2025年12月の記事一覧
【福祉教養系列】手話体験会について
12月11日(木)、障がいへの理解を深めることを目的として、小学生を対象としたイベントを開催いたしました。 今年は日本でデフリンピックが開催されたこともあり、今回は聴覚障がいについて学ぶ機会を設けました。若柳放課後児童クラブに通う小学4年生の皆さんにご協力いただき、当日は24名の児童が参加しました。
子どもたちは、聴覚障がいやデフリンピックについて学んだほか、「さんぽ」の曲を手話で歌う活動にも取り組みました。音楽を手話で表現する体験を通じて、障がいへの理解を深めるとともに、互いに楽しく交流する時間となりました。
今回の取り組みが、子どもたちにとって障がいについて身近に感じ、理解を広げるきっかけになったなら嬉しいかぎりです。企画・運営を行った3年次福祉教養系列の生徒にとっても、学びの多い時間となりました。ご協力いただいた児童クラブの児童・スタッフの皆様、そして活動を支援して下さった栗原市社会福祉協議会若柳支所様に心より感謝申し上げます。ありがとうございました。
【福祉教養系列】和田行男氏講演会について
12月9日(火)、「誰もが最後まで人生の主人公であり続けるために」という演題で、介護現場で長年ご活躍されている和田行男氏を講師に迎え、講演会を開催しました。
当日は、全国福祉高等学校長会東北地区加盟校協議会の先生方をはじめ、宮城県内の福祉・医療・看護関係者の皆様、宮城県高等学校福祉教育研究会の先生方、そして本校福祉教養系列の2・3年次生が参加し、世代や立場を超えて共に学ぶ場となりました。
和田氏は、38年以上にわたる介護の経験をもとに、「その人らしさ」を尊重する支援の大切さを語られました。認知症の方の行動を「異常」と捉えるのではなく、病気による結果として理解し、本人の意思や尊厳を守ることが介護の本質であると強調されました。また、介護職は「人生の伴奏者」であり、利用者が最後までその人らしく生きることを支える誇りある仕事だと温かい言葉で伝えてくださいました。
講演の後半には参加者からの質問にも丁寧に答えていただき、現場で働く介護職員や福祉を学ぶ高校生にとって、心に響く学びの時間となりました。
今回の講演会は、介護や福祉に携わる人々が改めて「人を尊重する支援とは何か」を考えるきっかけとなり、参加者一人ひとりが温かい気持ちを胸に持ち帰ることができました。
熱意あふれるご講演をいただいた和田行男氏に心より感謝申し上げます。また、貴重なお時間を割いてご参加くださった皆さまにも深く御礼申し上げます。本講演会が、今後の福祉や介護の現場における実践の一助となれば幸いです。