迫桜生の活動報告

【福祉教養系列】 令和5年度若柳支部福祉向上研修会での活動報告

 2月21日(水)に若柳総合文化センターにて令和5年度若柳支部福祉向上研修会が行われました。当日は、170名を超える地域住民の方と共に、本校、福祉教養系列の生徒も一緒に参加しました。その中で、『今後の地域づくりと自分はどう生きたいのか』をテーマに公開座談会が行われ、福祉教養系列を代表して3名の生徒が、ドリカムⅢで行った2つのテーマについての活動報告をさせていただきました。地域住民の方からは「迫桜高校生が頑張っている話が聞けて嬉しい」「若者が地域の将来について考えてくれて嬉しい」「今後の未来を担う子どもたちを地域全体で支えたい、応援したい」という感想をいただきました。また、参加した生徒は、今後の展望について聞かれ、「今回のドリカムでの調査や本研修会に参加して『心のバリアフリー』が大切であるということを改めて実感したため、今後もこれを忘れずに励んでいきたい」「高齢者は守らなければいけないという考えではなく、共にできることを見つけ、一緒により良い地域を作っていきたい」という意見を述べました。

 今回は発表する機会を与えていただいた他、多くの応援の言葉をいただき、本当にありがとうございました。今後も、地域の方々にご協力をいただきながら学びを深めていきたいと思います。

 

図書館「ひな人形展」開催

 二十四節気の「立春」が過ぎ、暦の上では春を迎えました。

 この時期、迫桜高校図書館では毎年恒例の「ひな人形展」を実施しています。

 展示している「ひな人形」は、昭和15年に第8回生卒業記念品として若柳高等女学校に寄贈されたものです。

 平成13年に、若柳高校と栗原農業高校の2校が再編によって宮城県迫桜高等学校となりましたが、80年以上の長きにわたり大切に受け継がれてきました。

 毎年たくさんの生徒を見守ってきたひな人形をご覧いただき、一足先に春を感じてみませんか。

 

くりはらジョブフェア2024 参加

  2月6日栗駒みちのく伝創館で開催されました「くりはらジョブフェア2024」に、本校1・2年次の就職希望生徒約120名が参加。栗原市内に事業所を有する約50社がブースを設け、生徒は各事業所を設定された時間で訪問しました。

  栗原登米地区・大崎地区の高校から集まった生徒は全体で約200人。各企業ブースでは担当者に会社紹介・仕事の内容・仕事の魅力などを丁寧に教えていただき、熱心にメモを取る姿が見受けられました。2年次の生徒は入社試験まであと半年。この時期にこのようなガイダンスに参加したことで一段と就活生としての「ギア」が上がった様子。1年次の生徒も真剣に取り組む先輩の姿を目の当たりにしたことで、自分の近い将来をイメージできたのではないでしょうか。

 

【工業科】みやぎクラフトマン21事業成果報告会

 1月22日(月)宮城県産業技術総合センターにて「みやぎクラフトマン21事業」成果報告会が行われました。

 みやぎクラフトマン21事業とは、工業系専門高校の生徒を対象に地域産業を担う専門的職業人を育成するため、熟練技能者による実践的な指導や現場実習等が行われるものです。

 今年度、迫桜高校では本事業を活用し、土木科目を選択した1・2年次生を対象に現場体験実習を実施しました。今回はその活動報告をしてきました。

 多くの企業関係者の皆さんの前で、緊張した面持ちではありましたが、立派に発表をしていました。

来年度も本事業を活用して、さらに多くのことを学んでほしいと思います。

【ボランティアクラブ】子ども食堂での活動

 1月21日(日)若柳公民館で開催された、第7回「こども食堂 まるっと栗原」(子ども食堂まるっと栗原主催)でボランティアクラブが活動してきました。

今回の高校生ボランティアは迫桜高校6名と他2校から8名の14名です。

いつも「ボランティア通信」を作成している3年次菅原穂乃香さんは、「地域を考える素晴らしい機会になりました。このボランティアのように活動できる場所があり、少しでもチャレンジしてみたい気持ちがあれば、まずはやってみよう!迷っているときは自分の思いを大切にしてください。」と目を輝かせて話してくれました。このメッセージが多くの皆さんに届くことを願っています。

次回の開催は、2月18日(日)です。

 【ボランティアクラブ】ボランティア通信第5号.pdf

3年次選択 弁護士出前授業

  1/19(金)3年次選択「法律の知識」の授業で、「弁護士の出前授業」を実施しました。講師には築館法律事務所 庄司智弥弁護士をはじめ、お二人においでいただきました。

授業では生徒による模擬裁判を展開しながら、裁判での弁護士の役割などを解説していただきました。

 3年次 石川遥菜さんは、「模擬裁判で裁判長を担当しました。今回は原稿がありましたが、実際の裁判でその場を仕切ることはとても難しいことが分かりました。」と話していました。

 数多くの裁判を手がけてきた経験や知識から語られる貴重なお話に、生徒たちは終始聞き入っていました。

先輩からの図書寄贈

 この度本校図書館に「柴山文庫」を設置しました。昭和36年に栗原農業高校を卒業された柴山繁夫様(東京都在住)からの寄贈図書を展示しています。

昨年の同窓会東京支部総会の際、「生徒が手に取りたくなり、読みたいと思えるような本を贈りたい」とお話しくださった柴山様。ご自身も読書家であり、良い本に出合うたびに後輩たちへと本を届けてくださっています。

これまで150冊を超える図書をご寄贈いただきましたこと、心から感謝申し上げます。

 今後、「朝の読書」をはじめとする読書活動推進に利活用させていただきます。

 「柴山文庫」は図書館に入ってすぐ左手にあります。

本校図書館は地域の皆さんもご利用いただくことができますのでぜひご覧ください。

ボランティアクラブ 子ども食堂での活動

 今年度、栗原市で開催されている「こども食堂 まるっと栗原」(子ども食堂まるっと栗原主催)に本校ボランティアクラブと有志の生徒がスタッフとして参加してきました。

毎月第3日曜日に定期開催で、11/19(日)は若柳の甘露寺を会場に第6回が開催されました。参加した生徒は、この活動を通して地域づくりや地域での子育て、人との繋がりなどを経験しています。

詳細は「ボランティア通信」(3年次菅原穂乃香作成)をご覧ください。

子ども食堂「まるっと栗原」ボランティア通信.pdf

先輩おめでとうごございます

 12/12(火)校長室へ遠方(神奈川県)から嬉しい訪問がありました。訪問してくださったのは、本校OB(昭和50年栗原農業高校農業科卒業)の田代克宏さんです。

 田代さんは、「令和5年秋の叙勲」で「瑞宝単光章」を受章されました。受章は、高校卒業後から東京消防庁に長年に渡って勤務され、ご活躍された功績の賜物と存じます。

 この度の栄誉、誠におめでとうございます。心よりお祝いを申し上げます。

 田代さんは高校時代の思い出として、剣道部に所属し毎日夜遅くまで練習に打ち込んだことや担任の先生から勧められたことがきっかけとなり消防庁を受験したことなど、目を細めながら語ってくださいました。

 そして、迫桜生へ「地元で採用枠が少ない場合は、東京消防庁という選択肢もあるので頑張ってほしい」とメッセージをいただきました。

 現在も現場でご尽力されていること、先輩の誇らしく輝かしいご活躍に勇気と元気をいただきました。そして、これからも迫桜生の頑張りを見守っていいただければ幸いです。

はくおうキッチン

  12/8(木)3年次「生活と福祉」の授業では、国民の健康増進を目指す厚生労働省の「健康日本21」を踏まえて、食生活や栄養に関する講話と調理実習を行いました。

  講師に宮城県食生活改善推進協議会会長・佐藤けい子様をはじめ、地域の食育推進活動に携わる多数の方をお招きし、食の自立を図る力やこの地域に伝わる郷土料理について教えていただきました。

  講話では真剣に耳を傾け、調理実習では積極的に講師の皆さんに手順を聞きながら「ぼた餅」と「厚揚げのしょうがみそ汁」を作りあげました。終始笑顔がこぼれるような温かい雰囲気の中、多くのことを学びました。

  これから社会人として自立していく生徒たちが「食育を通して、自分のこと、地域のことを思う」とても良い機会になりました。

1年次・介護福祉基礎

 写真は、12/4(月)・1年次「介護福祉基礎」の授業の様子です。

 災害時にも安全に温かく過ごす工夫の一つ、「新聞でスリッパ」を作りました。

 これは、小学生が夏休みの自由研究で生み出したアイデアで、近年、震災の際に役立つのではないかと話題になっています。

 材料は新聞3枚のみ。生徒は自分の足のサイズにぴったりな温かいスリッパを器用に作成し、実際にウッドデッキを歩いてみました。外は寒いですが足元はほんのり温かです。

シクラメン販売会

下記日程でシクラメン販売会を開催します。ぜひ、お越しください。

※その他、農作物の販売も行います。是非、ご利用ください。

川柳コンテスト表彰式

10/21(土)、迫桜祭が開催されました。

図書委員会企画として「先生の推し本展示」「図書委員作成のPOP展示」「宮城県図書館複製資料展示&クイズ」、国語科共催「川柳コンテスト」を実施し、たくさんの方にご覧いただくことができました。

当日「川柳コンテスト」では入賞作品を展示するとともに、ご来場いただいた皆さまに「来場者賞」へ投票していただきました。(結果は下記のとおりです)

11/8(水)には表彰式を行い、入賞者8名に図書委員長から賞状と副賞が贈られました。ご来場の皆さま、また、投票していただいた皆さま、本当にありがとうございました。

 

図書委員会活動・放送による本の朗読

毎年10月27日から11月9日は、全国一斉の読書週間です。

本校では図書委員会が校内放送を利用した「本の朗読」を企画・実施し、11/7(火)・8(水)の2日間、朝の読書活動の時間に図書委員2名が『甲子園だけが高校野球ではない』という本を読みました。

1日目を担当した3年次図書委員長は「緊張したけれど、時間配分を考えながらうまく読むことができて良かったです」、2日目を担当した2年次図書副委員長は「皆さんに伝わるように工夫して読みました。次回も挑戦したいです」と話していました。

この他にも、「図書委員と先生方のオススメ本展示」や「図書委員手作りのしおりプレゼント」を実施しました。図書委員会はみなさんと本を繋ぐために頑張っています。

※『甲子園だけが高校野球ではない 生きてさえいてくれれば』(2020年・廣済堂出版発行)に掲載されている「Story6ボッロボロの千羽鶴」は、本校の目黒校長が数年前に迫桜高校野球部や生徒会の生徒たちの実際の姿を描いたものです。

図書館にあるので、読みたい人はいつでも利用できます。

サイエンスプラス

 10月28日(土)栗原市の東北職業能力開発大学校にて「サイエンスプラス」が開催されました。

 サイエンスプラスとは小中学生に「科学の魅力」や「ものづくりの楽しさ」をテーマとした体験学習の機会を提供することで、ものづくりへの興味・関心を高めるとともに、地域のものづくり産業への理解促進を図るものです。

 本校からは理工部の生徒と土木系列の2年次生が参加しました。

 

 理工部は「UVレジンでストラップを作ろう」と題し、UVライトを照射させることによって固まるように合成された樹脂でストラップを作成するコーナーを出展しました。

 土木系列ではケント紙で橋の模型を作成し、構造による強さの違いを体験してもらいました。

 

 生徒たちは来場した子供達にわかりやすく説明できるように、言葉を選んでいる様子がうかがえました。体験した子供達からも「楽しかった!」という声が聞かれました。

【商業科】たすきをお渡ししてきました。

 本校情報ビジネス系列の「商品開発と流通」の授業で若柳地織【はたや】にアイディアを提供し、製作された「たすき」を全国高等学校駅伝競走大会宮城県予選会会場にてお渡ししてきました。

 

 地元若柳の伝統工芸で製作された「たすき」がランナーの皆さんの熱戦に花を添えたことと思います。

今後も地域の魅力をより多く発信していきます。

情報ビジネス系列商品開発販売実習

 8月25日(金)情報ビジネス系列2年次が「商品開発と流通」販売実習で第72回全国高等学校PTA連合会大会宮城大会へ参加してきました。カメイアリーナ仙台に6,000名の保護者や先生方が集いました。販売ブースは正面玄関より奥の場所でしたがたくさんの方が立ち寄ってくださいました。

 商品開発で地元若柳のお菓子屋【志んこや】とコラボした米粉で作った「穂なんしぇ」が2時間で550個完売,畳屋を営んでいる【只見工業所】とコラボした商品ミニ畳・畳コースター・畳マット(大・小)も売れ行き好調でした。生徒の感想では「売ることの楽しさと商売の厳しさを体験できました」「学校の授業では味わえない貴重な時間でした」と話していました。

 また,上記の他にたすき製作と地域ツアーを検討しています。たすきでは若柳地織【はたや】でたすき製作にアイディアを提供し,全国高等学校駅伝競走大会宮城県予選会で使って頂くことになっています。地域ツアーでは(株)たびむすび(仙台市)と(合)ゆきわたり(栗原市)の社長さんにご指導いただきながら地元の良さが伝わる街歩きツアーを検討中です。

 私たちの活動が少しでも地域に貢献できるよう頑張っていきたいと思います!

