迫桜生の活動報告

食品製造 みその仕込み

「初めてなので,全部が新鮮です!!」とニコニコと

話す生徒。3年次選択「農業:食品製造」の様子です。

食品実習室は蒸した大豆の良い香りいっぱい。この大豆は,

昨年度の授業で育て,収穫したものです。

今後は9月に「切り返し」をして,冬の初め頃には

出来上がり。みその味と生徒の笑顔が楽しみです。

鶯沢小学校 校庭トラック測設実習

 現在、迫桜高校土木では地域貢献活動の一環として近隣小中学校の校庭トラックの測設作業を実習として行っています。

 「1周200mで設定しているけど、実際ほんとに距離が取れているの?」「今、180mで設置しているけど、200mにはできないの?」「校舎に対して斜めになってしまっている。」などのお悩みにできる限り対応しています。

「トータルステーション」という測量機械を使い、一度の観測で角度、距離を読み取ります。

角度に関しては1°の1/3600(1秒)単位まで、距離に関しては1ミリメートルの単位まで正確に測定できます。

観測点には「反射プリズム」という器具を設置し、レーザーを当て、反射にかかった時間から距離を算出しています。

小学校の児童が元気に使ってくれる姿を思い描いて、より精密なものを設置するため、本校生徒も一生懸命作業に取り組みました。

ご協力いただきました小学校の皆様、ありがとうございました。

 

今後もご要望にお応えしていきますので、是非お声がけください。

 

課題研究 ベンチ製作

 2月28日(月)、エンジニアリング系列機械3年次生が課題研究で製作したベンチの寄贈式が行われました。

 

 

製作したベンチは自動車実習場内に残っていた廃材を利用し、一から設計、組み立て、塗装を行った物です。班員全員が協力して製作に取り組みました。

 

 

協立塗料株式会社福永様より、塗料の必要性・塗り方のご指導をいただき、塗料の大切さを学ぶことができました。

 

 

今回のベンチ製作について、塗料の提供と講習会を行っていただきました協立塗料株式会社様に、この場を借りて御礼申し上げます。ありがとうございました。

 

令和4年度専門高校等魅力発信イベント体験発表会

 昨年の10月に行われた「令和4年度専門高校等魅力発信イベント」の体験発表会が、令和5年2月6日(月)エルパーク仙台を会場に行われました。本校はBブロックの代表として、福祉教養系列の2名が参加し、イベントの様子を報告させていただきました。

 

今回のイベントや他校生と行った振り返りの会に出席する中で、日頃の学びを地元・地域の方へ伝える経験ができたと同時に、来場者や他校生との関わりを通して自分達の専門分野の魅力を自分達自身が見つめる機会となったとの感想を述べました。また、「専門高校に入学することで、資格取得や普通高校にはない経験を積み、『他者にはない自分の強み』を見つけることができた。今後は自分達だけではなく、後輩にも引き継ぎ、より多くの人へ『専門高校の良さ』を伝えたい」との思いを発表しました。

 

 代表生徒は、発表当日は宮城県教育委員会教育長をはじめ、多くの方の前で発表をさせていただき、緊張はしたものの、イベントの準備から発表までの過程で新たな事に挑戦し、自分を成長させることが出来たのではないかと振り返りました。

 

 

第12回 宮城県高等学校溶接技術競技大会 団体第4位

 1月14日(土)にエンジニアリング系列機械2年次生3名が,第12回宮城県高等学校溶接技術競技大会に出場し以下の成績となりました。

 

団体: 第4位 迫桜高等学校

 

惜しくも上位入賞とはなりませんでしたが,安全第一で作業を終える事ができました。

応援ありがとうございました。

令和4年度宮城県高校生溶接技術講習会

 12月17日(土)にエンジニアリング系列機械2年次生3名が、宮城県高等学校工業教育研究会機械系分科会主催の「令和4年度宮城県高校生溶接技術講習会」に参加してきました。

 この講習会は「本県内の溶接技術の向上を志す高校生及び教員が,第一線で活躍している溶接の技術者による指導を受けることにより,更なる溶接技術の向上をめざし,将来の技術者としての資質を高めることを目標とし,また,県民のものづくりへの関心を高め,技術・技能尊重の社会的機運の醸成を図る。」ことを目的としています。

 また、1月に開催される「第12回宮城県高等学校溶接技術競技大会」に向けたものとなっています。

 

 これまでの練習では気づかなかった技術的な指導を的確にしていただき,大会に向け改めて気持ちが高まったようです。

 本校は今年度の宮城県高等学校溶接技術競技大会に創立以来初めて出場することとなります。今回の講習会を日頃の練習に活かし,大会本番では上位入賞を目指したいと思います。

