学校長挨拶

大竹 博行 校長自己紹介 

 稲作とアサツキ、ミョウガ等の兼業農家の長男として私は生まれました。農家を継ぐように言われて育ちましたが、中学から大学までサッカーに熱中し、農業にあまり興味を示さずに過ごしました。大学卒業後に青年海外協力隊に参加してパナマ共和国に稲作隊員として派遣され、そこで改めて農業の意義を見いだし、農的暮らしを中心にした生き方をしたいと考えました。農業の大切さを伝えるため、帰国後、農業をしながら教員免許を取得し、30歳で農業教員となりました。

 たくさんの出会いのおかげで今の自分があると実感しています。

 本校は単位制総合学科で、たくさんの教科・科目が用意されています。これまで学習したことのない、新しい分野もあります。多くの教職員と出会い、たくさんの経験をしながら、新しい自分と出会ってほしいと願っています。

                                              学校長 大竹 博行 

 

 


 宮城県迫桜高等学校は2001年4月、21世紀の幕開けと共に開校した、未来に向けて開かれた高校です。栗原農業高等学校、若柳高等学校の歴史を受け継いで再編・統合され、「夢 はばたけ未来へ!」をキャッチフレーズとして、生徒一人ひとりが主体的に考え、行動できる様々な機会・施設を用意し、地域の皆さんと共に歩み続けています。
 本校は、単位制総合学科の高校として、他に類を見ない特徴・設備を有しています。例えば時間割について紹介しますと、将来の自己実現・進路達成のために何がふさわしいかについて生徒自らが高校生活の主人公として、カリキュラムを選択・構築します。
 「人文社会」(令和7年度より「人文国際」と「自然科学」を統合・再編)「情報ビジネス」「福祉教養」「アグリビジネス」「エンジニアリング」の5つの系統に分かれ、さらに100以上の選択科目が用意されています。生徒は、これらの系列と関連する選択科目の中から、関心のあるもの、必要なものを選び取り学んでいきます。また、教科・科目に関する教育だけでなく、農業・工業・商業・福祉・家庭・情報など、数多くの専門分野を指導するスタッフ、設備が用意されています。県内屈指の教育環境は生徒や保護者の皆さんにご満足いただけるものと考えております。
 大学・専各学校等への進学、公務員や民間企業への就職等、生徒自身が本気で望み行動するならば、進路希望実現を保証できる学校、生徒の本気に応えることができる学校です。
 多様化やグローバル化が進む現代社会に生き、活躍すべき若い世代の皆さんにとって、本校が提供するカリキュラムや施設設備、取り組みは、正に時代にふさわしいものであろうと自負するものです。
 宮城県栗原市の地を起点として、広く様々な世界へ有為な人材を送り出すことができる学校として発展できるよう、職員一同、全力を尽くしてまいります。
 迫桜高等学校に対するこれまでと変わらぬご支援ご協力をよろしくお願い申し上げます。