卒業生の皆さんからの図書寄贈

 今年度も、本校同窓会東京支部より芥川賞受賞作品『荒地の家族』『ハンチバック』、直木賞受賞作品『しろがねの葉』『木挽町のあだ討ち』を寄贈していただきました。

 そして、渡邊様(岩手大学名誉教授)より『岩手県の文化財』、千田様(市内金成)より『或る栗農生の日記』を、卒業生である執筆者ご本人より贈られました。

 図書館の「卒業生の皆さんからの寄贈図書」コーナーに展示し、広く利活用していきたいと思います。

ご厚意に心から感謝申し上げます。

【土木】EE東北’23見学会

6月7日(水)エンジニアリング系列土木選択2・3年次生は夢メッセみやぎで開催された「建設技術公開『EE東北’23』」に参加しました。

会場はインフラDX(ICT)体験と新技術展示の2カ所に分かれ、最新の建設技術を間近で体験したり、説明を聞いたりして、建設業界の未来に目を輝かせていました。

 

リモートで重機を操作することで、人身災害を抑制できます。

 

現在はドローンを使った測量が標準的になってきています。

 

より安全で確実な施工が可能になってきています。生徒も熱心に説明を聞いていました。

食品製造 みその仕込み

「初めてなので,全部が新鮮です!!」とニコニコと

話す生徒。3年次選択「農業:食品製造」の様子です。

食品実習室は蒸した大豆の良い香りいっぱい。この大豆は,

昨年度の授業で育て,収穫したものです。

今後は9月に「切り返し」をして,冬の初め頃には

出来上がり。みその味と生徒の笑顔が楽しみです。

鶯沢小学校 校庭トラック測設実習

 現在、迫桜高校土木では地域貢献活動の一環として近隣小中学校の校庭トラックの測設作業を実習として行っています。

 「1周200mで設定しているけど、実際ほんとに距離が取れているの?」「今、180mで設置しているけど、200mにはできないの?」「校舎に対して斜めになってしまっている。」などのお悩みにできる限り対応しています。

「トータルステーション」という測量機械を使い、一度の観測で角度、距離を読み取ります。

角度に関しては1°の1/3600(1秒)単位まで、距離に関しては1ミリメートルの単位まで正確に測定できます。

観測点には「反射プリズム」という器具を設置し、レーザーを当て、反射にかかった時間から距離を算出しています。

小学校の児童が元気に使ってくれる姿を思い描いて、より精密なものを設置するため、本校生徒も一生懸命作業に取り組みました。

ご協力いただきました小学校の皆様、ありがとうございました。

 

今後もご要望にお応えしていきますので、是非お声がけください。

 

課題研究 ベンチ製作

 2月28日(月)、エンジニアリング系列機械3年次生が課題研究で製作したベンチの寄贈式が行われました。

 

 

製作したベンチは自動車実習場内に残っていた廃材を利用し、一から設計、組み立て、塗装を行った物です。班員全員が協力して製作に取り組みました。

 

 

協立塗料株式会社福永様より、塗料の必要性・塗り方のご指導をいただき、塗料の大切さを学ぶことができました。

 

 

今回のベンチ製作について、塗料の提供と講習会を行っていただきました協立塗料株式会社様に、この場を借りて御礼申し上げます。ありがとうございました。

 

令和4年度専門高校等魅力発信イベント体験発表会

 昨年の10月に行われた「令和4年度専門高校等魅力発信イベント」の体験発表会が、令和5年2月6日(月)エルパーク仙台を会場に行われました。本校はBブロックの代表として、福祉教養系列の2名が参加し、イベントの様子を報告させていただきました。

 

今回のイベントや他校生と行った振り返りの会に出席する中で、日頃の学びを地元・地域の方へ伝える経験ができたと同時に、来場者や他校生との関わりを通して自分達の専門分野の魅力を自分達自身が見つめる機会となったとの感想を述べました。また、「専門高校に入学することで、資格取得や普通高校にはない経験を積み、『他者にはない自分の強み』を見つけることができた。今後は自分達だけではなく、後輩にも引き継ぎ、より多くの人へ『専門高校の良さ』を伝えたい」との思いを発表しました。

 

 代表生徒は、発表当日は宮城県教育委員会教育長をはじめ、多くの方の前で発表をさせていただき、緊張はしたものの、イベントの準備から発表までの過程で新たな事に挑戦し、自分を成長させることが出来たのではないかと振り返りました。

 

 

第12回 宮城県高等学校溶接技術競技大会 団体第4位

 1月14日(土)にエンジニアリング系列機械2年次生3名が,第12回宮城県高等学校溶接技術競技大会に出場し以下の成績となりました。

 

団体: 第4位 迫桜高等学校

 

惜しくも上位入賞とはなりませんでしたが,安全第一で作業を終える事ができました。

応援ありがとうございました。

令和4年度宮城県高校生溶接技術講習会

 12月17日(土)にエンジニアリング系列機械2年次生3名が、宮城県高等学校工業教育研究会機械系分科会主催の「令和4年度宮城県高校生溶接技術講習会」に参加してきました。

 この講習会は「本県内の溶接技術の向上を志す高校生及び教員が,第一線で活躍している溶接の技術者による指導を受けることにより,更なる溶接技術の向上をめざし,将来の技術者としての資質を高めることを目標とし,また,県民のものづくりへの関心を高め,技術・技能尊重の社会的機運の醸成を図る。」ことを目的としています。

 また、1月に開催される「第12回宮城県高等学校溶接技術競技大会」に向けたものとなっています。

 

 これまでの練習では気づかなかった技術的な指導を的確にしていただき,大会に向け改めて気持ちが高まったようです。

 本校は今年度の宮城県高等学校溶接技術競技大会に創立以来初めて出場することとなります。今回の講習会を日頃の練習に活かし,大会本番では上位入賞を目指したいと思います。

 応援よろしくお願いします。

令和4年度専門高校等の魅力発信イベント

 10月30日(日)にイオンタウン佐沼で「令和4年度専門高校等の魅力発信イベント」が行われ,本校からは,アグリビジネス系列と福祉教養系列が参加しました。
 アグリビジネス系列では,日頃の学習の様子が書かれたパネルの展示や,生徒達が心を込めて作っている米・野菜・花の販売を行いました。
 福祉教養系列では,パネルの展示に加え,福祉用具の展示や授業で学習した手話の体験会を開きました。また,手話を体験した下さった方にはバルーンアートのプレゼントも行いました。
 参加した生徒からは「普段関わることが少ない,子供達にも楽しんで手話を学んでもらえて嬉しかった」「実際に自分たちが作った野菜を笑顔で購入していただき嬉しかった」との感想が聞かれました。老若男女,多くのお客様にご来場いただき,日頃の学習の成果や農業・福祉の魅力を伝える機会となりました。
 今後は,本イベントに参加した登米総合産業高等学校,一迫商業高等学校の生徒と共にイベントの振り返りを行い,来年1月に県庁で予定されている報告会で,福祉教養系列の生徒が地区代表者として発表を行います。

 

【野菜の販売をする様子】

 

【手話を教える様子】

デフリンピアンによる講演会

 10月27日(木),1・2年次の福祉教養系列を対象に,講演会を行いました。
 講師に,今年の5月にブラジルで行われたデフリンピックの陸上競技100メートルで,日本人初の金メダルを手にした佐々木琢磨選手(仙台大学教職員)をお呼びしました。講演の中で,聴覚障がい者の生活はもちろん,デフリンピックについて学ぶことができました。また、「勝ちたいから努力するのではなく,勝つためにできないことができるようになるまで努力する」「夢を追うことは,デフ(聴覚障がい者)にとっても,パラ(他の障がい者)にとっても,普通の人にとっても『希望』。皆さんも小さくても良いから夢を見つけ,努力を積み重ねてほしい」と手話で熱いお言葉をいただき,生徒達は真剣に耳と目を傾けておりました。
 生徒からは,「『夢は無限であり、できることも無限』という言葉が胸に刺さり,できないことは自分が努力をする機会でもあるという意識に変わった」,「デフリンピックについて初めて知ったが,耳の聞こえない人のための工夫について深く学ぶことができた」,「とても貴重な経験が出来た。私はできないことをすぐに諦めてしまうが,今回の講演をお聞きし,努力する勇気をもらった」,「手話を学びたいという思いが増した」という言葉が寄せられました。

 

【講演の様子】

 

 

【金メダルについて質問をする様子】

 

【集合写真】

アグリビジネス系列 JR東日本東北支社より感謝状贈呈

 アグリビジネス系列ではくりこま高原駅内外の植栽を年2回実施しております。くりこま高原駅は県北の玄関として多くの方が利用し,春から秋にかけての観光シーズン中は本校生徒が植栽した場所が撮影場所や待ち合わせ場所となっており,景観の維持を本校生徒が担っています。

 これまでの取組みについて、JR東日本東北支社より感謝状が送られました。

 感謝状贈呈後、代表生徒から「これまで積み重ねてきた先輩方の功績があっての感謝状です。今後も継続して地域貢献していきたいです。」という決意が語られました。

地域交流事業 若柳小サツマイモ掘り体験

 地域交流事業として若柳小学校1年生を対象に食や農業の大切さを知ってもらうために「サツマイモ掘り」体験を実施しました。

 友達と協力しながらサツマイモの茎周辺をスコップで堀り,芋に傷がつかないように慎重に取り組んでいました。1つの芋を発見すると手で周辺を掘り,次々と収穫しました。喜びと歓声が飛び交いました。

 イモ掘りの順番が来るまでに,トラクタの運転席に座り記念撮影をしました。地域でよく見る機械ですが,運転席に座りハンドル・レバーを触るのは初めての児童が多かったようです。

 「サツマイモ○×クイズ」ではサツマイモの種類や育て方に関するクイズを出題し,大いに盛り上がりました。このクイズで学んだサツマイモに関する知識を家族のみんなにクイズを出題したり,イモ掘りの感想などを話したりしてほしいと思いました。

