迫桜生の活動報告
第24回卒業生の皆さん、卒業おめでとう
3月1日(土)、3年次生139名が巣立ちの日を迎えました。
厳しい寒さが緩み、これから歩む未来を照らすような春の日差しが降りそそぐ中、卒業生は保護者の皆様、1・2年次生や来賓・本校教員に見守られながら、厳かで暖かな卒業式に臨みました。
卒業生の皆さん、ご卒業おめでとうございます。皆さんの輝く未来に幸多かれと祈ります。何事も恐れず、ひるまず夢に向かってください。
保護者の皆様、ご子息のご卒業誠におめでとうございます。これまで賜りました本校の教育活動へのご理解ご協力に深く感謝申し上げます。
※本校の校舎中規模改修でお世話になっている企業様より、卒業生へお祝いのメッセージが掲げられましたのでご紹介します。凛とした卒業生の輝きを、改修を終えたばかりのアリーナがより引き立たせてくれました。
【エンジニアリング系列土木】高校生「橋梁模型」作品発表会について
2月13日(木)エルパーク仙台にて「高校生『橋梁模型』作品発表会」が行われました。
この発表会は、未来の技術者である東北の工業高校生を対象に、橋の模型づくりの体験を通して、社会を支える基盤となる橋などの土木構造物への理解を深めることを目的として開催されており、今回で23回目の開催となります。
本校ではエンジニアリング系列土木科3年次の4名が一丸となって8月から作品作りに取り組んできました。
1月末に行われた1次審査を通過し、2次審査において各賞(外観、構造、アイディア、プレゼンの4部門)が決定しました。
迫桜高校からはイギリスにある「ローリング・ブリッジ」をモデルに模型を制作し、見事アイディア大賞(第1位)に選ばれました。
出品作品の中で唯一の実際に動かせる可動橋で、そのチャレンジ精神が高く評価されました。制作期間には多くの苦労もありましたが、努力が報われた結果となりました。
図書館「ひな人形展」開催
暦の上では春、「桃の節句」も目の前です。
この時期、迫桜高校図書館では毎年恒例の「ひな人形展」を開催しています。
展示している「ひな人形」は、昭和15年(1940年)に第8回生卒業記念品として若柳高等女学校に寄贈されました。
平成13年(2001年)には若柳高校と栗原農業高校の2校が再編によって宮城県迫桜高等学校となりましたが、この「ひな人形」は85年の長きにわたり大切に受け継がれてきました。
来校される際には、ぜひ図書館へ足を延ばしていただき、暖かな春を感じてみませんか。
【福祉教養系列】第37回 介護福祉士国家試験 激励会について
1月23日(木)、第37回 介護福祉士国家試験(1月26日(日)実施)に向けて激励会を行いました。代表生徒の佐藤真希さんが「これまで支えてくれた友人や家族、実習や勉強を行う上で環境を整えてくださった先生方、実習先の指導者様への感謝の思いを胸に、当日は頑張ってきます。」と力強く宣誓を行い、その後、校長先生と熱いグータッチを交わしました。
激励会には2年生の福祉教養系列の生徒や、多くの先生方にも参列いただき、全員で3年生を送り出しました。
3年生の皆さん、最後の1問まで全力で戦ってきてください。全員で応援しています。
【福祉教養系列】デフリンピアン講演会について
12月5日(木)、2022年5月に行われたデフリンピックの100メートル競技で日本人初の優勝を手にした、佐々木琢磨さんを講師に迎え、講演会を行いました。当日は、本校の福祉教養系列の2・3年次と全国福祉高等学校長会東北地区加盟校の先生方の約20名が参加しました。
講演では、聴覚障がい者の暮らしや、来年度、100周年の記念大会を日本で開催することが決まっているデフリンピックについても学ばせていただきました。また、講演の最後には「聞こえない人が下で、健常者が上ではない。また、聞こえない人だから、障がい者だから助けてあげるではなく、困っている人がいたら助け合う。そんな関係ができたら素敵ですね」と講師の佐々木先生よりメッセージをいただきました。
参加した生徒からは、「今回の講演会に参加し、手話を学びたいと思いました」という感想や、「音のない世界で陸上や日常生活をすることがどれだけ大変なことなのかを理解することができた」「障がい者だから、健常者だからではなく平等な関係を築いていくという言葉を大切にしていきたい」という感想が聞かれました。