迫桜生の活動報告

宮城県高等学校新人水泳競技大会

 宮城県高等学校新人水泳競技大会 

2年 岩渕 将斗 君(200m背泳ぎ4位 東北新人大会出場)

 9月1日から9月3日に「宮城県高等学校新人水泳競技大会」が開催されました。本校から5名出場し2年岩渕 将斗君が200m背泳ぎ4位の成績を収め,10月28日~29日に開催される東北新人大会に出場が決定しました。4名の選手も個々の力を発揮し,自己ベストを更新するなど日頃の練習の成果を発揮しました。

第46回全国高等学校総合文化祭

 第46回全国高等学校総合文化祭写真部門 奨励賞(全国11位)

 7月31日から8月4日に「とうきょう総文2022」が開催されました。本校からは県代表として写真部が参加しました。昨年と同様に新型コロナウイルス感染拡大が心配される中で,充分な予防策をとりながらの開催となりました。その様な中,全国から集まった優秀な作品を鑑賞できたことは,今後の活動への大きな刺激となりました。

今年は3年 佐々木 珠さんが 全国総合文化祭写真部門 奨励賞を受賞しました。

 タイトル「羨 慕」(せんぼ)

 この「羨慕」という作品は,写された目は哺乳類、爬虫類、鳥、魚など・・・8つの目は何を見つめ、何を考えているのでしょうか。それぞれの存在が世界を見つめて個として存在し、人間も自然の一部でしかないと感じさせられます。

 

授業の様子(芸術編)

 本校は総合学科として6系列あります。多くの科目の中で「芸術」の科目について紹介したいと思います。

 本校の芸術科目は、「音楽」・・・音楽Ⅰ,音楽Ⅱ,器楽,演奏研究 「美術」・・・美術Ⅰ,美術Ⅱ,映像表現,素描 「工芸」・・・工芸Ⅰ,工芸Ⅱ 「書道」・・・書道Ⅰ,書道Ⅱと多くの選択肢があり特色ある学習を行っています。

 美術の中でも「映像表現」について紹介します。画像編集ソフトを活用して迫桜祭のポスター作成をしていました。絵や写真を立体的・創造的に加工したものなど迫桜祭のポスターもいろいろなバージョンのポスターが掲示されます。乞うご期待ください。

音楽の中で「器楽」について紹介します。楽器の実技(ピアノ・ギター)について学習をしていました。これまでピアノやギターに触れることがなかった生徒も3ヶ月で技能は向上し演奏が楽しくなっていました。

 楽曲「ぐるぐるピアノ」は3名の演奏で無限に続き、伴奏が早ければ、それに合わせての演奏となることからリズム感と指使い、お互いの音を聴いてアンサンブルする力について学ぶことができます。楽しく演奏し,お互いに技術が向上していることを確認しています。

 

第29回栗原・登米支部総文祭開催

 去る6月25日(土)~26日(日) 若柳総合文化センターにおいて「第29回栗原・登米支部総合文化祭」が開催されました。本校からは美術部,書道部,写真部,被服手芸部,理工部が参加しました。

 理工部ではウーパールーパーの生態や繁殖について説明をし,これまでの実験について展示発表をおこない,多くの来場者がウーパールーパーを観察していました。

 写真部・美術部・書道部ではこれまでの作品を展示し,専門委員の方々から指導好評をいただいていました。

 美術部は少ない時間の中で活動時間を確保し、支部総文祭の出品作品を作成しました。各校の美術の先生と顧問の先生方からの審査・投票が行われ、4名の生徒作品が優秀賞を受賞することができました。

 鑑賞会では他校の生徒から感想をもらったり交流したりできて、とても良い経験になったと思います。

書道部門

 今年度,本校書道部からの出品点数は少なかったものの,素晴らしい作品を展示することができました。展示を見に来てくださった方から,どの作品も迫力があって見応えがあるとお褒めのことばをいただきました。今回の支部総文祭では,最高賞である「最優秀賞」の他,「優秀賞」「優良賞」をいただきました。今回の受賞を自信に変え,宮城県高等学校書道展覧会に向けて技術や感性を磨いていきたいと思います。

 

 被服手芸部では総合文化祭に向けて白と水色の二着ドレスを1年かけて作成してきました。さらに、それに合うブーケの作成も行いトータルコーディネートで展示することができました。また、染色にも挑戦し、絞りで玉ねぎ染めを行い、小物の展示も行いました。興味を持って見ていただく姿も見られ、次は別の染め方で作品製作をしようと考えています。

 

第29回県高校総文祭総合開会式・栗原・登米総文祭開催

 去る6月25日(土)~26日(日) 若柳総合文化センターにおいて「第29回宮城県高等学校総合文化祭総合開会式・栗原・登米支部総合文化祭」が開催されました。総合開会式では生徒実行委員長である本校生徒会長 3年佐藤真依さんから「栗原の地に文化の花を咲かせ,県内のレベルの高い作品に触れることで多くの笑顔の花を咲かせましょう。」と歓迎のあいさつをし,来賓として宮城県教育委員会教育長,栗原市長,栗原市教育長を迎え盛大に開会式典を終えることができました。

 今回の県総合文化祭のポスターとパンフレットの表紙に採用された本校2年阿部陽菜さんが表彰されました。

 開会式典後はステージ発表が行われ,県内から6校の学校が参加し披露してくれました。

  ○出演団体高校

   古川高等学校合唱部

   気仙沼高等学校マンドリン部

   石巻高等学校吹奏楽部

   仙台高等学校演劇部

   古川黎明高等学校吟詠剣詩舞愛好会

   志津川高等学校郷土芸能愛好会

司会は本校実行委員の生徒が行い,演奏後は各団体の代表者にインタビューを行い普段の練習のことやこれからの抱負などを聞き出し,出演団体の思いを引き出してくれました。

 オープニングを飾ってくれたのが古川高等学校合唱部で4曲披露してくれました。

 気仙沼高等学校マンドリン部が演奏をおこない, マンドリンの音色は倍音成分に富み,音域の高いマンドリンは特にきらびやかで華やかな音色を持ち,素敵な演奏でした。

 次に石巻高等学校吹奏楽部が演奏を披露し,今回の参加団体の中で大人数での参加だったので音圧が凄く,迫力のある演奏でした。

 今回の総文祭総合開会式を担当してくれている本吉地区の学校5校(気仙沼高校,気仙沼向洋高校,東陵高校,本吉響高校,志津川高校)から学校紹介をしていただき,それぞれの学校の特徴がわかりました。

 古川黎明高等学校吟詠剣詩舞愛好会は日本の伝統芸能です。吟詠剣詩舞(ぎんえいけんしぶ)は,漢詩や和歌を独特の節回しで吟じる「詩吟」と,剣を用いて舞う「剣舞」,扇を用いて舞う「詩舞」,「詩吟」は腹筋を使いお腹から声を出すようにします。「剣舞」と「詩舞」は勇壮な動きや,目線・指先の細かな動きで状況や感情を表現力豊かな演舞でした。

 最後にとりを務めてくれたのは志津川高等学校郷土芸能愛好会が「行山流水戸辺鹿子躍」(ぎょうざんりゅうみとべししおどり)を披露してくれました。

 ステージ発表以外では第46回全国高等学校総合文化祭東京大会とうきょう総文2022に出展がきまっている作品の展示が行われました。本校写真部も出場します。

 全国総文祭は7月31日(日)~8月4日(木)まで行われ,それぞれの専門部ごとの会場で行われます。