仕事内容や求める人物像について熱心に耳を傾け、懸命にメモを取る姿が見られました。また、一部のブースでは、実際の仕事を体験させていただく機会もあり、興味津々に取り組む様子が印象的でした。

 今後、1年次では、6月の系列決定に向けて、自分の夢や目標、得意分野について考えを深めていきます。また、系列見学や体験授業を通して、将来と向き合う大切な期間となります。今回の説明会を通して、生徒たちは興味・関心のある分野について理解を深め、これまで知らなかった仕事に触れ、視野を広げる貴重な機会となりました。

 ご協力いただきました企業の皆さまに、心より感謝申し上げます。

 

   

   

 

【3年次】着こなしセミナーについて

 卒業を目前に控えた3年次生を対象に、株式会社コナカ様より講師をお招きして「着こなしセミナー」を実施しました。

 4月から大学・短期大学や専門学校への進学、社会人として新たな一歩を踏み出す生徒たちが、社会人としてふさわしい身だしなみ、TPOをわきまえた身だしなみとはどのようなものかを学ぶきっかけとなりました。本セミナーでは、代表に選ばれた4名の生徒が実際に黒と紺のスーツを身にまとい、モデルとして登場しました。普段の制服姿とは違い引き締まった表情の生徒たちが登場すると、会場からは歓声が上がりました。

 講師の方からは、「肩幅が合っているかで全体のシルエットが決まる」ということ、印象を変えるネクタイの選び方などを教えていただきました。

 これから3月1日には卒業式、4月には入社式や入学式に向かう生徒たち。本日学んだ美しい着こなしで、堂々と夢に向かって歩んでいってほしいと思います。

 お忙しい中、丁寧にご指導をいただきました株式会社コナカの皆さま、誠にありがとうございました。

【福祉教養系列】防災対策の授業について

 2年次の「介護福祉基礎」の授業において、介護現場で求められる防災対策について学習を行いました。現在の生徒は、東日本大震災発生当時は2歳前後であり、震災を実体験として記憶している生徒はほとんどいません。そこで本授業では、東日本大震災を振り返りながら、災害時に高齢者や障がいのある方が実際に直面した課題を知り、将来介護従事者となる自分たちに何ができるのかを考えることを目的としました。

 授業では、各家庭で行っている防災対策について発表し合い生徒同士で意見を共有することで、防災は特別な場面だけのものではなく、日常生活の中で継続して取り組むことが重要であるという気づきを深めました。また、身近にある新聞紙を使ったスリッパ作りを体験する中で、災害時には限られた物資の中でも工夫し、柔軟に対応する力が求められることを実感することもできました。

 今後、福祉施設に就職した際には、施設の利用者様だけではなく、福祉避難所として要配慮者を受け入れる立場になる可能性もあります。本授業を通して、生徒は自分の身を守ることに加え、利用者の命と安全を守る責任について理解を深め、事前の備えや職員同士の連携の大切さを主体的に考える姿が見られました。今回の学びが、防災を「自分事」として捉え、将来の介護現場で適切に行動できる力につながることを期待しています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

【進路】1・2年次 進路行事について

 1月30日(金)午後、就職希望者は「くりはらジョブ・フェア冬2026」に、進学希望者は進路講演会に参加し、それぞれの進路に分かれて進路活動を行いました。

 進路講演会では「一瞬の感動を人生のきっかけに」と題し、株式会社グローバルキャリア代表取締役 的場 亮 様より、ご自身のこれまでの経験をもとに、熱意あふれるお話をいただきました。

 講演会冒頭で「いつもラッキーでいるためには、運は待つものではなく、自分で“運ぶ”ものである」ということ、「その運を掴むために、今の時間をどのように使うかを自ら考え、行動することが大切である」ということをお話いただきました。また、「本気で変わりたい」「なりたい自分になる」ためには、やるべきことを習慣化し、目的意識をもって物事に本気で向き合うことの重要性についても触れられました。心・技・体を磨くことで、自身のパフォーマンスは大きく向上するという言葉は、生徒一人ひとりの心に強く響きました。さらに、努力を続けている人は周囲から応援される存在になること、そのためには、自分の成長を日々支えてくれている家族への感謝の気持ちを、言葉にして伝えることが大切であることも教えていただきました。

