2022年12月の記事一覧

令和4年度宮城県高校生溶接技術講習会

 12月17日(土)にエンジニアリング系列機械2年次生3名が、宮城県高等学校工業教育研究会機械系分科会主催の「令和4年度宮城県高校生溶接技術講習会」に参加してきました。

 この講習会は「本県内の溶接技術の向上を志す高校生及び教員が,第一線で活躍している溶接の技術者による指導を受けることにより,更なる溶接技術の向上をめざし,将来の技術者としての資質を高めることを目標とし,また,県民のものづくりへの関心を高め,技術・技能尊重の社会的機運の醸成を図る。」ことを目的としています。

 また、1月に開催される「第12回宮城県高等学校溶接技術競技大会」に向けたものとなっています。

 

 これまでの練習では気づかなかった技術的な指導を的確にしていただき,大会に向け改めて気持ちが高まったようです。

 本校は今年度の宮城県高等学校溶接技術競技大会に創立以来初めて出場することとなります。今回の講習会を日頃の練習に活かし,大会本番では上位入賞を目指したいと思います。

 応援よろしくお願いします。

令和4年度専門高校等の魅力発信イベント

 10月30日(日)にイオンタウン佐沼で「令和4年度専門高校等の魅力発信イベント」が行われ,本校からは,アグリビジネス系列と福祉教養系列が参加しました。
 アグリビジネス系列では,日頃の学習の様子が書かれたパネルの展示や,生徒達が心を込めて作っている米・野菜・花の販売を行いました。
 福祉教養系列では,パネルの展示に加え,福祉用具の展示や授業で学習した手話の体験会を開きました。また,手話を体験した下さった方にはバルーンアートのプレゼントも行いました。
 参加した生徒からは「普段関わることが少ない,子供達にも楽しんで手話を学んでもらえて嬉しかった」「実際に自分たちが作った野菜を笑顔で購入していただき嬉しかった」との感想が聞かれました。老若男女,多くのお客様にご来場いただき,日頃の学習の成果や農業・福祉の魅力を伝える機会となりました。
 今後は,本イベントに参加した登米総合産業高等学校,一迫商業高等学校の生徒と共にイベントの振り返りを行い,来年1月に県庁で予定されている報告会で,福祉教養系列の生徒が地区代表者として発表を行います。

 

【野菜の販売をする様子】

 

【手話を教える様子】

デフリンピアンによる講演会

 10月27日(木),1・2年次の福祉教養系列を対象に,講演会を行いました。
 講師に,今年の5月にブラジルで行われたデフリンピックの陸上競技100メートルで,日本人初の金メダルを手にした佐々木琢磨選手(仙台大学教職員)をお呼びしました。講演の中で,聴覚障がい者の生活はもちろん,デフリンピックについて学ぶことができました。また、「勝ちたいから努力するのではなく,勝つためにできないことができるようになるまで努力する」「夢を追うことは,デフ(聴覚障がい者)にとっても,パラ(他の障がい者)にとっても,普通の人にとっても『希望』。皆さんも小さくても良いから夢を見つけ,努力を積み重ねてほしい」と手話で熱いお言葉をいただき,生徒達は真剣に耳と目を傾けておりました。
 生徒からは,「『夢は無限であり、できることも無限』という言葉が胸に刺さり,できないことは自分が努力をする機会でもあるという意識に変わった」,「デフリンピックについて初めて知ったが,耳の聞こえない人のための工夫について深く学ぶことができた」,「とても貴重な経験が出来た。私はできないことをすぐに諦めてしまうが,今回の講演をお聞きし,努力する勇気をもらった」,「手話を学びたいという思いが増した」という言葉が寄せられました。

 

【講演の様子】

 

 

【金メダルについて質問をする様子】

 

【集合写真】