 応援よろしくお願いします。

令和4年度専門高校等の魅力発信イベント

 10月30日(日)にイオンタウン佐沼で「令和4年度専門高校等の魅力発信イベント」が行われ,本校からは,アグリビジネス系列と福祉教養系列が参加しました。
 アグリビジネス系列では,日頃の学習の様子が書かれたパネルの展示や,生徒達が心を込めて作っている米・野菜・花の販売を行いました。
 福祉教養系列では,パネルの展示に加え,福祉用具の展示や授業で学習した手話の体験会を開きました。また,手話を体験した下さった方にはバルーンアートのプレゼントも行いました。
 参加した生徒からは「普段関わることが少ない,子供達にも楽しんで手話を学んでもらえて嬉しかった」「実際に自分たちが作った野菜を笑顔で購入していただき嬉しかった」との感想が聞かれました。老若男女,多くのお客様にご来場いただき,日頃の学習の成果や農業・福祉の魅力を伝える機会となりました。
 今後は,本イベントに参加した登米総合産業高等学校,一迫商業高等学校の生徒と共にイベントの振り返りを行い,来年1月に県庁で予定されている報告会で,福祉教養系列の生徒が地区代表者として発表を行います。

 

【野菜の販売をする様子】

 

【手話を教える様子】

デフリンピアンによる講演会

 10月27日(木),1・2年次の福祉教養系列を対象に,講演会を行いました。
 講師に,今年の5月にブラジルで行われたデフリンピックの陸上競技100メートルで,日本人初の金メダルを手にした佐々木琢磨選手(仙台大学教職員)をお呼びしました。講演の中で,聴覚障がい者の生活はもちろん,デフリンピックについて学ぶことができました。また、「勝ちたいから努力するのではなく,勝つためにできないことができるようになるまで努力する」「夢を追うことは,デフ(聴覚障がい者)にとっても,パラ(他の障がい者)にとっても,普通の人にとっても『希望』。皆さんも小さくても良いから夢を見つけ,努力を積み重ねてほしい」と手話で熱いお言葉をいただき,生徒達は真剣に耳と目を傾けておりました。
 生徒からは,「『夢は無限であり、できることも無限』という言葉が胸に刺さり,できないことは自分が努力をする機会でもあるという意識に変わった」,「デフリンピックについて初めて知ったが,耳の聞こえない人のための工夫について深く学ぶことができた」,「とても貴重な経験が出来た。私はできないことをすぐに諦めてしまうが,今回の講演をお聞きし,努力する勇気をもらった」,「手話を学びたいという思いが増した」という言葉が寄せられました。

 

【講演の様子】

 

 

【金メダルについて質問をする様子】

 

【集合写真】

アグリビジネス系列 JR東日本東北支社より感謝状贈呈

 アグリビジネス系列ではくりこま高原駅内外の植栽を年2回実施しております。くりこま高原駅は県北の玄関として多くの方が利用し,春から秋にかけての観光シーズン中は本校生徒が植栽した場所が撮影場所や待ち合わせ場所となっており,景観の維持を本校生徒が担っています。

 これまでの取組みについて、JR東日本東北支社より感謝状が送られました。

 感謝状贈呈後、代表生徒から「これまで積み重ねてきた先輩方の功績があっての感謝状です。今後も継続して地域貢献していきたいです。」という決意が語られました。

地域交流事業 若柳小サツマイモ掘り体験

 地域交流事業として若柳小学校1年生を対象に食や農業の大切さを知ってもらうために「サツマイモ掘り」体験を実施しました。

 友達と協力しながらサツマイモの茎周辺をスコップで堀り,芋に傷がつかないように慎重に取り組んでいました。1つの芋を発見すると手で周辺を掘り,次々と収穫しました。喜びと歓声が飛び交いました。

 イモ掘りの順番が来るまでに,トラクタの運転席に座り記念撮影をしました。地域でよく見る機械ですが,運転席に座りハンドル・レバーを触るのは初めての児童が多かったようです。

 「サツマイモ○×クイズ」ではサツマイモの種類や育て方に関するクイズを出題し,大いに盛り上がりました。このクイズで学んだサツマイモに関する知識を家族のみんなにクイズを出題したり,イモ掘りの感想などを話したりしてほしいと思いました。

バルーンアート講習会

 10月13日(木)若柳社会福祉協議会より2名の先生が来校し「バルーンアート講習会」の出前授業をしてくださいました。学校、幼稚園等のイベントやパーティーをプロデュースするのはもちろん、介護施設のリクリエーション用として、利用者の脳の活性化に繋がり、認知症予防にも役立つことから、2・3年次福祉教養系列の生徒が講習を受けました。