 講演の最後には、「人への感謝を言葉にし、待つのではなく自分で運をつかみ、一歩ずつ力強く前に進んでほしい」という温かく力強いメッセージが贈られ、生徒たちにとって、今後の進路や生き方を考える大きなきっかけとなるすばらしい講演会となりました。

 本講演会に際して、ご協力をいただいた株式会社キッズ・コーポレーション様、ご講演いただいた的場 亮 様、学びと感動に満ちた時間をありがとうございました。

第38回介護福祉士国家試験激励会について

 1月25日(日)実施の介護福祉士国家試験に向け、激励会を開催しました。

 大竹博行校長先生からは「これまでの努力を信じ、落ち着いて試験に臨んでください」と温かいエールが贈られ、後輩からは応援の言葉と一人一人にあてられた手紙が送られました。

 代表生徒からは「これまで支えてくださった施設職員の方、利用者様、家族、友人、先生方、地域の方など、多くの方への感謝の気持ちを力に変え、これまで学んできたことを全力で出し切り、全員での合格を目指します。」と力強い決意表明がありました。さらに、これまで一番近くで見守ってくださったご家族からの心のこもったお手紙も紹介され、会場は温かな雰囲気に包まれました。

 受験生の皆さんの健闘を、学校一同応援しています。

フラワーアレンジメントについて

 1月21日(水)「生物活用」の時間に、Flower Produce若柳店にご協力いただき、フラワーアレンジメントを教えていただきました。当日はバラやカーネーションを使い、花材の扱い方やアレンジする際のポイントなどを実践を交えながら学ぶことができました。参加した生徒たちは、和やかな雰囲気でそれぞれが個性あふれる作品を完成させることができました。

 ご多忙の中、一つ一つ丁寧にご指導くださり、本当にありがとうございました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

【福祉教養系列】年越しイベントについて

 去る12月25日(木)、介護実習でもお世話になっている 社会福祉法人 宮城福祉会 特別養護老人ホーム さくらの里 若柳 の皆様にご協力いただき、年越しイベントを開催いたしました。

 この取り組みは、ドリカムⅢ(総合的探究の時間)で福祉教養系列3年次生徒が「施設で暮らす高齢者の方の寂しさを少しでも和らげたい」という思いから生まれたものです。準備にあたっては、若柳・なかまち地区の区長である松井光規様にご協力いただき、10月から蕎麦打ちをご指導いただきました。また、施設の皆様には、日頃どのような時に寂しさを感じるかなどのアンケートにもご協力いただき、活動の方向性を考える大切な手がかりとなりました。

 当日は、多くの利用者様にご参加いただき、蕎麦打ち体験のほか、年越しにちなんで生徒たちが手作りした福笑いや絵馬づくりを楽しんでいただきました。 利用者様からは「楽しかった」「またやってほしい」といった温かいお言葉をいただき、生徒たちにとっても笑顔あふれる、心に残るひとときとなりました。

 今回の企画にご協力くださった さくらの里 若柳の利用者様・スタッフの皆様、そして蕎麦打ちをご指導くださった松井様 に、心より感謝申し上げます。 本当にありがとうございました。

 ※写真は施設の方に了承をいただいた上で掲載させていただきます。

 

 

 

【福祉教養系列】手話体験会について

 12月11日(木)、障がいへの理解を深めることを目的として、小学生を対象としたイベントを開催いたしました。 今年は日本でデフリンピックが開催されたこともあり、今回は聴覚障がいについて学ぶ機会を設けました。若柳放課後児童クラブに通う小学4年生の皆さんにご協力いただき、当日は24名の児童が参加しました。 

 子どもたちは、聴覚障がいやデフリンピックについて学んだほか、「さんぽ」の曲を手話で歌う活動にも取り組みました。音楽を手話で表現する体験を通じて、障がいへの理解を深めるとともに、互いに楽しく交流する時間となりました。 

