2022年7月の記事一覧

第29回県高校総文祭総合開会式・栗原・登米総文祭開催

 去る6月25日(土)~26日(日) 若柳総合文化センターにおいて「第29回宮城県高等学校総合文化祭総合開会式・栗原・登米支部総合文化祭」が開催されました。総合開会式では生徒実行委員長である本校生徒会長 3年佐藤真依さんから「栗原の地に文化の花を咲かせ,県内のレベルの高い作品に触れることで多くの笑顔の花を咲かせましょう。」と歓迎のあいさつをし,来賓として宮城県教育委員会教育長,栗原市長,栗原市教育長を迎え盛大に開会式典を終えることができました。

 今回の県総合文化祭のポスターとパンフレットの表紙に採用された本校2年阿部陽菜さんが表彰されました。

 開会式典後はステージ発表が行われ,県内から6校の学校が参加し披露してくれました。

  ○出演団体高校

   古川高等学校合唱部

   気仙沼高等学校マンドリン部

   石巻高等学校吹奏楽部

   仙台高等学校演劇部

   古川黎明高等学校吟詠剣詩舞愛好会

   志津川高等学校郷土芸能愛好会

司会は本校実行委員の生徒が行い,演奏後は各団体の代表者にインタビューを行い普段の練習のことやこれからの抱負などを聞き出し,出演団体の思いを引き出してくれました。

 オープニングを飾ってくれたのが古川高等学校合唱部で4曲披露してくれました。

 気仙沼高等学校マンドリン部が演奏をおこない, マンドリンの音色は倍音成分に富み,音域の高いマンドリンは特にきらびやかで華やかな音色を持ち,素敵な演奏でした。

 次に石巻高等学校吹奏楽部が演奏を披露し,今回の参加団体の中で大人数での参加だったので音圧が凄く,迫力のある演奏でした。

 今回の総文祭総合開会式を担当してくれている本吉地区の学校5校(気仙沼高校,気仙沼向洋高校,東陵高校,本吉響高校,志津川高校)から学校紹介をしていただき,それぞれの学校の特徴がわかりました。

 古川黎明高等学校吟詠剣詩舞愛好会は日本の伝統芸能です。吟詠剣詩舞(ぎんえいけんしぶ)は,漢詩や和歌を独特の節回しで吟じる「詩吟」と,剣を用いて舞う「剣舞」,扇を用いて舞う「詩舞」,「詩吟」は腹筋を使いお腹から声を出すようにします。「剣舞」と「詩舞」は勇壮な動きや,目線・指先の細かな動きで状況や感情を表現力豊かな演舞でした。

 最後にとりを務めてくれたのは志津川高等学校郷土芸能愛好会が「行山流水戸辺鹿子躍」(ぎょうざんりゅうみとべししおどり)を披露してくれました。

 ステージ発表以外では第46回全国高等学校総合文化祭東京大会とうきょう総文2022に出展がきまっている作品の展示が行われました。本校写真部も出場します。

 全国総文祭は7月31日(日)~8月4日(木)まで行われ,それぞれの専門部ごとの会場で行われます。