2024年12月の記事一覧

【福祉教養系列】デフリンピアン講演会について

 12月5日(木)、2022年5月に行われたデフリンピックの100メートル競技で日本人初の優勝を手にした、佐々木琢磨さんを講師に迎え、講演会を行いました。当日は、本校の福祉教養系列の2・3年次と全国福祉高等学校長会東北地区加盟校の先生方の約20名が参加しました。

 講演では、聴覚障がい者の暮らしや、来年度、100周年の記念大会を日本で開催することが決まっているデフリンピックについても学ばせていただきました。また、講演の最後には「聞こえない人が下で、健常者が上ではない。また、聞こえない人だから、障がい者だから助けてあげるではなく、困っている人がいたら助け合う。そんな関係ができたら素敵ですね」と講師の佐々木先生よりメッセージをいただきました。

 参加した生徒からは、「今回の講演会に参加し、手話を学びたいと思いました」という感想や、「音のない世界で陸上や日常生活をすることがどれだけ大変なことなのかを理解することができた」「障がい者だから、健常者だからではなく平等な関係を築いていくという言葉を大切にしていきたい」という感想が聞かれました。

【アグリビジネス系列】クリスマスツリー展示について

 今年も残すところ1ヶ月を切りました。師走を迎えたこの時期、アグリビジネス系列の生徒たちはとても活動的です。

 11月22日(金)本校の玄関ホールと、12月2日(月)JR東北新幹線くりこま高原駅にクリスマスツリーを設置しました。2年次「草花」授業の取り組みです。

 生徒たちはチームワークも良く、ニコニコ、テキパキと作業していきました。JRくりこま高原駅では駅長さんをはじめ、職員の皆さんにも装飾を手伝っていただきました。

 ツリーの足元には、授業で育てたシクラメンとポインセチアの鉢花が並べられ、より華やかさを演出してくれています。生徒は、「水の管理など気を付けながら花のお世話をしました」と楽しそうに話してくれました。

 皆さま、JR東北新幹線くりこま高原駅をご利用の際や本校へご来校の際にはぜひご覧ください。