若柳夏祭り丘絵灯ろう制作ボランティアに行ってきました!

  栗原市若柳夏祭り流灯花火大会は,コロナウィルス感染症の影響により残念ながら今年度も中止となりました。その中でも,若柳金成商工会青年部の皆さんは明治35年から続く伝統ある若柳夏祭りに思いを馳せ,絶やさないために今年度は絵灯ろうを河川敷きで点灯することとしました。長い歴史と伝統ある夏祭り,子供たちに夏の思い出として少しでも夢と希望を届けたいと考えたそうです。

 その熱い思いに共感し,私たちの思い出にも残っている「夏祭り」を絶やさないためにも丘絵灯ろうの制作に協力してきました。

【活動の様子】

 

 青年部  丘絵灯ろう担当の菅原さんより,若柳地区での灯ろうのはじまりから説明をいただきました。お盆の灯籠流しは亡くなられた方の弔いのために行っていますが,年々規模が大きくなり,迫川に多くの灯ろうを流すことになったそうです。灯ろうには町内の小・中・高校生が作成した絵を飾っていましたが,濡れたり,沈んだりする姿に心を痛めていたそうです。また,流すことでゴミ化してしまうという問題にも直面しました。そこで,平成26年に丘絵灯ろうとして迫川の河川敷に並べることを考え,環境に配慮した「夏祭り」がスタートしました。

青年部  丘絵灯ろう担当の菅原さんより,若柳地区での灯ろうのはじまりから説明をいただきました。お盆の灯籠流しは亡くなられた方の弔いのために行っていますが,年々規模が大きくなり,迫川に多くの灯ろうを流すことになったそうです。灯ろうには町内の小・中・高校生が作成した絵を飾っていましたが,濡れたり,沈んだりする姿に心を痛めていたそうです。また,流すことでゴミ化してしまうという問題にも直面しました。そこで,平成26年に丘絵灯ろうとして迫川の河川敷に並べることを考え,環境に配慮した「夏祭り」がスタートしました。

 

 丘絵灯ろうに使用する絵をラミネート加工します。 この絵は,栗原市内の幼稚園児のみなさん,小学生の皆さんの作品です。子どもたちが大好きなものや,将来の夢を描いているものです。 失敗しないよう慎重に慎重に作業を行います。

 次に,ラミネート加工を行います。きれいに色づけしているので手を止めて見入ることも時々ありましたが,丁寧に丁寧に。

 

 ラミネート加工したものを丘絵灯ろうの木の枠にビス留めします。きれいに貼るためには対角線上にビス留めすることで,しわがなく貼ることができます。

 雨の時,ロウソクに火がつかないという問題も絵灯ろうがはじまったときからの悩みであったそうです。解決策を模索しているときに,ソーラーライトの案がでてきました。コストが掛かるが長い目で考えればエコであり,火を使わないことで風の影響も受けず,火事の心配もなくなりました。

点灯・消灯の手間もなく,暗くなると一斉に点灯することで,新しい夏祭りの姿となりました。日中に子供たちが描いた絵を鑑賞し,夜は灯ろうが灯す暖かな光を見て日中とは違った絵を鑑賞することができます。丘絵灯ろうの光はあなたの心をきっと癒してくれるはずです。

迫桜高校 書道部も絵灯ろうに参加しています。

書道で作った灯ろうは一段と暖かく幻想的な光になるそうです。

先人たちへの愛と感謝,供養・コロナウイルスの終息を願って8月1日から8月16日まで若柳河川公園で点灯されます。