バルーンアート講習会

 10月13日(木)若柳社会福祉協議会より2名の先生が来校し「バルーンアート講習会」の出前授業をしてくださいました。学校、幼稚園等のイベントやパーティーをプロデュースするのはもちろん、介護施設のリクリエーション用として、利用者の脳の活性化に繋がり、認知症予防にも役立つことから、2・3年次福祉教養系列の生徒が講習を受けました。

施設の利用者と共に作る際は、感染症予防のために空気入れで膨らませ、風船が割れることを前提として体の正面で作成することを学びました。

 実際に後ろの席で風船が割れると周囲の驚き方が違うことがわかりました。子供や老人にとっては私たち以上に驚きと不安をあたえると考えられるので、気をつけて作業しなければなりません。

 犬を作るにあたっては、始めに風船全体から顔・耳・足のバランスを考えて部位をねじります。

花の作成では2本の風船を活用して作成します。

10月30日(日)「専門学校の魅力発信イベント」がイオンタウン佐沼で開催されます。

今回学んだことを今回のイベントで披露しますので、是非おこしください。

令和4年度高校生地産地消お弁当コンテスト

 宮城県農政部食産業振興課主催の「高校生地産地消お弁当コンテスト」の募集が行われ、183作品の応募から1次審査が行われ16作品が選ばれました。本校から2作品応募し、16作品にノミネートされました。

 

「お米から作られた米粉入り手作りパンで卵と産直野菜のボリュームサンド弁当」

 2年 有路 千寛さん   2年 遠藤 優香さん 

 

「~地域の魅力をお弁当に~ れんこんきんぴら目玉焼きご飯サンド弁当」
   2519千葉 優那  2220清和 凜    

 

 2作品が一次審査の結果、Web投票作品〈10月5日(水)~10月21日(金)〉に参加しています。是非、投票をお願いします。


令和4年度高校生地産地消お弁当コンテスト

https://bento.pref.miyagi.jp/

 

 「~地域の魅力をお弁当に~ れんこんきんぴら目玉焼きご飯サンド弁当」千葉優那さんと清和凜さんは最終審査作品として最終審査会(10/22(土)会場:宮城大学太白キャンパス〉へ参加します。
Web投票と応援をお願いします。

令和4年度 イネの栽培終了しました

 令和4年度のイネの栽培は4月に種まき、5月田植えを実施し、10月に稲刈りともみすり、袋つめを行い、栽培は終了となります。今年度は暑かったり、豪雨・低温など天候に左右されましたが、迫桜高校の「ひとめぼれ」は昨年に引き続き、収量と品質を保つことができました。
 アグリビジネス2年生が先生の指導の下、順番にコンバインに乗り、はじめての稲刈りをおこないました。

 刈り取り時後、脱穀されると「もみ」が音を立ててタンクに積み重なっていく様子がわかりました。

 10月5日に刈り取られたイネのもみは、自動乾燥機で約12時間かけて規程の水分値までに下げ、その後もみすり・選別・袋つめが行われました。

 もみがらは土質改良材として使用するため貴重な資材です。今後、玉ねぎ栽培で利用しますが、迫桜農場で栽培される野菜・草花等多くの作物に利用されます。

花壇自動車大学校授業見学

 10月5日水曜日にエンジニアリング系列機械2年次生13名が花壇自動車大学校にご協力いただき,授業見学を行いました。

 「最新の自動車整備の技術・技能の見学及び研修をとおして自動車に関する理解や関心を深める。授業で学んでいる機械装置の構造や仕組みとの関連性を見出し,学習に応用する。また、今後の進路選択の一助とする。」という目的のもと,さまざまな実習場の見学,花壇自動車大学校のカリキュラムについてご説明いただきました。

 

 本校にはない,床に排気口がつけられた塗装ブースやフェラーリ,HondaのNSX,ハーレーダビッドソンが展示されたショールームを生徒たちは目を輝かせながら見学していました。

 学内見学後には,トヨタプリウス等にも搭載されているエンジンZRの分解体験をさせていただきました。
 本校実習でもエンジン分解の実習を行っておりますが,最新型の4気筒エンジンに触れることは初めてで,生徒も新鮮な感覚で作業に取り組んでいました。

 今回の花壇自動車大学校授業見学では,本校で学んでいることの応用やまだ知らない自動車について知ることができ,生徒自身の視野を広げるきっかけとなりました。
 
 花壇自動車大学校の皆様には,お忙しい中本校の教育活動にご協力いただきありがとうございました。

金融教育

 10月5日(水)東北財務局より3名の方が講師として来校し金融教育の出前授業をしてくださいました。生活する上で必要なお金の分類から働くことの意義など、生きるために必要不可欠なお金について、きちんと理解しておくのが重要なことで、とてもわかりやすく教えていただきました。
 お金を通じて社会や経済、将来の働き方等、社会で生活するために必要な知識や判断力を身につけるための教育が金融教育になります。社会で自立する力や、社会と関わる力などを学ぶことで社会にもとめられる人になるように学習に励みます。

 東北財務局から、あと2回出前授業をしていただきます。ここで修得した知識を活かして、若柳小学校5年生を対象にし出前授業を12月1日(木)に実施します。小学生にわかりやすく教えるために理解を深めます。

 プレゼンテーション用のスライドや表現などをブラッシュアップして小学生がわかりやすい出前授業をしたいと考えています。

 

生徒会長任命式

 9月12日(月)生徒会長選挙が行われ、信任投票の結果、満場一致で鈴木 星空さんが信任されました。

 9月29日(木)後期始業式後、生徒会長任命式が行われ、前生徒会長の佐藤 真依さんが介添えとして登壇しました。

 10月21(金)・22日(土)に開催される迫桜祭に向けて新・旧生徒会長ををはじめ、生徒みんなで力を合わせて準備・運営に取り組んでください。また、昨年度と違い、一般公開が行われる(家族1名のみ限定)ことから迫桜生の一致団結した力の見せ所となります。参加したみんなが楽しくなる企画や見所を満載となることを期待しています。

令和4年度後期始業式

 9月29日(木)後期始業式が行われ、今野一幸校長先生より前期の活躍について話がありました。後期では各年次ごとに大きな節目となる行事や学習があることから目標定めて生徒が中心となって取り組んでください。3年次は進路決定、1・2年次においては新人戦が行われます。これまでの練習の成果を発揮してください。

 後期は季節も厳しくなることから、普段から生活習慣を見直し、自身が過ごす環境の整備と自分の心の清掃を怠らず、毎日を新鮮な気持ちで過ごして欲しいと思います。 

宮城県高等学校新人水泳競技大会

 宮城県高等学校新人水泳競技大会 

2年 岩渕 将斗 君(200m背泳ぎ4位 東北新人大会出場)

 9月1日から9月3日に「宮城県高等学校新人水泳競技大会」が開催されました。本校から5名出場し2年岩渕 将斗君が200m背泳ぎ4位の成績を収め,10月28日~29日に開催される東北新人大会に出場が決定しました。4名の選手も個々の力を発揮し,自己ベストを更新するなど日頃の練習の成果を発揮しました。

第46回全国高等学校総合文化祭

 第46回全国高等学校総合文化祭写真部門 奨励賞(全国11位)

 7月31日から8月4日に「とうきょう総文2022」が開催されました。本校からは県代表として写真部が参加しました。昨年と同様に新型コロナウイルス感染拡大が心配される中で,充分な予防策をとりながらの開催となりました。その様な中,全国から集まった優秀な作品を鑑賞できたことは,今後の活動への大きな刺激となりました。

今年は3年 佐々木 珠さんが 全国総合文化祭写真部門 奨励賞を受賞しました。

 タイトル「羨 慕」(せんぼ)

 この「羨慕」という作品は,写された目は哺乳類、爬虫類、鳥、魚など・・・8つの目は何を見つめ、何を考えているのでしょうか。それぞれの存在が世界を見つめて個として存在し、人間も自然の一部でしかないと感じさせられます。

 

授業の様子(芸術編)

 本校は総合学科として6系列あります。多くの科目の中で「芸術」の科目について紹介したいと思います。

 本校の芸術科目は、「音楽」・・・音楽Ⅰ,音楽Ⅱ,器楽,演奏研究 「美術」・・・美術Ⅰ,美術Ⅱ,映像表現,素描 「工芸」・・・工芸Ⅰ,工芸Ⅱ 「書道」・・・書道Ⅰ,書道Ⅱと多くの選択肢があり特色ある学習を行っています。

 美術の中でも「映像表現」について紹介します。画像編集ソフトを活用して迫桜祭のポスター作成をしていました。絵や写真を立体的・創造的に加工したものなど迫桜祭のポスターもいろいろなバージョンのポスターが掲示されます。乞うご期待ください。

音楽の中で「器楽」について紹介します。楽器の実技(ピアノ・ギター)について学習をしていました。これまでピアノやギターに触れることがなかった生徒も3ヶ月で技能は向上し演奏が楽しくなっていました。

 楽曲「ぐるぐるピアノ」は3名の演奏で無限に続き、伴奏が早ければ、それに合わせての演奏となることからリズム感と指使い、お互いの音を聴いてアンサンブルする力について学ぶことができます。楽しく演奏し,お互いに技術が向上していることを確認しています。

 

第29回栗原・登米支部総文祭開催

 去る6月25日(土)~26日(日) 若柳総合文化センターにおいて「第29回栗原・登米支部総合文化祭」が開催されました。本校からは美術部,書道部,写真部,被服手芸部,理工部が参加しました。

 理工部ではウーパールーパーの生態や繁殖について説明をし,これまでの実験について展示発表をおこない,多くの来場者がウーパールーパーを観察していました。

 写真部・美術部・書道部ではこれまでの作品を展示し,専門委員の方々から指導好評をいただいていました。

 美術部は少ない時間の中で活動時間を確保し、支部総文祭の出品作品を作成しました。各校の美術の先生と顧問の先生方からの審査・投票が行われ、4名の生徒作品が優秀賞を受賞することができました。

 鑑賞会では他校の生徒から感想をもらったり交流したりできて、とても良い経験になったと思います。

書道部門

 今年度,本校書道部からの出品点数は少なかったものの,素晴らしい作品を展示することができました。展示を見に来てくださった方から,どの作品も迫力があって見応えがあるとお褒めのことばをいただきました。今回の支部総文祭では,最高賞である「最優秀賞」の他,「優秀賞」「優良賞」をいただきました。今回の受賞を自信に変え,宮城県高等学校書道展覧会に向けて技術や感性を磨いていきたいと思います。

 

 被服手芸部では総合文化祭に向けて白と水色の二着ドレスを1年かけて作成してきました。さらに、それに合うブーケの作成も行いトータルコーディネートで展示することができました。また、染色にも挑戦し、絞りで玉ねぎ染めを行い、小物の展示も行いました。興味を持って見ていただく姿も見られ、次は別の染め方で作品製作をしようと考えています。

 

第29回県高校総文祭総合開会式・栗原・登米総文祭開催

 去る6月25日(土)~26日(日) 若柳総合文化センターにおいて「第29回宮城県高等学校総合文化祭総合開会式・栗原・登米支部総合文化祭」が開催されました。総合開会式では生徒実行委員長である本校生徒会長 3年佐藤真依さんから「栗原の地に文化の花を咲かせ,県内のレベルの高い作品に触れることで多くの笑顔の花を咲かせましょう。」と歓迎のあいさつをし,来賓として宮城県教育委員会教育長,栗原市長,栗原市教育長を迎え盛大に開会式典を終えることができました。