 今回の取り組みが、子どもたちにとって障がいについて身近に感じ、理解を広げるきっかけになったなら嬉しいかぎりです。企画・運営を行った3年次福祉教養系列の生徒にとっても、学びの多い時間となりました。ご協力いただいた児童クラブの児童・スタッフの皆様、そして活動を支援して下さった栗原市社会福祉協議会若柳支所様に心より感謝申し上げます。ありがとうございました。

 

【福祉教養系列】和田行男氏講演会について

 12月9日(火)、「誰もが最後まで人生の主人公であり続けるために」という演題で、介護現場で長年ご活躍されている和田行男氏を講師に迎え、講演会を開催しました。

 当日は、全国福祉高等学校長会東北地区加盟校協議会の先生方をはじめ、宮城県内の福祉・医療・看護関係者の皆様、宮城県高等学校福祉教育研究会の先生方、そして本校福祉教養系列の2・3年次生が参加し、世代や立場を超えて共に学ぶ場となりました。

 和田氏は、38年以上にわたる介護の経験をもとに、「その人らしさ」を尊重する支援の大切さを語られました。認知症の方の行動を「異常」と捉えるのではなく、病気による結果として理解し、本人の意思や尊厳を守ることが介護の本質であると強調されました。また、介護職は「人生の伴奏者」であり、利用者が最後までその人らしく生きることを支える誇りある仕事だと温かい言葉で伝えてくださいました。

 講演の後半には参加者からの質問にも丁寧に答えていただき、現場で働く介護職員や福祉を学ぶ高校生にとって、心に響く学びの時間となりました。

 今回の講演会は、介護や福祉に携わる人々が改めて「人を尊重する支援とは何か」を考えるきっかけとなり、参加者一人ひとりが温かい気持ちを胸に持ち帰ることができました。

 熱意あふれるご講演をいただいた和田行男氏に心より感謝申し上げます。また、貴重なお時間を割いてご参加くださった皆さまにも深く御礼申し上げます。本講演会が、今後の福祉や介護の現場における実践の一助となれば幸いです。

 

【福祉教養系列】認知症VR体験会について

 11月20日(木)に株式会社ICHICO様、株式会社シルバーウッド様にご協力をいただき、認知症VR体験会を実施しました。

 今回は、認知症になった方本人の症状の体験に加え、認知症の方の家族の体験をさせていただきました。

 はじめに、脳の機能障害によって、ただ降車するだけにもかかわらずビルから飛び降りるように感じて一歩が踏み出せない視空間認知障害の体験や、電車に乗ったものの「ここがどこなのか分からなくなる」という見当識障害体験をしました。この体験を通して、認知症には様々な症状があり、その方の「見えている世界」が私たちとは大きく異なることを実感しました。そのため、私たちの視点だけで判断するのではなく、介助を行う私たち自身が認知症に対する正しい知識を身につけることが必要だと感じました。また、何よりも、その方が見ている世界や感じていることを理解するために、話を『聴く』ことの重要性を学びました。

 認知症の方の家族の体験では、自分の大切な親が少しずつ当たり前のことができなくなることで悲しみや怒りを抱えること、さらに近所や会社からの理解が得られず孤立を感じてしまう現実を知りました。その結果、大切な家族に対して当たってしまうという苦しみもあることを理解しました。

 この体験を通じて、生徒達からは「介護従事者になるものとして、今後さらに認知症について正しく理解し、知識を身に付け、認知症があっても社会に参加するきっかけを提供できる存在になりたい」「社会で認知症の方やご家族の方を孤立させるのではなく、生きがいを感じながら生活できるよう、多くの人に今回の体験を伝えたい」「不安を感じている人を見たら、『大丈夫ですか』と声をかけることからはじめたい」「偏見を持ち、決めつけるのではなく、常に相手のことを考え、思いやりを持って生活したい」という感想が挙がりました。

 ご協力を賜りました皆さま、貴重な体験をさせていただき、ありがとうございました。

 

