【福祉教養系列】「3年次福祉教養系列施設見学」について
7月7日(火)、施設の概要や役割について理解を深めるとともに、施設職員としての役割や、近年進展しているICTが介護現場でどのように活用されているのかを学ぶため、3施設の見学を実施しました。
午前中は、株式会社ベネッセスタイルケア様のご協力のもと、住宅型有料老人ホーム「グランダ愛宕橋」と介護付有料老人ホーム「まどか長町」を見学しました。
グランダ愛宕橋では、「五感を刺激する空間で、心潤う毎日を」というコンセプトのもと、施設に入るとすぐに楽器が飾られ、落ち着いた雰囲気の中で、入居者の皆様が笑顔で語り合う様子が見られました。生徒たちは、玄関を入った瞬間から「生活の質(QOL)」について改めて考える貴重な機会となりました。また、入居者の方々がeスポーツを楽しむ様子も見学させていただき、生徒たちは興味深そうに見学していました。さらに、今年4月から勤務されているサービススタッフの方から、仕事のやりがいや日々の業務、自身の進路選択についてお話を伺い、生徒たちにとって大変参考となりました。
まどか長町では、アットホームな雰囲気の中で、入居者の方々と家庭菜園に取り組む様子を見学しました。また、同年代の実習生が実習に取り組む姿や、実際の介護計画についてお話を伺うなど、貴重な交流の機会もいただきました。
さらに、ベネッセスタイルケア独自の社内資格である「マジ神」について説明を受け、実際に取得されている職員の方から、「マジ神AI」を活用した利用者一人ひとりに寄り添う支援について学ぶことができました。専門的な知識や技術の習得を通して職員自身が成長し、その学びを利用者の生活の質の向上につなげている姿勢に、生徒たちは大変感銘を受けていました。
午後からは、社会福祉法人青森社会福祉振興団 特別養護老人ホーム「まるめろ」を見学しました。「創意工夫・努力と情熱 ~一人ひとりの心地よさを大切に~」という理念のもと、利用者の皆様の生活をより豊かなものにするための支援についてお話を伺いました。施設の建物周辺には塀がなく、花々や噴水が配置されており、生徒たちは施設に入る前から地域ともに心が安らぐ環境づくりがされていることを感じ取っていました。見学では、見守りセンサーをタブレット端末で確認するシステムや、お掃除ロボットなどのICT機器の活用について説明を受け、実際に体験させていただきました。また、施設が取り組む海外事業についてもご紹介いただきました。施設内には美術館や図書館が設けられており、その空間づくりからも利用者の方々やご家族への深い思いが感じられました。さらに、公共性・公益性を大切にしながら地域に愛される施設を目指していることもうかがうことができました。ユニット内では、職員の方が利用者の方と笑顔で語り合う様子が見られ、人を大切にする温かな支援の姿勢を学ぶことができました。
見学後、生徒からは、「これまで見たことのないICT機器を知ることができ、とても勉強になった。」「今後の進路選択に生かしていきたい。」「利用者の方一人ひとりを大切にする介護について学ぶことができた。」などの感想が寄せられました。
今回の施設見学は、生徒たちにとって介護・福祉分野への理解を深める大変貴重な機会となりました。ご多用の中、生徒たちの学びのためにご協力いただきました各施設の皆様に、心より感謝申し上げます。