 今回の県総合文化祭のポスターとパンフレットの表紙に採用された本校2年阿部陽菜さんが表彰されました。

 開会式典後はステージ発表が行われ,県内から6校の学校が参加し披露してくれました。

  ○出演団体高校

   古川高等学校合唱部

   気仙沼高等学校マンドリン部

   石巻高等学校吹奏楽部

   仙台高等学校演劇部

   古川黎明高等学校吟詠剣詩舞愛好会

   志津川高等学校郷土芸能愛好会

司会は本校実行委員の生徒が行い,演奏後は各団体の代表者にインタビューを行い普段の練習のことやこれからの抱負などを聞き出し,出演団体の思いを引き出してくれました。

 オープニングを飾ってくれたのが古川高等学校合唱部で4曲披露してくれました。

 気仙沼高等学校マンドリン部が演奏をおこない, マンドリンの音色は倍音成分に富み,音域の高いマンドリンは特にきらびやかで華やかな音色を持ち,素敵な演奏でした。

 次に石巻高等学校吹奏楽部が演奏を披露し,今回の参加団体の中で大人数での参加だったので音圧が凄く,迫力のある演奏でした。

 今回の総文祭総合開会式を担当してくれている本吉地区の学校5校(気仙沼高校,気仙沼向洋高校,東陵高校,本吉響高校,志津川高校)から学校紹介をしていただき,それぞれの学校の特徴がわかりました。

 古川黎明高等学校吟詠剣詩舞愛好会は日本の伝統芸能です。吟詠剣詩舞(ぎんえいけんしぶ)は,漢詩や和歌を独特の節回しで吟じる「詩吟」と,剣を用いて舞う「剣舞」,扇を用いて舞う「詩舞」,「詩吟」は腹筋を使いお腹から声を出すようにします。「剣舞」と「詩舞」は勇壮な動きや,目線・指先の細かな動きで状況や感情を表現力豊かな演舞でした。

 最後にとりを務めてくれたのは志津川高等学校郷土芸能愛好会が「行山流水戸辺鹿子躍」(ぎょうざんりゅうみとべししおどり)を披露してくれました。

 ステージ発表以外では第46回全国高等学校総合文化祭東京大会とうきょう総文2022に出展がきまっている作品の展示が行われました。本校写真部も出場します。

 全国総文祭は7月31日(日)~8月4日(木)まで行われ,それぞれの専門部ごとの会場で行われます。

【土木科】校庭トラック測設実習

 現在、迫桜高校土木科では地域貢献活動の一環として近隣小中学校の校庭トラックの測設作業を実習として行っています。

 「1周200mで設定しているけど、実際ほんとに距離が取れているの?」「今、180mで設置しているけど、200mにはできないの?」「校舎に対して斜めになってしまっている。」などのお悩みにできる限り対応しています。

 

 今年度はすでに鶯沢小学校様、宝江小学校様、若柳小学校様の3校で実施させていただきました。

「トータルステーション」という測量機械を使い、一度の観測で角度、距離を読み取ります。

角度に関しては1°の1/3600(1秒)単位まで、距離に関しては1ミリメートルの単位まで正確に測定できます。

 

観測点には「反射プリズム」という器具を設置し、レーザーを当て、反射にかかった時間から距離を算出しています。

小中学校の児童生徒が元気に使ってくれる姿を思い描いて、より精密なものを設置するため、本校生徒も一生懸命作業に取り組みました。

 

 ご協力いただきました小学校の皆様、ありがとうございました。

 今後もご要望にお応えしていきますので、是非お声がけください。

【土木科】(仮称)栗原IC整備事業 現場実習

 5月24日火曜日にエンジニアリング系列土木3年次生15名が現場体験実習に参加して参りました。

 みやぎ県北高速幹線道路に直結する(仮称)栗原インターチェンジを整備することで、沿線の工業団地や三陸縦貫自動車道との物流の効率化、速達性、定時性、確実性、利便性の向上が期待されるとともに、広域医療ネットワークの形成や地域間防災の連携強化を図られます。

 今回、栗原ICの整備を進める中で、縄文時代の遺跡が発掘されました。そこで近隣の小学生を対象に、体験学習が計画されました。

 その中で、迫桜高校土木科にお声がかかったのは、「竪穴式住居の建築体験」の下準備です。

 

 麻紐を組んで、竪穴式住居の骨組みを建て込んでいきます。

 崩れないように、強い力で締め付けていきます。

 6月5日の体験学習で小学生がこの骨組みにわらを葺いて、竪穴式住居が完成します。

 大変、貴重な体験をさせていただきました。ありがとうございました。

令和4年度 田植え終了しました

 5月18日(水)アグリビジネス系列2年次の授業で令和4年度の田植えを実施しました。昨年度に引き続き感染対策を講じながら機械での田植え実習が行われました。今年度から田植機械が新しくなり,関係する先生方も操作方法を覚えてから試運転を行い実習となりました。

 

 アグリビジネス系列2年次18名が交代で田植え実習

  水稲品種「ひとめぼれ」

 

 

平成の機械から令和の機械に移り変わり、さらにオートメーション化が進み,操作は1回の操作で3つの機能がおこなわれ,作業効率は良くなりました。

 

 

全生徒が機械での田植え実習を終えました。昨年実施した3年次と比較して、どちらがまっすぐに植えることができたでしょうか。実習後、生徒と教職員で豊作を祈願しました。

 

 

総合的な探求の時間(ドリカムゼミ)

 令和4年度から1年~3年「総合的な探究の時間(ドリカムゼミ)」金曜日の7校時に一斉に行うことになり、上級生が下級生に教える場面も多くなってきます。

 

 4月は1年~3年までアリーナにおいて探究の方法について学び、少人数グループで身近な問題をテーマにして「ロジックツリーの作成」を行いました。

 「なぜ?そうなるのか、そのためには?」掘り下げながら考えていく。大きなテーマからそのためには、どーしたらよいのかとグループ内で話し合いながらツリーを作成していきます。

 

 

 5月からは年次ごとにテーマに沿って実施しています。

 

 1年次は外部講師を迎えて、「成人とは」「成人年齢引下」にともなってメリット・デメリットを学び、考えました。

 

 2・3年次は「○○を元気にするために」身近なことから考え「ロジックツリー」の考え方で各グループごとに話し合いが行われました。


【2年次】

 個々の考えたことを発表し、グループごとにまとめツリーを作成していました。


【3年次】

 身近なことをテーマにして探究する力を身につけて友達・家族・地域、自分のために考え行動できる力を養うことが大切です。

令和4年度PTA・後援会 総会

 4月24日(日)感染対策を講じながら3年ぶりに「令和4年度PTA・後援会 総会」が本校アリーナで行われました。お忙しい中,200名の保護者が集まり,本校のPTA活動の説明についてご理解をいただきました。PTA会長挨拶でも感染予防対策のため実施できなかったPTA活動を少しでも実施できるように工夫を凝らしながら生徒を応援していきたいなど,少しずつ迫桜PTA始動し始めました。

 

 

1年次PTA「科目選択(親と子の進路相談)」

 総合学科として2・3年次の系列・進路を見据えての科目選択を早い段階から決めることになります。生徒はもちろん保護者の方々には子供と一緒になって将来のことを話し合ってもらい,進路実現(将来の職業)のために必要な科目(系列)を考えて欲しいです。期日が決まっていることから,連休中に親子で話し合いし,担任と面談が必要であればご相談ください。

 

 

2年次PTA「進路ガイダンス」

 親子の進路に向き合い方や家庭での支援について,保護者ガイダンスに出席したことをきっかけにして親子でコミュニケーションを図ってみることが大切です。親の思いを語り,子供の思いを聞き,妥協できるところを見つけ,お互いの考えを伝えあい,聞き、認めあい,一致点を見つけ出し合いましょう。これが親子でのコミュニケーションの効果になります。

 2年で自分の長所をはっきりさせ,伸ばしてセールスポイントとして捉えて進路実現にむけて取り組んで欲しいです。

 

 

3年次PTA「進路ガイダンス」

 進む方向性が決まれば,進路実現に向けての準備をする。進学者は学費や生活費を確認し,親子でシミュレーションを行うことが大切です。就職者も同様に社会人として必要な経費が掛かります(自動車免許取得のため)。3年次生として社会で求められる人になれるように残り少ない迫桜での高校生活を充実させ,進路達成させて欲しいです。

 

迫桜高校前の桜満開になりました

 令和4年度の春の訪れとして迫桜高校周辺の桜も満開を迎えました。例年は入学式頃が満開を迎えていましたが,今年度は桜前線もゆっくりと北上し4月18日満開のピークを迎えました。クラスごとの写真撮影も最高の状態で撮影が行われました。

 

 

迫桜高校農場にも春の訪れと同時に野菜苗(なす,トマト,ピーマン,きゅうりなど)の栽培が始まりました。順調の生育をしており,苗販売は5月の連休明け平日のみ実施する予定です。家庭菜園に最適な苗がそろっています。

 

 

生徒と保護者から大好評の「迫桜のトマト(中玉・ミニ)」栽培も始まりました。生徒はトマトの糖度を高めるための栽培実験を計画しています。昨年以上の品質を追求するためにも水管理を重視した栽培を考えています。

 

 

写真部 ニコン TopEye フォトコンテストにて全国入賞

ニコンのTopEyeフォトコンテストにて写真部2年次の佐藤里奈さん,小野寺あゆみさん,工藤花奈さんが各賞を受賞しました。佐藤里奈さんの「キミに落ちたのは・・・」と小野寺あゆみさんの「脆くて、儚い」は全国8位相当となる佳作,工藤花奈さんの「記憶」は全国18位相当となる準佳作となります。3人は昨年8月の全国総合文化祭出場に続く全国規模のコンテスト入賞となります。作品一覧は下記のリンクまたはPDFから鑑賞することができます。

佳作(全国8位相当)

佳作(全国8位相当)

「キミに落ちたのは・・・」

佐藤里奈

 

佳作(全国8位相当)

佳作(全国8位相当)

「脆くて、儚い」

小野寺あゆみ

 

準佳作(全国18位相当)

準佳作(全国18位相当) 

「記憶」

工藤花奈

 

 https://www.nikon-image.com/activity/topeye/196/award.html

 

TopEye312.pdf

【土木】橋梁模型コンテスト2021 入賞!!

 令和4年2月15日(火)に令和3年度(2021年度) 高校生「橋梁模型」作品発表会が開催されました。

 高校生橋梁模型コンテストは,未来の技術者である高校生を対象に,橋の模型づくりの体験を通じて,橋の知識の習得とともに,社会を支える基盤となる土木構造物への理解を深めることを目的に平成14年度から毎年開催されています。

 今回はコロナ禍を考慮し、WEBを活用した作品発表会が開催されました。

 

 東北地区16校から28作品が応募され,土木選択3年次生4名で制作した本校の作品が見事入賞を果たしました。

 

 今回の作品は青森県北津軽郡鶴田町にある「鶴の舞橋(つるのまいはし)」をモチーフに制作しました。

作品の紹介ページはこちらからご覧いただけます。

 http://www.thr.mlit.go.jp/tougi/kyoryomokei/R3/index_10.html

 

細かい部材を切り出し,ていねいに組み立てました。

 

 

最終工程の塗装も細部までこだわって仕上げました。

 

 

彼らの力作をぜひWEBでご覧ください。

理工部工業班 第14回風力発電コンペ WINCOM2021にてデザイン賞を 受賞!!