施設の利用者と共に作る際は、感染症予防のために空気入れで膨らませ、風船が割れることを前提として体の正面で作成することを学びました。

 実際に後ろの席で風船が割れると周囲の驚き方が違うことがわかりました。子供や老人にとっては私たち以上に驚きと不安をあたえると考えられるので、気をつけて作業しなければなりません。

 犬を作るにあたっては、始めに風船全体から顔・耳・足のバランスを考えて部位をねじります。

花の作成では2本の風船を活用して作成します。

10月30日(日)「専門学校の魅力発信イベント」がイオンタウン佐沼で開催されます。

今回学んだことを今回のイベントで披露しますので、是非おこしください。

令和4年度高校生地産地消お弁当コンテスト

 宮城県農政部食産業振興課主催の「高校生地産地消お弁当コンテスト」の募集が行われ、183作品の応募から1次審査が行われ16作品が選ばれました。本校から2作品応募し、16作品にノミネートされました。

 

「お米から作られた米粉入り手作りパンで卵と産直野菜のボリュームサンド弁当」

 2年 有路 千寛さん   2年 遠藤 優香さん 

 

「~地域の魅力をお弁当に~ れんこんきんぴら目玉焼きご飯サンド弁当」
   2519千葉 優那  2220清和 凜    

 

 2作品が一次審査の結果、Web投票作品〈10月5日(水)~10月21日(金)〉に参加しています。是非、投票をお願いします。


令和4年度高校生地産地消お弁当コンテスト

https://bento.pref.miyagi.jp/

 

 「~地域の魅力をお弁当に~ れんこんきんぴら目玉焼きご飯サンド弁当」千葉優那さんと清和凜さんは最終審査作品として最終審査会(10/22(土)会場:宮城大学太白キャンパス〉へ参加します。
Web投票と応援をお願いします。

令和4年度 イネの栽培終了しました

 令和4年度のイネの栽培は4月に種まき、5月田植えを実施し、10月に稲刈りともみすり、袋つめを行い、栽培は終了となります。今年度は暑かったり、豪雨・低温など天候に左右されましたが、迫桜高校の「ひとめぼれ」は昨年に引き続き、収量と品質を保つことができました。
 アグリビジネス2年生が先生の指導の下、順番にコンバインに乗り、はじめての稲刈りをおこないました。

 刈り取り時後、脱穀されると「もみ」が音を立ててタンクに積み重なっていく様子がわかりました。

 10月5日に刈り取られたイネのもみは、自動乾燥機で約12時間かけて規程の水分値までに下げ、その後もみすり・選別・袋つめが行われました。

 もみがらは土質改良材として使用するため貴重な資材です。今後、玉ねぎ栽培で利用しますが、迫桜農場で栽培される野菜・草花等多くの作物に利用されます。

花壇自動車大学校授業見学

 10月5日水曜日にエンジニアリング系列機械2年次生13名が花壇自動車大学校にご協力いただき,授業見学を行いました。

 「最新の自動車整備の技術・技能の見学及び研修をとおして自動車に関する理解や関心を深める。授業で学んでいる機械装置の構造や仕組みとの関連性を見出し,学習に応用する。また、今後の進路選択の一助とする。」という目的のもと,さまざまな実習場の見学,花壇自動車大学校のカリキュラムについてご説明いただきました。

 

 本校にはない,床に排気口がつけられた塗装ブースやフェラーリ,HondaのNSX,ハーレーダビッドソンが展示されたショールームを生徒たちは目を輝かせながら見学していました。

 学内見学後には,トヨタプリウス等にも搭載されているエンジンZRの分解体験をさせていただきました。
 本校実習でもエンジン分解の実習を行っておりますが,最新型の4気筒エンジンに触れることは初めてで,生徒も新鮮な感覚で作業に取り組んでいました。

 今回の花壇自動車大学校授業見学では,本校で学んでいることの応用やまだ知らない自動車について知ることができ,生徒自身の視野を広げるきっかけとなりました。
 
 花壇自動車大学校の皆様には,お忙しい中本校の教育活動にご協力いただきありがとうございました。

金融教育

 10月5日(水)東北財務局より3名の方が講師として来校し金融教育の出前授業をしてくださいました。生活する上で必要なお金の分類から働くことの意義など、生きるために必要不可欠なお金について、きちんと理解しておくのが重要なことで、とてもわかりやすく教えていただきました。
 お金を通じて社会や経済、将来の働き方等、社会で生活するために必要な知識や判断力を身につけるための教育が金融教育になります。社会で自立する力や、社会と関わる力などを学ぶことで社会にもとめられる人になるように学習に励みます。

