迫桜生の活動報告

第29回栗原・登米支部総文祭開催

 去る6月25日(土)~26日(日) 若柳総合文化センターにおいて「第29回栗原・登米支部総合文化祭」が開催されました。本校からは美術部,書道部,写真部,被服手芸部,理工部が参加しました。

 理工部ではウーパールーパーの生態や繁殖について説明をし,これまでの実験について展示発表をおこない,多くの来場者がウーパールーパーを観察していました。

 写真部・美術部・書道部ではこれまでの作品を展示し,専門委員の方々から指導好評をいただいていました。

 美術部は少ない時間の中で活動時間を確保し、支部総文祭の出品作品を作成しました。各校の美術の先生と顧問の先生方からの審査・投票が行われ、4名の生徒作品が優秀賞を受賞することができました。

 鑑賞会では他校の生徒から感想をもらったり交流したりできて、とても良い経験になったと思います。

書道部門

 今年度,本校書道部からの出品点数は少なかったものの,素晴らしい作品を展示することができました。展示を見に来てくださった方から,どの作品も迫力があって見応えがあるとお褒めのことばをいただきました。今回の支部総文祭では,最高賞である「最優秀賞」の他,「優秀賞」「優良賞」をいただきました。今回の受賞を自信に変え,宮城県高等学校書道展覧会に向けて技術や感性を磨いていきたいと思います。

 

 被服手芸部では総合文化祭に向けて白と水色の二着ドレスを1年かけて作成してきました。さらに、それに合うブーケの作成も行いトータルコーディネートで展示することができました。また、染色にも挑戦し、絞りで玉ねぎ染めを行い、小物の展示も行いました。興味を持って見ていただく姿も見られ、次は別の染め方で作品製作をしようと考えています。

 

第29回県高校総文祭総合開会式・栗原・登米総文祭開催

 去る6月25日(土)~26日(日) 若柳総合文化センターにおいて「第29回宮城県高等学校総合文化祭総合開会式・栗原・登米支部総合文化祭」が開催されました。総合開会式では生徒実行委員長である本校生徒会長 3年佐藤真依さんから「栗原の地に文化の花を咲かせ,県内のレベルの高い作品に触れることで多くの笑顔の花を咲かせましょう。」と歓迎のあいさつをし,来賓として宮城県教育委員会教育長,栗原市長,栗原市教育長を迎え盛大に開会式典を終えることができました。

 今回の県総合文化祭のポスターとパンフレットの表紙に採用された本校2年阿部陽菜さんが表彰されました。

 開会式典後はステージ発表が行われ,県内から6校の学校が参加し披露してくれました。

  ○出演団体高校

   古川高等学校合唱部

   気仙沼高等学校マンドリン部

   石巻高等学校吹奏楽部

   仙台高等学校演劇部

   古川黎明高等学校吟詠剣詩舞愛好会

   志津川高等学校郷土芸能愛好会

司会は本校実行委員の生徒が行い,演奏後は各団体の代表者にインタビューを行い普段の練習のことやこれからの抱負などを聞き出し,出演団体の思いを引き出してくれました。

 オープニングを飾ってくれたのが古川高等学校合唱部で4曲披露してくれました。

 気仙沼高等学校マンドリン部が演奏をおこない, マンドリンの音色は倍音成分に富み,音域の高いマンドリンは特にきらびやかで華やかな音色を持ち,素敵な演奏でした。

 次に石巻高等学校吹奏楽部が演奏を披露し,今回の参加団体の中で大人数での参加だったので音圧が凄く,迫力のある演奏でした。

 今回の総文祭総合開会式を担当してくれている本吉地区の学校5校(気仙沼高校,気仙沼向洋高校,東陵高校,本吉響高校,志津川高校)から学校紹介をしていただき,それぞれの学校の特徴がわかりました。

