【福祉教養系列】全国福祉高等学校長会 第11回東北地区介護技術コンテストについて

 7月20日(日)、学校法人聖光学園高等学校にて全国福祉高等学校長会 第11回東北地区介護技術コンテストが行われ、本校福祉教養系列(3年次)の代表3名が出場しました。

 この大会は、福祉を学ぶ高校生が課題事例に対して介護技術力を競うと共に、介護技術力を高めることで様々な介護の場面において、適切かつ安全に支援できる能力と態度を育成することを目的として行われています。コンテスト1ヶ月前には、利用者の身体・ADLの状況が書かれた課題事例が主催者より発表され、各校で事例検討を行います。当日は競技開始25分前に、当日提供する介助課題が配られ、それぞれ学校毎に3人1組で検討をし、7分間の競技に臨みます。また、その後は自分たちの行なった介助のアピールポイントと根拠を2分間で審査員に説明し、競技とアピールが総合的に判断されます。

 今年度の当日課題は、臥床している利用者の方に離床介助を行い、車椅子でホールに向かい食事介助を行うというものでした。生徒達は、介護福祉士国家試験に向けた課外授業や校外実習を行いながら練習に励み、大会に臨みました。緊張もあり満足のいく結果ではありませんでしたが、利用者の方に安心・安全に生活していただくことはもちろん、笑顔になっていただくことをテーマに精一杯介助を行うことができたと思っています。

 生徒たちはこれからも知識や技術はもちろん、福祉に対する心を磨き、未来の利用者の方のために努力して参ります。応援ありがとうございました。