迫桜生の活動報告
【福祉教養系列】防災対策の授業について
2年次の「介護福祉基礎」の授業において、介護現場で求められる防災対策について学習を行いました。現在の生徒は、東日本大震災発生当時は2歳前後であり、震災を実体験として記憶している生徒はほとんどいません。そこで本授業では、東日本大震災を振り返りながら、災害時に高齢者や障がいのある方が実際に直面した課題を知り、将来介護従事者となる自分たちに何ができるのかを考えることを目的としました。
授業では、各家庭で行っている防災対策について発表し合い生徒同士で意見を共有することで、防災は特別な場面だけのものではなく、日常生活の中で継続して取り組むことが重要であるという気づきを深めました。また、身近にある新聞紙を使ったスリッパ作りを体験する中で、災害時には限られた物資の中でも工夫し、柔軟に対応する力が求められることを実感することもできました。
今後、福祉施設に就職した際には、施設の利用者様だけではなく、福祉避難所として要配慮者を受け入れる立場になる可能性もあります。本授業を通して、生徒は自分の身を守ることに加え、利用者の命と安全を守る責任について理解を深め、事前の備えや職員同士の連携の大切さを主体的に考える姿が見られました。今回の学びが、防災を「自分事」として捉え、将来の介護現場で適切に行動できる力につながることを期待しています。