【土木科】校庭トラック測設実習

 現在、迫桜高校土木科では地域貢献活動の一環として近隣小中学校の校庭トラックの測設作業を実習として行っています。

 「1周200mで設定しているけど、実際ほんとに距離が取れているの?」「今、180mで設置しているけど、200mにはできないの?」「校舎に対して斜めになってしまっている。」などのお悩みにできる限り対応しています。

 

 今年度はすでに鶯沢小学校様、宝江小学校様、若柳小学校様の3校で実施させていただきました。

「トータルステーション」という測量機械を使い、一度の観測で角度、距離を読み取ります。

角度に関しては1°の1/3600(1秒)単位まで、距離に関しては1ミリメートルの単位まで正確に測定できます。

 

観測点には「反射プリズム」という器具を設置し、レーザーを当て、反射にかかった時間から距離を算出しています。

小中学校の児童生徒が元気に使ってくれる姿を思い描いて、より精密なものを設置するため、本校生徒も一生懸命作業に取り組みました。

 

 ご協力いただきました小学校の皆様、ありがとうございました。

 今後もご要望にお応えしていきますので、是非お声がけください。