【福祉教養系列】和田行男氏講演会について

 12月9日(火)、「誰もが最後まで人生の主人公であり続けるために」という演題で、介護現場で長年ご活躍されている和田行男氏を講師に迎え、講演会を開催しました。

 当日は、全国福祉高等学校長会東北地区加盟校協議会の先生方をはじめ、宮城県内の福祉・医療・看護関係者の皆様、宮城県高等学校福祉教育研究会の先生方、そして本校福祉教養系列の2・3年次生が参加し、世代や立場を超えて共に学ぶ場となりました。

 和田氏は、38年以上にわたる介護の経験をもとに、「その人らしさ」を尊重する支援の大切さを語られました。認知症の方の行動を「異常」と捉えるのではなく、病気による結果として理解し、本人の意思や尊厳を守ることが介護の本質であると強調されました。また、介護職は「人生の伴奏者」であり、利用者が最後までその人らしく生きることを支える誇りある仕事だと温かい言葉で伝えてくださいました。

 講演の後半には参加者からの質問にも丁寧に答えていただき、現場で働く介護職員や福祉を学ぶ高校生にとって、心に響く学びの時間となりました。

 今回の講演会は、介護や福祉に携わる人々が改めて「人を尊重する支援とは何か」を考えるきっかけとなり、参加者一人ひとりが温かい気持ちを胸に持ち帰ることができました。

 熱意あふれるご講演をいただいた和田行男氏に心より感謝申し上げます。また、貴重なお時間を割いてご参加くださった皆さまにも深く御礼申し上げます。本講演会が、今後の福祉や介護の現場における実践の一助となれば幸いです。