デフリンピアンによる講演会

 10月27日(木),1・2年次の福祉教養系列を対象に,講演会を行いました。
 講師に,今年の5月にブラジルで行われたデフリンピックの陸上競技100メートルで,日本人初の金メダルを手にした佐々木琢磨選手(仙台大学教職員)をお呼びしました。講演の中で,聴覚障がい者の生活はもちろん,デフリンピックについて学ぶことができました。また、「勝ちたいから努力するのではなく,勝つためにできないことができるようになるまで努力する」「夢を追うことは,デフ(聴覚障がい者)にとっても,パラ(他の障がい者)にとっても,普通の人にとっても『希望』。皆さんも小さくても良いから夢を見つけ,努力を積み重ねてほしい」と手話で熱いお言葉をいただき,生徒達は真剣に耳と目を傾けておりました。
 生徒からは,「『夢は無限であり、できることも無限』という言葉が胸に刺さり,できないことは自分が努力をする機会でもあるという意識に変わった」,「デフリンピックについて初めて知ったが,耳の聞こえない人のための工夫について深く学ぶことができた」,「とても貴重な経験が出来た。私はできないことをすぐに諦めてしまうが,今回の講演をお聞きし,努力する勇気をもらった」,「手話を学びたいという思いが増した」という言葉が寄せられました。

 

【講演の様子】

 

 

【金メダルについて質問をする様子】

 

【集合写真】