 11月30日(金),「第14回風力発電コンペ WINCOM2021」に本校理工部工業班が初出場し,作品名「迫桜(はさまざくら)」がデザイン賞を受賞しました。

  「迫桜(はさまざくら)」は,名前のとおり迫桜高校に咲く桜をイメージして製作しました。

  メンバー全員が3年次ということもあり,入試や就職活動が重なりましたが,限られた時間を遣り繰りして作品を仕上げました。

 また風車製作に当たりご協力頂いた協立塗料株式会社様より,記念品の贈呈が行われました。

 

12月23日の賞状伝達式の様子です。

今回製作した風車の詳細については大会公式ページにて掲載されていますので,ぜひご覧下さい。

URL:https://www.cit.nihon-u.ac.jp/wincom-2021/

 風車製作に当たり,資材提供と製作のご指導を頂きました協立塗料株式会社様に,この場を借りて御礼申し上げます。ありがとうございました。

迫桜miniフェス2022

 今年度、迫桜miniフェス第3弾を開催しました。

 12月7日から12日に第70回宮城県高校書道展覧会が開催されました。展覧会に出品した作品を校長室前に迫桜miniフェスとして展示しました。

 書道は「一回性」の芸術です。作品の書き始めから終わりまで一回で書くことを求められるため高い集中力が必要です。また,一回性の観点から書く文字は一文字たりとも同じものにはなりません。

 書に向き合う際には,感性を働かせ自分なりにアレンジを効かせながら作品を書き上げます。書きたい文字・詩文の内容や雰囲気にふさわしい書体・書風を用い,思いを込めて表現できることが書道の魅力です。

はくおうキッチン

 栗原市の食育教育「食生活改善推進事業~はくおうキッチン」が科目「食文化」の授業の中で行われました。2班に分かれ,栄養と健康に配慮した食事に関する講話を受け,栄養バランスのとれた食事と郷土料理の調理実習を行いました。

 栗原市食生活改善推進員で栄養士の後藤先生より食事バランスプレートを活用した講話をいただき,普段からバランスを意識した食生活の重要性について考えることができました。

 バランスを無視した食事は,塩分の取り過ぎになっていることに気づき,塩分をひかえるためにはどうしたらよいかを各班で話し合いました。だしや酢などを活用することで減塩につながることがわかりました。

 調理実習ができない時期が続いていましたが,少人数の班になり,感染症対策をきちんと行い,実施することができました。講義で塩分を控える方法を学び,だしや辛み・旨み(トマト)を活用した調理を実施しました。

○栗原の郷土料理「ふすべ餅」

「ふすべ(燻べる)」は、物を燃やす、いぶす、くすべる、すすけさせるなどの意味。こんがりと焼いたドジョウと、すりおろしたごぼうが主な材料なので、このような名前がついたようです。

とりわけ唐辛子のきいたふすべ餅は、寒い季節には体を温め、暑い夏は食欲増進に食べられてきました。どじょうの代わりに鶏挽肉を使用しました。

○塩分を減らす料理として「お豆のミネストローネ」

トマトスープで一番ポピュラーなものといえばイタリアの野菜スープ、ミネストローネ、野菜のほかにミックスビーンズなど入れた豆入りのミネストローネです。

 郷土料理と野菜たっぷりのスープの完成です。

 指導をいただきました栗原市食育推進委員の皆様ありがとうございました。

福祉講話

 コロナウイルス感染症の感染予防のため,福祉教養系列では施設体験や見学ができずにいます。卒業生が働いている社会福祉法人KTK福祉会のご協力をいただき,介護職員の仕事や入居者の1日の生活について講話をいただきました。

 

 講話が終了すると,講師の千葉先生が「これから施設を案内します」と話され,ZOOMでの通信が始まりました。施設見学ができずにいただけに,生徒も生配信に驚きの表情を浮かべていました。栗駒病院からアグレット岩ヶ崎までの道のりを,福祉車両から生配信していただき,生徒は施設の場所のイメージをもつことができました。

 

 施設の特徴や間取りの説明を受けました。和風の玄関をはいる映像からイメージを上まわる広さに驚きました。

 

 生配信で,職員の方々に仕事内容と施設設備の話が聞けたこと,施設の利用者の方と対話できたことは実際の施設体験と同様な学習ができました。

 最後はお互いに手を振ってZOOM配信がおわりました。私たちのために,職員・利用者の方々貴重な時間をいただいたことに感謝いたします。

 

シクラメン販売会

 アグリビジネス系列の生徒が栽培しているシクラメンの蕾みから,次々と花が咲き始め,11月27日(土)に販売会を実施しました。ハウス内の密を避けるために,整理券を配布しての販売会となりました。毎年楽しみにしている常連の方々も葉や花の形に満足して購入してくださいました。

 

 鮮やかなピンク,紫,赤,白など多彩な色の花を見て「思わず目移りしてしまう」などの声がありました。ひとつだけでなく,複数の鉢を多くの方に購入していただきました。

 

 販売実習に当たっては,接客・会計・包装などの対応は貴重な学習になっています。来場していただきましたお客様には感謝を申し上げ,またお越しくださいますようお願いしました。

 

 花の縁がひらひら波打っている人気のフリンジタイプやバタフライタイプと多彩な色・形を備えています。12月いっぱい販売しています。平日は9:30~16:00までとなっておりますので,是非お越しください。

 

宮城県高校写真展

宮城県高校写真展 3年連続優勝

写真部 5年連続全国総文出場

3名がとうきょう総文2022出場へ

 

11月3日(水)~7日(日)に宮城県美術館において宮城県高校写真展が行われ、本校写真部が三年連続で総合優勝しました。さらに金賞を受賞した二年佐藤里奈さん(金成中出身)、佐々木珠さん(栗原南中出身)、一年安部陽菜さん(佐沼中出身)の三名が、来年東京都で行われる全国高等学校総合文化祭(とうきょう総文2022)に出場することが決定しました。写真部としては信州総文2018、さが総文2019、こうち総文2020、紀の国わかやま総文2021に続き5年連続の全国高等学校総合文化祭出場となります。また、出場した写真部生徒8名が入賞を果たすこともできました。全国総文出場が決まった佐藤さんは「これからも全国大会で入賞できるような作品を撮っていきたい」と抱負を語ってくれました。とうきょう総文での入賞、6年連続となる全国高等学校総合文化祭(かごしま総文2023)出場を目指し、頑張ってほしいです。 

 

 

情報モラル教育 ~若小出前授業~

 2年次「情報処理」の選択者31名が3班にわかれて「情報モラル」について若柳小学校5年生を対象に出前授業を行いました。授業の中では,インターネットで情報を流す場合の注意点として写真などから個人情報が流出する事例などを紹介しました。写真からなぜ個人情報が流出するのかという質問が多くでました。本校生徒は疑問に答え,犯罪に巻き込まれないように注意を促しました。

 

 また,インターネット利用の課金トラブルについて,ゲームでの具体的な事例をあげながら,

お金に関わることは必ず保護者に相談する必要性を伝えました。

 

 SNSは、ソーシャルネットワーキングサービス(Social Networking Service)の略で、登録された利用者同士が交流できるWebサイトの会員制サービスのことです。身近で便利なコミュニケーション手段ですが,最近ではアカウントの不正利用や,知り合い同士の空間であるという安心感を利用した詐欺やウイルス感染の被害に遭うことなどの事例をあげ理解を深めてもらいました。まとめとして,出前授業で学んだことを生かして,振り返りシートに記入をしました。わからないことについては,高校生が先生となって質問に答えながら個々に対応しました。

 

地域交流事業 若柳小サツマイモ掘り体験

 地域交流事業として若柳小学校1年生を対象に食や農業の大切さを知ってもらうために「サツマイモ掘り」体験を実施しました。

 

  友達と協力しながらサツマイモの茎周辺をスコップで堀り,芋に傷がつかないように慎重に取り組んでいました。1つの芋を発見すると手で周辺を掘り,次々と収穫しました。喜びと歓声が飛び交いました。

 

 イモ掘りの順番が来るまでに,トラクタの運転席に座り記念撮影をしました。地域でよく見る機械ですが,運転席に座りハンドル・レバーを触るのは初めての児童が多かったようです。

 

 「サツマイモ〇✕クイズ」ではサツマイモの種類や育て方に関するクイズを出題し,大いに盛り上がりました。このクイズで学んだサツマイモに関する知識を家族のみんなにクイズを出題したり,イモ掘りの感想などを話したりしてほしいと思いました。

 

若柳公民館図書移動ボランティアについて

 11月6日、7日の2日間にわたり、3年次生7名、2年次生3名で若柳公民館新築移転に伴う若柳図書館の図書・蔵書梱包の手伝いをしてきました。子どもの頃に読んだ絵本から、児童図書、小説、辞書、図鑑まで、大きさはいろいろでした。

 

はじめは本への思いを寄せながら作業をしていましたが、徐々にその過酷さに気づき、後半は汗をかきながら黙々と作業を行ってきました。

 若柳図書館の図書をほぼ箱詰めすることができ、新しい図書館でそれらの本に出会えることを楽しみに作業を終了しました。皆さんお疲れ様でした!

花壇植栽(金成インター)

 栗駒国定公園の主峰である栗駒山の紅葉時期も後半になってきました。まん延防止等重点措置が終わり車の往来も多くなってきています。春・夏の草花から冬に向けた草花に換えるために11月4日(木)若柳金成IC出口花壇の植栽をしてきました。

 

 今回は,ハボタン・パンジーの植栽を行いました。ハボタンはブロッコリーやカリフラワーなどと同じアブラナ科の植物で寒さに強く、冬になると葉の中央が赤やクリーム、白、ピンクなどに色づきます。葉っぱが色づくと牡丹の花のように見えることから、名付けられました。パンジーは野生のスミレから交配されてできた花です。パンジーの流通は10月ごろから始まるため、上手に育てれば半年以上も開花します。寄せ植えや花壇など、様々な用途で植栽され、園芸には欠かせない草花です。

 

 冬はスリップ事故も多くなることから「安全運転に気をつけてほしい」という思いを抱きながら植栽を無事終えることができました。

 

若柳小学校への金融教育出前授業

11月4日(木) ビジネス経済の授業一環として若柳小学校5年生対象に「金融経済教育」を実施しました。ビジネス経済を履修する2年次生徒が講師となって、お金を大切に、計画的に使うことの大切さについてのプレゼンテーションを行いました。

 

●支出と収入のバランス

 例の中からバランスがとれているものは何か質問して、理想の家計バランスとは何かを考えてもらいました。

 

●旅行の計画を立てよう

 支出と収入のバランスについて学んだあと、旅行の計画を立てました。

 3つのコースから訪れたい場所、泊まる宿を選び,そのプランの費用を計算しました。

 

●旅費を得る

 次に旅行に必要な費用を得るために,クイズや時間内に輪を作るゲームを行いました。この活動を通じて,収入を得る大切さを経験してもらいました。

 

●やりくりは大切

 最後に、自分が得た収入と旅行の計画を照らし合わせて、コースの見直しを行いました。

自分が立てた旅行コースや予算と収入とをくらべることで,お金をやりくりすることの難しさと,計画的に使うことの大切さを実感してもらいました。

 

【土木】栗原×迫桜プロジェクト⑤

11月9日火曜日,5回目の現場施工です。いよいよ最終回です。

前回の記事はこちらをご覧ください。→【土木】栗原×迫桜プロジェクト④

 

前の週にかけていた養生を外したところです。かなりきれいに出来上がりました。

 

型枠を外していきます。端がかけないように慎重に行います。

 

輪留めを設置しました。「駐車スペース」という感じが一気に増しました。

 

段差に砕石を敷き、埋めていきます。作業も大詰めです。

 

これで完成です。仕上がりも満足のいくものになりました。

 

最後は全員で記念撮影です。

 

これまで栗原市職員の皆様や、はなやまネットワークの皆様など多くの方のお力添えにより、無事に工事を完了することができました。本当にありがとうございました。

 

【土木】栗原×迫桜プロジェクト④

11月2日火曜日,4回目の現場施工です。ようやく終わりが見えてきました。

前回の記事はこちらをご覧ください。→【土木】栗原×迫桜プロジェクト③

なんと、この日は河北新報の取材もありました。迫桜生の活動を取り上げていただけることは、とても光栄です。

前回、仮組した型枠の幅を決めていきます。生徒達の手つきもかなり様になってきました。

 

 舗装材を型枠の中に敷き詰めていきます。顔つきはまるでベテランの職人のようです。

 

今回使用した舗装材は水で固まる材料なので、散水をします。

 

この後、1週間ほど養生をすれば、型枠が外せます。次回はいよいよ仕上げとなります。

 

【土木】栗原×迫桜プロジェクト③

10月26日火曜日,3回目の現場施工をむかえました。

前回の記事はこちらをご覧ください。→【土木】栗原×迫桜プロジェクト②

 

この日はあいにくの雨でした。ですが、作業日もあまり取れないので雨天決行です!