【福祉教養系列】障害者支援施設見学について

 福祉教養系列の2・3年次の生徒が「社会福祉法人 共生福祉会 障害者支援施設 萩の郷 第二福寿苑」と「萩の郷 福寿苑」の2施設を見学をさせていただきました。

 第二福寿苑では施設見学の他、実際の介護現場で使用しているリフトを実演していただきました。また、福寿苑では障がいのある方の食事介助の実際についてや、生活支援員の方より、仕事内容や仕事のやりがいなどをお聞きしました。質疑・応答の時間も設けていただき、生徒たちは「介助で気をつけるべきこと」や「夜勤の際の利用者の方の様子」「福祉の仕事を目指す私たちにどんな力が大切だと思うか」「国家試験の勉強方法」など、積極的に質問をし、学びの多い時間となりました。

 お忙しい中、施設見学や懇切丁寧なご指導をいただき、ありがとうございました。

 

【福祉教養系列】バリアフリー図書体験について

 迫桜高校では宮城県視覚障害者情報センターよりバリアフリー図書を借用し、体験をさせていただきました。初めて触れる大活字本やLLブック、布絵本、マルチメディアDAISY図書等に生徒達は真剣な表情で説明を聞き、体験していました。体験した生徒からは「自分で布絵本を作ってみたい」「自分の見やすい色に変えることができる他、文字も拡大することが出来る拡大読書機に大変興味が沸きました」「簡単な文字とピクトグラムで書かれた本を読み、障がいを持っている方や、外国人の方、高齢者など多くの人にも楽しんでいただけるものだということを感じ、素敵だと思いました。」などといった感想が寄せられました。

 また、図書司書の先生よりリンゴの棚についてもご紹介いただき、学びの多い時間となりました。

 

 

【2年次福祉教養系列】とろみ剤の体験・ユニバーサルデザインフードについて

 2年次福祉教養系列の介護福祉基礎の授業にて、利用者の食事の実際について学ぶため、とろみ剤を入れた飲み物とユニバーサルデザインフード(区分3・4)の体験を行いました。

 生徒たちは夏季休業時に行われた校外介護実習において、利用者の方の身体状況に合わせて様々な食事が提供されていることをご教示いただき、食事介助を経験させていただいたものの、実際にその食事を食べるということは初めての体験でした。

 体験した生徒からは、「食べるのに抵抗があった。高齢者になると嗅覚も低下すると学んでいたけれど、見た目も何か分からないので判断が難しく、目で見て食事を楽しむということができないと感じた。」「喉ごしは良くても、食べた後に喉に残る感覚に違和感を感じた。」「見た目では何が提供されているか分からない。味を感じることはできても形がなければ想像がしにくい。そのため、「美味しいですか」という声掛けではなく、まずは献立の紹介をし、食事を楽しんでいただける声掛けを考えていきたい。」という感想が挙がりました。

 今後も実体験をもとに、利用者の方に寄り添う介護のあり方、声掛けを考え、利用者の方に安心感を与えることのできる介護福祉士の育成を目指して学ばせていきたいと思います。

 

※ユニバーサルデザインフードとは、日常の食事から介護食まで、食べやすさに配慮した食品のことを指します。区分は容易に噛める1から、かまなくても良い4まで分かれており、その方の咀嚼(そしゃく)機能に合わせて選択することができます。

【3年次福祉教養系列】介護実習報告会及び事例検討会について

 3年次福祉教養系列の介護総合演習の授業において、実習報告会及び事例検討会と題し、3年間の実習を振り返り、自分の成長や学びはもちろんのこと、3年次の実習で行った担当利用者の方の介護計画について改めて振り返り、スライドにまとめて発表を行いました。

 発表の後は、発表を聞いての感想を伝え合った他、他者の計画を見て、不足している情報や実際の支援方法についての疑問点、自分だったらこのような活動を取り入れたいなど、意見交換も行いました。今後も科学的根拠に基づいた質の高い介護を提供することができるよう、介護過程の学びを深めて参りたいと思います。 

 3年次は10月3日の実習をもって高校での校外実習(52日間)が修了しました。地域の高齢者施設で暮らされている利用者様や、職員の方のご支援をいただき、学びの多い時間となりました。ご協力いただいた皆様、本当にありがとうございました。今後は、この感謝の気持ちを胸に、1月末に行われる介護福祉士国家試験に向けて、勉強にも力をいれていきたいと思います。