 東北財務局から、あと2回出前授業をしていただきます。ここで修得した知識を活かして、若柳小学校5年生を対象にし出前授業を12月1日(木)に実施します。小学生にわかりやすく教えるために理解を深めます。

 プレゼンテーション用のスライドや表現などをブラッシュアップして小学生がわかりやすい出前授業をしたいと考えています。

 

生徒会長任命式

 9月12日(月)生徒会長選挙が行われ、信任投票の結果、満場一致で鈴木 星空さんが信任されました。

 9月29日(木)後期始業式後、生徒会長任命式が行われ、前生徒会長の佐藤 真依さんが介添えとして登壇しました。

 10月21(金)・22日(土)に開催される迫桜祭に向けて新・旧生徒会長ををはじめ、生徒みんなで力を合わせて準備・運営に取り組んでください。また、昨年度と違い、一般公開が行われる(家族1名のみ限定)ことから迫桜生の一致団結した力の見せ所となります。参加したみんなが楽しくなる企画や見所を満載となることを期待しています。

令和4年度後期始業式

 9月29日(木)後期始業式が行われ、今野一幸校長先生より前期の活躍について話がありました。後期では各年次ごとに大きな節目となる行事や学習があることから目標定めて生徒が中心となって取り組んでください。3年次は進路決定、1・2年次においては新人戦が行われます。これまでの練習の成果を発揮してください。

 後期は季節も厳しくなることから、普段から生活習慣を見直し、自身が過ごす環境の整備と自分の心の清掃を怠らず、毎日を新鮮な気持ちで過ごして欲しいと思います。 

宮城県高等学校新人水泳競技大会

 宮城県高等学校新人水泳競技大会 

2年 岩渕 将斗 君(200m背泳ぎ4位 東北新人大会出場)

 9月1日から9月3日に「宮城県高等学校新人水泳競技大会」が開催されました。本校から5名出場し2年岩渕 将斗君が200m背泳ぎ4位の成績を収め,10月28日~29日に開催される東北新人大会に出場が決定しました。4名の選手も個々の力を発揮し,自己ベストを更新するなど日頃の練習の成果を発揮しました。

第46回全国高等学校総合文化祭

 第46回全国高等学校総合文化祭写真部門 奨励賞(全国11位)

 7月31日から8月4日に「とうきょう総文2022」が開催されました。本校からは県代表として写真部が参加しました。昨年と同様に新型コロナウイルス感染拡大が心配される中で,充分な予防策をとりながらの開催となりました。その様な中,全国から集まった優秀な作品を鑑賞できたことは,今後の活動への大きな刺激となりました。

今年は3年 佐々木 珠さんが 全国総合文化祭写真部門 奨励賞を受賞しました。

 タイトル「羨 慕」(せんぼ)

 この「羨慕」という作品は,写された目は哺乳類、爬虫類、鳥、魚など・・・8つの目は何を見つめ、何を考えているのでしょうか。それぞれの存在が世界を見つめて個として存在し、人間も自然の一部でしかないと感じさせられます。

 

授業の様子(芸術編)

 本校は総合学科として6系列あります。多くの科目の中で「芸術」の科目について紹介したいと思います。

 本校の芸術科目は、「音楽」・・・音楽Ⅰ,音楽Ⅱ,器楽,演奏研究 「美術」・・・美術Ⅰ,美術Ⅱ,映像表現,素描 「工芸」・・・工芸Ⅰ,工芸Ⅱ 「書道」・・・書道Ⅰ,書道Ⅱと多くの選択肢があり特色ある学習を行っています。

 美術の中でも「映像表現」について紹介します。画像編集ソフトを活用して迫桜祭のポスター作成をしていました。絵や写真を立体的・創造的に加工したものなど迫桜祭のポスターもいろいろなバージョンのポスターが掲示されます。乞うご期待ください。

音楽の中で「器楽」について紹介します。楽器の実技(ピアノ・ギター)について学習をしていました。これまでピアノやギターに触れることがなかった生徒も3ヶ月で技能は向上し演奏が楽しくなっていました。

 楽曲「ぐるぐるピアノ」は3名の演奏で無限に続き、伴奏が早ければ、それに合わせての演奏となることからリズム感と指使い、お互いの音を聴いてアンサンブルする力について学ぶことができます。楽しく演奏し,お互いに技術が向上していることを確認しています。