 

 

雨具に身を包み、前回の砕石敷き込み作業の続きからです。

 

必要な高さまで砕石を入れ、転圧をかけました。

 

「バカ棒」を使い、点検を行います。「バカ棒」と名前はついても、この方法は割と正確に、迅速に点検できます。

 

並行作業で舗装材用の型枠を作成していきます。mm単位までしっかり揃えます。

  

上下の面が合うように、シャコ万力を使って釘を打ちつけていきます。

この型枠が完成の良否を左右するので、協力して慎重に組み上げます。

 

仮置きしました。雨の中で進められる作業はここまでです。生徒達も雨の冷たさに負けず、黙々と作業を進めてくれました。

 

次回は型枠の中に舗装材を敷き詰める作業からです。

【土木】栗原×迫桜プロジェクト②

10月19日火曜日,2回目の現場施工をむかえました。

前回の記事はこちらをご覧ください。→【土木】栗原×迫桜プロジェクト①

 

まずは前回残っていた掘削作業から開始します。

 

隠れていたコンクリートを手作業で破砕し、必要な深さまで掘り進めます。

 

分厚いコンクリートをやっとの思いで取り除きました。

 

次に基準高になるまで砕石を敷き込んでいきます。この作業が意外と重労働。

 

地盤が強固なものになるように『転圧』をかけていきます。

 

時間の都合上、今回の作業はここまでです。次回は砕石敷き込み・転圧作業の続きからになります。

祝 20周年記念式典

 10月8日(金)本校の創立20周年記念式典が挙行されました。本来であれば昨年度行われる予定でしたが,感染症予防のため今年の実施となりました。当日は遠藤副教育長・佐藤栗原市長ご臨席のもと静粛に式典が行われました。

 迫桜高校は,前身である栗原農業高等学校と若柳高等学校の歴史と伝統,精神などを継承し,平成13年に新しい学校として開校しました。

 

 生徒代表挨拶では生徒会長 2年 佐藤 真依さんから,これまでの20年を踏まえ,また一歩新しい歴史を刻むために迫桜生が一丸となって邁進する誓いのメッセージが伝えられました。

20周年記念講演として「まほらの歌 と 姫神/星 吉昭」と題して講師:姫神/星 吉紀 氏によりご講演をいただきました。

本校の校歌を作詞・作曲した星 吉昭の生い立ちと校歌「まほらの詩」に込められた思いなど校章と校歌から「未来へはばたく迫桜生」への応援メッセージを伝えられました。

 

 姫神/星 吉紀 氏 岩手県在住

  楽曲・合唱制作,オーケストラ編曲,楽曲提供,プロデュース,映像音楽

  ゲーム音楽,CM音楽など多方面の活躍を展開

  日ごろの音楽制作活動や演奏活動も映像で紹介。打ち上げ花火を演出する音楽も手掛けており、圧巻の映像を鑑賞した生徒は目を輝かせていました。

1年次ドリカムプラン発表会

9月17日ドリカムプランの発表会が行われました。総合学科である迫桜高校では「産業社会と人間」という科目があり、その中で、自分の進路について学習する時間がたくさんあります。高校生活の設計を立てるために自分の進路達成に向けた時間割を作成します。自分の進路達成に向けてこれからの高校生活・学習内容・資格取得・職業観などを作成するのがドリカムプランであり、生徒一人一人が自分の将来について考えます。

 

今回は各クラスの代表がドリカムプランの発表を行いました。迫桜ホールという大きな教室で大観衆のなかで発表するのは、さぞ緊張したことでしょうが、皆さん、堂々と自分の将来について発表していてとても素晴らしかったです。自分の夢を発表する、というのは恥ずかしい半面、クラスメートの夢を前向きに聞いたり話したりできる機会になり、発表会とても前向きなパワーに溢れていました。

 

 ドリカムプラン発表会では夢実現に向けて、「なぜ迫桜高校を希望して、どのような学習をして目標を実現するか」「未来を達成するための挑戦」「将来を見据えて過去を振り返り、未来へ向かうために」など具体的な内容を話してくれました。話すことでより進路実現に繋がります。

 

 ドリカムプラン発表会では夢実現に向けて、「なぜ迫桜高校を希望して、どのような学習をして目標を実現するか」「未来を達成するための挑戦」「将来を見据えて過去を振り返り、未来へ向かうために」など具体的な内容を話してくれました。話すことでより進路実現に繋がります。

 

【土木】栗原×迫桜プロジェクト①

現在,エンジニアリング系列土木では栗原市定住戦略室と連携し,「栗原×迫桜プロジェクト」と題し,活動しています。

 

内容は栗原市から移住・定住希望者向けに提供している花山地区のシェアハウスを迫桜生の手でリノベーションするというものです。

 

3年次生は,昨年から企画立案や企画のプレゼンテーションを行い,具体的な施工計画を検討するなどしてきました。

 

いよいよ現場施工に入る日が来ました。施工内容は「駐車スペースの整備」です。

10月5日火曜日,現場施工初日です。

 

 まずは施工位置を出すために丁張(ちょうはり・目印になる)をかけていきます。

 

測量器械(オートレベル)を使い,高さの基準を出します。

 

並行作業でおおよその位置を掘り進めます。つるはしを振るう手,もだんだん握力が奪われていきました。

 

丁張に水糸を張り,目で見てすぐに位置と高さの基準がわかるようにしました。

 

掘削を進めて,はじめてわかった事実・・・。土の下にはすでにコンクリートが打ってありました・・・。ですが,ここまで来たら後には引けません。必要な深さまで掘り下げていきます。

 

この日の作業はここまでになりました。

 

次回は掘削作業の続きと砕石の敷き込み,転圧作業(締め固め)を予定しています。

続報をお待ちください。

令和3年度 就職試験激励会

 令和3年度就職試験が9月16日より始まります。就職希望者を対象に校長先生より激励の言葉をいただき、試験に向けての対策を発揮することを誓い合いました。昨年度は試験が1ヶ月遅れで解禁査されました。今年度も昨年同様の環境ですが、例年通りの日程で試験が行われます。これまで先生方・友人と試験対策をして準備してきたことを思い出しながらがんばっていこうと,お互いに激励し合いました。

 

 生徒を代表して及川博紀君から力強い言葉と大きな声での宣誓が行われました。

 一人一人が希望した企業に就職できるようにと,及川君の言葉を噛みしめました。

 

試験対策と準備は大丈夫と思っていますが、何か不安。試験に臨む心構えと内定へのアドバイスを進路指導部長 千葉健太郎先生から話をいただきました。当日は高校生らしい態度で,「あいさつ」と「笑顔」を忘れずに,気を引き締めて,がんばってほしいと思います。

第45回全国高等学校総合文化祭

 第45回全国高等学校総合文化祭写真部門 優秀賞(全国6位)

 7月31日から8月6日に「紀の国わかやま総文2021」が開催されました。本校からは県代表として写真部が参加しました。昨年と同様に新型コロナウイルス感染拡大が心配される中で,充分な予防策をとりながらの開催となりました。その様な中,全国から集まった優秀な作品を鑑賞できたことは,今後の活動への大きな刺激となりました。

今年は2年 工藤 花奈さんが 全国総合文化祭写真部門 優秀賞を受賞しました。

 タイトル「呼 吸」

 

 この「呼吸」という作品は,花が生き物として呼吸をしていることを表現しました。私たち人間は普段活動しているため,呼吸をしているイメージがありますが,植物の場合どう表現すれば写真で伝えることができるかを,考え表現した作品です。

全国総合文化祭写真部門には宮城県代表として本校からは下の写真(左から2年 佐藤 里奈さん,工藤 花奈さん,小野寺あゆみさん)が参加しました。全国からの精鋭が集う大会です。多くの作品を鑑賞することで,すばらしい作品に出合え,勉強することができました。また,和歌山県の自然や文化に触れながら,宮城県にない風景を体感でき,和歌山県を写真におさめることで部員にも総文祭や和歌山県のすばらしいところを紹介したいと考えています。

 

 左の作品タイトル「時を織る」 中央の作品タイトル「無題」

 

 「コロナ禍の中,感染対策を徹底した上で開催をしてくださった総文祭事務局・生徒実行委員の方々とあたたかく迎えてくだっさった和歌山県民の皆様に感謝申し上げます。来年度は東京都開催『とうきょう2022』に多くの迫桜生が参加し,活躍できるよう,今後も日々の活動に力を入れていきたいと思います。」

迫桜高校 アグリビジネス系列で栽培した農産物の提供・販売

 迫桜高校をもっと知ってもらおうと、アグリビジネス系列で栽培したトマト・なす・ジャガイモ・玉ねぎなどを「トヨタカローラ宮城」に購入していただきました。古川店では来場者に限定プレゼンとして利用していただき、苦竹本店では「夏祭り」が行われ、縁日のなかで本校の野菜が紹介されていました。

 

「トヨタカローラ宮城 古川店」   大崎市古川穂波3丁目2−22

 

 来場者にプレゼントを実施し、なすやトマトが人気があり、当日のみになるかも・・。など好評でした。店長さんからも、「また利用させてください」とお言葉をいただきました。

 

トヨタカローラ宮城アムシス苦竹店  仙台市宮城野区苦竹2丁目6-10

 

苦竹店 屋外夏まつり会場では屋台の大量出店!おいしいもの、雑貨、お土産品など、楽しいブースの中に迫桜高校アグリビジネス系列で栽培した野菜が来場者に振る舞われました。

 

 野菜の販売だけでなく、本校の紹介もしっかりとしていただきました。本校で栽培された米なすは大きさと形の良さに来場者の皆さんはびっくりしていたようでした。

 

イベント初日大好評!! イベント途中で品物がなくなるのでは・・担当者はヒヤヒヤしながらイベント来場者に紹介していました。

コロナ禍において、改めてフレイルを考えてみる。

 出口の見えないコロナ禍により、多くの方が自粛生活を余儀なくされていると思います。特に高齢者への影響は顕著であり、外出を控えすぎて、生活不活発による筋の萎縮・筋力の低下により、立ち上がり動作や歩行、階段昇降などの日常生活活動動作さらには精神面にも多大な悪影響があることは容易に推測されます。

 福祉教養系列では地域の実態調査を実施しながら予防策を伝えるために7月15日(木)新山地区の高齢者を対象に実施しました。

 

 コロナ禍で外部での実習ははじめて,生徒もコミュニケーションがうまくできるか不安な要素はあるようでした。しかしながら「孫がきた。」「孫じゃなくてひ孫でしょ!」などの声が飛び交い笑いが絶えない歓迎で,緊張もほぐれて自己紹介をさせていただきました。

 

 

お互いに感染対策を講じながら現在の健康状態・外出頻度・日中の過ごし方などアンケートに答えていただきました。

 

 ◎フレイルとは?=身体的問題(筋力の低下、動作の俊敏性低下、転倒リスク増加)、精神・心理的問題(認知機能障害、うつ、社会的問題(独居、経済的困窮)が複合的に密接し、健康と要介護のはざまの状態(=虚弱・老化)にあること。早期に介入して対策を行えば元の健常な状態に戻る可能性があるなど,授業で教わった内容を伝えました。