 古川黎明高等学校吟詠剣詩舞愛好会は日本の伝統芸能です。吟詠剣詩舞(ぎんえいけんしぶ)は,漢詩や和歌を独特の節回しで吟じる「詩吟」と,剣を用いて舞う「剣舞」,扇を用いて舞う「詩舞」,「詩吟」は腹筋を使いお腹から声を出すようにします。「剣舞」と「詩舞」は勇壮な動きや,目線・指先の細かな動きで状況や感情を表現力豊かな演舞でした。

 最後にとりを務めてくれたのは志津川高等学校郷土芸能愛好会が「行山流水戸辺鹿子躍」(ぎょうざんりゅうみとべししおどり)を披露してくれました。

 ステージ発表以外では第46回全国高等学校総合文化祭東京大会とうきょう総文2022に出展がきまっている作品の展示が行われました。本校写真部も出場します。

 全国総文祭は7月31日(日)~8月4日(木)まで行われ,それぞれの専門部ごとの会場で行われます。

【土木科】校庭トラック測設実習

 現在、迫桜高校土木科では地域貢献活動の一環として近隣小中学校の校庭トラックの測設作業を実習として行っています。

 「1周200mで設定しているけど、実際ほんとに距離が取れているの?」「今、180mで設置しているけど、200mにはできないの?」「校舎に対して斜めになってしまっている。」などのお悩みにできる限り対応しています。

 

 今年度はすでに鶯沢小学校様、宝江小学校様、若柳小学校様の3校で実施させていただきました。

「トータルステーション」という測量機械を使い、一度の観測で角度、距離を読み取ります。

角度に関しては1°の1/3600(1秒)単位まで、距離に関しては1ミリメートルの単位まで正確に測定できます。

 

観測点には「反射プリズム」という器具を設置し、レーザーを当て、反射にかかった時間から距離を算出しています。

小中学校の児童生徒が元気に使ってくれる姿を思い描いて、より精密なものを設置するため、本校生徒も一生懸命作業に取り組みました。

 

 ご協力いただきました小学校の皆様、ありがとうございました。

 今後もご要望にお応えしていきますので、是非お声がけください。

【土木科】(仮称)栗原IC整備事業 現場実習

 5月24日火曜日にエンジニアリング系列土木3年次生15名が現場体験実習に参加して参りました。

 みやぎ県北高速幹線道路に直結する(仮称)栗原インターチェンジを整備することで、沿線の工業団地や三陸縦貫自動車道との物流の効率化、速達性、定時性、確実性、利便性の向上が期待されるとともに、広域医療ネットワークの形成や地域間防災の連携強化を図られます。

 今回、栗原ICの整備を進める中で、縄文時代の遺跡が発掘されました。そこで近隣の小学生を対象に、体験学習が計画されました。

 その中で、迫桜高校土木科にお声がかかったのは、「竪穴式住居の建築体験」の下準備です。

 

 麻紐を組んで、竪穴式住居の骨組みを建て込んでいきます。

 崩れないように、強い力で締め付けていきます。

 6月5日の体験学習で小学生がこの骨組みにわらを葺いて、竪穴式住居が完成します。

 大変、貴重な体験をさせていただきました。ありがとうございました。

令和4年度 田植え終了しました

 5月18日(水)アグリビジネス系列2年次の授業で令和4年度の田植えを実施しました。昨年度に引き続き感染対策を講じながら機械での田植え実習が行われました。今年度から田植機械が新しくなり,関係する先生方も操作方法を覚えてから試運転を行い実習となりました。

 

 アグリビジネス系列2年次18名が交代で田植え実習

  水稲品種「ひとめぼれ」

 

 

平成の機械から令和の機械に移り変わり、さらにオートメーション化が進み,操作は1回の操作で3つの機能がおこなわれ,作業効率は良くなりました。

 

 

全生徒が機械での田植え実習を終えました。昨年実施した3年次と比較して、どちらがまっすぐに植えることができたでしょうか。実習後、生徒と教職員で豊作を祈願しました。