 

迫桜高校生徒が提案するタオルを利用した体操を紹介、当日参加していただいた高齢者の方々と一緒に実演しました。一人ではなくみんなで楽しく体操する喜びを感じながら4つ提案しました。

 

土木系列 現場実習

 7月13日(火)エンジニアリング系列土木選択の2・3年次生33名を対象に「令和3年度現場実習」を開催いたしました。

今回の現場実習は宮城県建設業協会栗原支部の皆様にご協力いただき、実施されました。

 最初の現場見学は花山ダム堆積土砂撤去工事を見学しました。

 宮城・岩手内陸地震にみられるような自然災害により,ダム内に土砂が流入することで貯水量の低下や下流域の防災機能低下といった影響が考えられます。それらを未然に防ぐため,ダム機能の回復を目的とした工事です。

ICT建設機械による施工が実施されている現場でした。

 

ICT建設機械による施工が実施されている現場でした。

 

 次に見せていただいたのは(仮称)栗原インターチェンジ道路改良工事の現場です。

本工事は東北自動車道とみやぎ県北高速幹線道路を直結させる(仮称)栗原ICを整備するものです。現在は工事用道路の整備を行っているとのことでした。

 

 この現場ではドローンを用いた測量を行い,測量データを3次元化。さらにはその3次元データを重機へ取り込み,施工を行っているとのことでした。

ICTが土木の現場に導入されてきたことにより,以前よりミスが少なく,より安全に施工を行うことができるようになったというお話もありました。

 

 

その後,栗原建設会館へ移動し,昼食休憩を取りました。宮城県建設業協会栗原支部様にご用意いただき,おいしいお弁当をいただきました。

 

 午後からは迫桜高校OB3名の方々から講話をいただきました。現在の仕事の内容,学生時代に学んでおけばよかったと思うことなど,ざっくばらんなお話をしていただきました。生徒も興味深く聞いていたようです。

 

最後に野口建設(株)様の機械ヤードにて体験実習をさせていただきました。

 

UVA(ドローン)の操作体験と連動しているカメラの映像をVR体験している様子です。現在の測量は徐々にドローンによる測量が主流になりつつあります。

 

バックホーやショベルローダーなどの建設機械の搭乗体験の様子です。ICT技術の発達が進んでいるとはいえ,まだまだ細かな技術の必要な世界です。実際に動かし,重機から降りてきた生徒は興奮した表情を見せていました。

 

トータルステーションやオートレベルを利用し,盛土丁張設置実習を行いました。

2年次生は器械に触れたことがある程度だったので,多くの生徒が悪戦苦闘していました。

3年次生は説明を聞くと,悩みながらもなんとか対応できていたようです。

 

 お忙しい中,ご対応いただきました宮城県建設業協会栗原支部の皆様,本当にありがとうございました。生徒にとっても,とても刺激になる一日でした。

今後も地域企業の皆様と連携した活動をより多く行えればと思います。

 

写真部の地域連携活動

 昨年度に引き続き、コロナ感染拡大により展示や観覧を控えることが多い中、生徒の作品を多くの方に見ていただくために展示の機会と場所を模索していました。CSR活動(Corporate Social Responsibilityの略語:地域貢献活動)をしたご縁があり、「トヨタカローラ宮城」様に相談したところ築館店のご理解とご協力をいただき、今年度より写真部生徒の作品を店内に展示していただくことになりました。

 

「トヨタカローラ宮城 築館店」   栗原市築館字留場桜22

 

 店内に入ると正面左側に写真部の作品4点が展示されています。

 今回は宮城県高文連写真展のために撮影した写真を中心に展示しました。

 早速、卒業生や部員の保護者などが来場していますが、一般のお客様からも好評をいただいているとのことです。トヨタカローラ宮城に高校生の作品が展示されていることは意外な組み合わせでありますが、今後も地域性があるものや撮影技術を凝らした作品などを展示していきたいと思います。

 

 それぞれの作品には撮影者の氏名やコメントなども掲載されています。写真のこだわりや撮影ポイントなどを見ていただいて、撮影者の意図を考えるのも面白いと思います。今後も継続して展示していきますので、次回をお楽しみに!!

若柳夏祭り丘絵灯ろう制作ボランティアに行ってきました!

  栗原市若柳夏祭り流灯花火大会は,コロナウィルス感染症の影響により残念ながら今年度も中止となりました。その中でも,若柳金成商工会青年部の皆さんは明治35年から続く伝統ある若柳夏祭りに思いを馳せ,絶やさないために今年度は絵灯ろうを河川敷きで点灯することとしました。長い歴史と伝統ある夏祭り,子供たちに夏の思い出として少しでも夢と希望を届けたいと考えたそうです。

 その熱い思いに共感し,私たちの思い出にも残っている「夏祭り」を絶やさないためにも丘絵灯ろうの制作に協力してきました。

【活動の様子】

 

 青年部  丘絵灯ろう担当の菅原さんより,若柳地区での灯ろうのはじまりから説明をいただきました。お盆の灯籠流しは亡くなられた方の弔いのために行っていますが,年々規模が大きくなり,迫川に多くの灯ろうを流すことになったそうです。灯ろうには町内の小・中・高校生が作成した絵を飾っていましたが,濡れたり,沈んだりする姿に心を痛めていたそうです。また,流すことでゴミ化してしまうという問題にも直面しました。そこで,平成26年に丘絵灯ろうとして迫川の河川敷に並べることを考え,環境に配慮した「夏祭り」がスタートしました。

青年部  丘絵灯ろう担当の菅原さんより,若柳地区での灯ろうのはじまりから説明をいただきました。お盆の灯籠流しは亡くなられた方の弔いのために行っていますが,年々規模が大きくなり,迫川に多くの灯ろうを流すことになったそうです。灯ろうには町内の小・中・高校生が作成した絵を飾っていましたが,濡れたり,沈んだりする姿に心を痛めていたそうです。また,流すことでゴミ化してしまうという問題にも直面しました。そこで,平成26年に丘絵灯ろうとして迫川の河川敷に並べることを考え,環境に配慮した「夏祭り」がスタートしました。

 

 丘絵灯ろうに使用する絵をラミネート加工します。 この絵は,栗原市内の幼稚園児のみなさん,小学生の皆さんの作品です。子どもたちが大好きなものや,将来の夢を描いているものです。 失敗しないよう慎重に慎重に作業を行います。

 次に,ラミネート加工を行います。きれいに色づけしているので手を止めて見入ることも時々ありましたが,丁寧に丁寧に。

 

 ラミネート加工したものを丘絵灯ろうの木の枠にビス留めします。きれいに貼るためには対角線上にビス留めすることで,しわがなく貼ることができます。

 雨の時,ロウソクに火がつかないという問題も絵灯ろうがはじまったときからの悩みであったそうです。解決策を模索しているときに,ソーラーライトの案がでてきました。コストが掛かるが長い目で考えればエコであり,火を使わないことで風の影響も受けず,火事の心配もなくなりました。

点灯・消灯の手間もなく,暗くなると一斉に点灯することで,新しい夏祭りの姿となりました。日中に子供たちが描いた絵を鑑賞し,夜は灯ろうが灯す暖かな光を見て日中とは違った絵を鑑賞することができます。丘絵灯ろうの光はあなたの心をきっと癒してくれるはずです。

迫桜高校 書道部も絵灯ろうに参加しています。

書道で作った灯ろうは一段と暖かく幻想的な光になるそうです。

先人たちへの愛と感謝,供養・コロナウイルスの終息を願って8月1日から8月16日まで若柳河川公園で点灯されます。

迫桜miniフェス2021

 今年度、迫桜miniフェス第2弾を開催しました。

 コロナ禍で今年度も支部総文祭の開催は中止となりましたが,美術専門部については

6月25日(金)~27日(日)登米市祝祭劇場を会場に実施されました。受賞した作品もあり,

美術部の生徒が中心となってフェスを開催することができました。

 

 左側絵【優秀賞】(題:最後の衝撃 2年 岩渕未来さん)

中央絵(題:「津島神社」2年 伊藤あかりさん)

 右側絵【優秀賞】(題:ジルコニウム色の空 2年 岩渕未来さん                    

登米市内の住宅街 電線を細い線を表現することが難しく,マスキングテープに色を塗り細く切って電線を作成し,電線の書き方や工夫点など多くの質問が出た模様です。

 

右側絵【優秀賞】(題:五十塔 2年 佐藤優太さん)

 仙台市青葉「定義山」五十塔 屋根の表現がとても難しかったようです。

 

くりこま高原駅の花壇植栽

 くりこま高原駅は宮城県県北全域から自家用車で当駅へ来て、仙台・東京方面へ向かう旅客が多い。利用状況についてはJR東日本によると、2019年度(令和元年度)の1日平均乗車人員は1,010人です。これから夏に向けて観光を目的とした利用者が増えることが予想される。その中でも,栗駒国定公園の主峰である栗駒山(くりこまやま)は、標高1,626m、東北地方の中央に位置し、宮城・岩手・秋田の三県にまたがる栗駒山は円錐状の裾野をもつコニーデ型の火山です。奥羽山脈の女王とも呼ばれます。

花の百名山としても知られ、150種もの高山植物が群生し、日本屈指の山岳紅葉、山毛欅の原生林、魅力的な温泉、そして登山初心者から上級者まで楽しめる登山コースを有するため、一年を通して多くの方が訪れる魅力あふれる絶景地です。

「日本百名山」を著した深田久弥は、その後書きの中で、「東北では秋田駒ヶ岳と栗駒山を百名山にいれるべきであったかもしれない」と述懐している隠れた名峰です。

 

 県北の玄関口でもある「くりこま高原駅」ベコニアと越冬したブルーサルビア,マリーゴールドについてはプランターに植栽を行いました。

 

 玄関先には「ようこそ、くりこま高原駅へ」と本校の名前が入ったプランター棚を設置し

利用者を迎える準備が完了しました。9月まで設置することから管理も行っていきます。

「花壇植栽」について

 アグリビジネス系列では2月に播種をし,花壇用の苗の栽培管理をしてきました。地域としては市内の多くの学校や企業・団体に花の販売を行ってきました。今年度は,私たちが栽培した花を,生徒はもちろん,来校者の方々にも見ていただきたいと考え,校内の花壇の整備を実施しました。

 

昨年に植栽した葉ボタン・ビオラと雑草を取り除き,土を耕し植栽の準備です。

 

 除草し耕運した花壇に肥料を入れて準備完了,

 中間には越冬したブルーサルビアを残して立体のある花壇設計を考えてみました。

 

 ベコニアを前面に植栽し中間にはブルーサルビア,後ろにはサルビアボンファイヤー

(草丈があるサルビアの品種)それぞれの草花の特徴があらわれる花壇にしたいです。

産業社会と人間(社会人講話)

 1年次の「産業社会と人間」では自己の在り方や生き方について考え,将来の社会生活や職業生活に必要な意欲や態度を身につける。今回は社会人講話をいただき、社会の一員として生きることを自覚させ社会生活や職業生活に必要な基本的な能力や態度、及び望ましい勤労観、職業観を育むため,職種が違う4名の講師の先生方を招き,4回実施します。

6月15日は伊藤ハムウエスト(株)前専務取締役,現在は本校の講師として授業を受け持ってもらっている 千葉 恒雄先生から「社会で必要とされる人材~高校生活は、社会に出るための準備期間~」と題して講話をいただきました。

 

高校時代に失敗や挫折で学んだことを生かして,大学進学を決意し志した。

 

大学での就職活動においては,不合格が続き,最後の望みをかけて誰もがしない学生服(詰め襟制服)で就職試験に臨んだ。なぜリクルートスーツでなく学生服だったのか・・・自分自身を知ってもらうため,特徴のある学生と思ってほしかった。当時の人事担当者からも認めてもらい翌年に伊藤ハムに就職、その後も人事部に配属され,採用に従事し多くの方と面接をしてきた経緯も話してくれた。

 

 その中でも基本的な生活習慣「あいさつ」についても触れ,自ら進んで大きなあいさつをする人は積極性のある人材と見なされた成功例や失敗例など具体的な理由も教えてくれました。最後に人生において(+)と(-)があるが,(-)の壁を乗り越えるときは,自己分析をし,自分の成長のため,視野を広げることで発見することが多くあることから(-)課題をチャンスと捉えて高校生活・社会にでてほしい。

3年次 進路ガイダンス

いよいよ3年次は進路達成を目指して本格始動した。進路ガイダンスにおいて,具体的な希望進路決定に向け,生徒が主体的に進路活動に取り組めるよう情報提供と演習を行うため進路目的別に細かいブースにわかれ,それぞれの講師からアドバイスをいただきました。

 

 迫桜ホールでは,就職に向けた準備や面接の作法など講師から講義を受けた。今年度の求人状況は・・・昨年度と同等なのか,それともコロナ禍の影響があるか不安な一面もありますが,自己分析を活かしたアピールができるように準備をしておきましょう。

 

 看護系の学校を希望している生徒はオンラインでの学校説明会をうけました。はじめてオンラインでの参加で緊張しながら質問をしていました。

県内の大学8校,短大7校が参加し個別での質問も受け付けてくれ,今後の受験に向けて準備がはじまりました。

  

 専門学校については32校が来ていただき,専門的に勉強することで,どのような力がつき,どのような求人・就職先があるか具体的に示してくれました。資格取得することで職業の幅も広がり,具体的な目標が見えてきた人もいました。

  感染対策を講じながら迫桜高校にある施設をフル活用しながらのガイダンスでした。

 進路達成に向けて一歩リードする迫桜生でした。

 

 

 

陸上競技部 令和3年度大会結果

【宮城県高等学校総合体育大会本吉・栗原登米・大崎支部予選会】

男子 4×100 鈴木康太・鈴木遥大・髙橋幸太・葛岡颯太 47”50
                                                                    =県大会出場
   やり投 菅原卓43m36 4位 =県大会出場
   ハンマー投 遠藤拓真33m54 3位 =県大会出場

女子 100 佐藤汐織14”71 10位 =県大会出場
   200 佐藤汐織30”69 9位 佐藤佑亜31”34 11位
       渡辺涼32”26 12位 =県大会出場
       400 本田紗菜 1’05”51 3位 伊藤愛心1’13”07 10位
                                                                    =県大会出場
   800 佐々木玲音2’51”13 8位 髙橋佳蓮2’56”96 9位
                                                                    =県大会出場
       100H 本田紗菜16”78 2位 =県大会出場
   400H 本田紗菜1’11”45 2位 =県大会出場
   4×100 佐藤汐織・本田紗菜・渡辺涼・佐藤佑亜 57”13 8位
                                                                    =県大会出場
   4×400 伊藤愛心・本田紗菜・佐々木玲音・髙橋佳蓮 4’49”03 6位
                                                                    =県大会出場


【宮城県高等学校総合体育大会】

男子 ハンマー投 遠藤拓真32m69 9位 
   やり投 菅原卓45m47 12位

女子 100H 本田紗菜17”17 準決勝進出
   400H 本田紗菜1’09”36 8位 入賞

「迫桜miniフェス2021」について

 今年度、最初の迫桜miniフェスを開催しました。

 本校にはFLA(フレキシブルラーニングエリア)が教室前や実習棟などフリーな空間があり学習活動に利用できるようになっています。

 この空間の有効活用を目的として生徒会が中心となり企画をしてくれました。

 新入部員が入部して2ヶ月が過ぎ、これまでの成果の発表となります。今回は県高校写真展で2年連続総合優勝を果たしている「写真部」の作品展示になります。感染症予防対策で発表場所が少なくなっていますが、生徒会が企画してくれるおかげで全生徒に見てもらうことができました。

 私たちが生活している校舎や教室など普段は見ない風景を見て、知ってもらい、写真を通して迫桜の意外な一面を拝見してください。

 

 生徒のみなさんからすきな作品・感想をいただくことで、今後の活動に生かしていきたいです。

 

福祉教養系列の授業から

 授業の中で、コロナ感染拡大により外出を控え、心身面等で不安を抱えている高齢者が全国的に多いことを知りました。そこで、栗原市内にお住まいの高齢者の方々にも同じようなことがおきていないか、生活実態を確認するためにアンケート調査(聞き取り)を実施しました。調査を基に現在抱えている問題を課題として検証し、私たちが何かできるかを考えていきたいです。

 

 民生委員 磐井さんは上町地区の方々に事前に連絡をしていただいたので、ご理解をいただいたのでスムーズに調査することができました。私たち3年生も昨年度はお年寄りとお話しする機会もなかったので緊張しながらの訪問となりました。

 

 お互いに感染対策を講じながら現在の健康状態・外出頻度・日中の過ごし方などアンケートに答えていただきました。アンケート後には人生の先輩として話の中から・・・「辛いことがあっても逃げ出さないこと」などアドバイスをいただき、経験豊かなご夫婦の言葉を受け止め、私たちも、お互いを支えられるパートナーと出会いたいと考えました。

 

 直接、話を聞くことで外出については必要最低限に控えていることがわかりました。

 アンケート調査の結果を分析し、私たちができるお手伝いを提案していきたいです。

 上町の方々ご協力ありがとうございました。

 

文化部の活動

 運動部は高校総体に向けて日々練習をして成果を発揮していますが、部活動の中でも「文化部」の活動の一部を紹介します。

 

「調理部」

 日本の食文化は奥が深く、日本の国土は南北に長く、海、山、里と表情豊かな自然が広がっているため、各地で地域に根差した多様な食材が用いられています。また、素材の味わいを活かす調理技術・調理道具が発達しています。日本人の伝統的な食文化がユネスコ無形文化遺産に登録されたことも理解を深めながら、地域の食材を活用した新しいメニュー開発も行っています。今日のテーマは「地域の食材を利用しよう」(豚肉・ズッキーニ)

 

 豚肉を炒めたり,煮たり・・・薄く切ったり、巻いてみたりと生徒たちは試行錯誤しながら料理を造っていました。豚肉に含まれるビタミンB1は、ご飯やパンなどの糖質がエネルギーに変わるのを助ける働きがあります。これは、別名「疲労回復ビタミン」とも呼ばれ、疲れの原因である乳酸が体内に溜まるのを防ぐほか脳や中枢神経の働きにもかかわっています。夏バテ対策に向けて新しいメニューの開発をお願いします。

 

ズッキーニは実はカボチャの仲間で黄緑色野菜に多いβカロテンが含まれています。その他にもビタミンK・ビタミンC・ビタミンB・カルシウム・カリウム・葉酸なども含まれています。ズッキーニを薄くスライスしてリボンの作成など見た目と食感を大切にし、個性を凝らした料理と盛り付けを考えていました。

 

 

 次回は伝統料理にも挑戦したいと考えています。

 

茶華道部の活動

 華道の講師として「池坊わくやいけばな教室」成澤先生を迎え、「日本の四季折々の樹々や草花という命を切って花器に挿す。その生命を愛でる、生ける、生かす、客人をもてなすため美しいものをより美しく表現する様式美、型式美を 先達の教えから学び、稽古を重ねることで 自らの美しい心と繋がり、磨き高める道である。」この教えを基にして自由花(じゆうか)定まった型はなく、草木の形状や質感にも目を向けながら文字通り自由にいける様式で、幅広い表現ができました。

 

 ガーベラ、スプレーカーネーション、かすみ草、ゴット、フトイを用いて

目標は「きれいだね」花木が一番きれいに見える位置を表現してみました。

 

 1年生から3年生まで個性豊かな表現をしていました。

 

 校内に展示しています。

 

 (写真部より提供)

写真部の活動

 写真部では総文祭や各コンテストの入賞に向けて技術向上を目指して活動をしています。部員は高校入学後に写真部に入部したためカメラの基本的な使い方から学びます。技術面ではシャッターを切るとき、「光」「撮影環境」「構図」「被写体」「カメラの設定」などをどこまで「認識」できるかが課題となります。今日のテーマは「迫桜高校のこの景色・場所いいところを教えます」と題して校舎内外を撮影しています。

 

 今日撮影した写真は厳選して校内に掲示します。私たちが生活している校舎や教室など普段は見ない風景を見てください。

総合的な探求の時間(ドリカムゼミⅡ)について

 2年次生徒対象に「社会で求められる力」をテーマに考える時間となりました。個人の力(学習・生活・性格)を分析するために講師として(株)ベネッセコーポレーション東北支社長 張 乙清さんを招いて講話をいただきました。本来であれば迫桜ホールでの分析であったが,感染予防対策のためクラスごととなりました。

2年4組を拠点として1組~5組までZOOM配信され講義と分析が行われました。

 自己紹介では張先生は・・・甲子園出場常連校,バリバリの高校球児であった!しかし,レギュラーではなかったが部員としてできることをチーム一丸でやり遂げたことが大きな力になっている。さらに同級生には有名な俳優さんと勉学をともにした・・・など,びっくりする紹介でした。

 

○基礎力診断テストを振り返り

  現在の学びの力は・・・・ 昨年度と比較して・・・・

 これまでの学びの力が,どこまで到達できたか,さらに深めなければいけないことは何か考える時間でした。

○社会で求められる力とは

  基礎学力とは・・・・  誇りある実績・・・  困難に乗り越えた経験・・・  自信の強みとエピソード

 それぞれ自分を分析して高校生活の中で「ひとつ上を目指す」迫桜生となればと思います。

 

 

令和3年度 田植え終了しました

 5月20日(木)アグリビジネス系列2年次の授業で令和3年度の田植えを実施しました。昨年度は新型コロナウイルス感染予防対策のため,5月は臨時休業のため実施できませんでしたが,感染対策を講じながら2年次はじめての田植え実習が行われました。

 アグリビジネス系列2年次17名が交代で田植え実習

 

 「ひとめぼれ」の苗を6条植えの田植機に設置し準備完了

「ひとめぼれ」の苗を6条植えの田植機に設置し準備完了

 先生の指導の下、まっすぐに植えることができるかゆっくりと・・徐々にスピードを上げながら植え付け  

先生の指導の下、まっすぐに植えることができるかゆっくりと・・徐々にスピードを上げながら植え付け

田植え中ですが,機械の旋回した際のタイヤの跡が気になります。田んぼの中に入りならします。(泥の中では思うように動くことができません)

田植え中ですが,機械の旋回した際のタイヤの跡が気になります。田んぼの中に入りならします。(泥の中では思うように動くことができません)

 

機械の操作,まっすぐに植えることの難しさが体験することでわかりました。それぞれ個性がある植え方で今後の生育調査を実施し,秋の収穫が楽しみです。 

機械の操作,まっすぐに植えることの難しさが体験することでわかりました。それぞれ個性がある植え方で今後の生育調査を実施し,秋の収穫が楽しみです。

 

写真部3年 山崎永愛(えな)さんの記事が紹介されました。

令和2年11月4日 更新

 

 写真部3年山崎永愛さんの活躍が「高校生新聞ONLINE」で紹介されました。

 下記URLよりアクセスできます。

 

 ◇あなたを覗いている「目」の正体は…思わずドキっとする高校生の写真作品

  https://www.koukouseishinbun.jp/articles/-/6930

 

 ぜひご覧ください。